2018/05/30

『イカリエーXB1』


 1963年公開、チェコスロバキア作品『イカリエーXB1』。キューブリックも影響を受けたらしいSF作品だとの触れ込みだったが、予想を遥かに超える問題作。共産主義全盛のチェコスロバキアでこれほどの作品が作られたことに驚き。特に、原爆、原子力に対する、ある意味で先鋭的な当時なりの視点も盛り込まれており、活動家は必見かと。

2018/05/25

BILLIE IDLE、結局FCに入るの巻


 今宵は、電撃ネットワークのギュウゾウ氏主催『キラキラ ギュウ農フェス』@渋谷WWW。先日見たフィロソフィーのダンス、そしてカミヤサキが復帰したGANG PARADEは素晴らしかったのだが、今の私は、もうBILLIE IDLE。今日のパフォーマンスもツボ。結局、ファンクラブにも入るという、ある意味、既定路線。

2018/05/22

横浜アリーナは、リンリン曰く「素通り」


 BiSH『TO THE END。メジャーデビューから2年で、ここに立つ彼女たちの姿を見に横浜アリーナへ。3年前、BiSロスからの流れでハマり、インストアや、多くの友人の名前を借りて応募した7月のSHELTERワンマン(結果、3枚当たったのだが)に行ったなと。メジャーデビュー後は、でかくなり過ぎた感があって、ちょい離れたのだが、昨年から、またハマって今に至る。
 で、今日のライブ。ソールドアウト、1万2000人だと。本人たち曰く、横浜アリーナは「通過点」(リンリンは、「素通り」と言っていたが)。でも、この先に何を見せてくれるのかが、怖くなるほどに、良かった。次から次に飛び出す激しくエモで、ポップなシックな楽曲。素晴らしいと言いつつも、これまでの最大キャパを生かしきれていたかが、課題かな。昨年から続いた全国ツアーのなんばHATCH公演のようなエンディングも期待してたしね。
 でも、良かった。ほんと良かった。

SET LIST
01. BiSH ~星が瞬く夜に~
02. ヒーローワナビー
03. PAiNT it BLACK
04. HiDE the BLUE
05. SCHOOL YARD
06. 社会のルール
07. オーケストラ
08. Life is beautiful
09. GiANT KiLLERS
10. MONSTERS
11. OTNK
12. My landscape
13. SMACK baby SMACK
14. 生きててよかったというのなら
15. JAM
16. ウォント
17. ファーストキッチンライフ
18. スパーク
19. プロミスザスター
20. DA DANCE
21. beautifulさ
en01. ALL YOU NEED is LOVE

2018/05/20

プロレスリング・シークレットベース


 今日は、調布で、プロレスリング・シークレットベースの取材。清水基嗣選手にインタビュー。プロレスや調布で団体を運営することなど、熱い思いを聞けた。今日の興行には、MEN'S テイオー選手や黒田哲広選手も参戦。
 定期興行は、月1回、調布はあとふるホールで。その他にも、新宿FACEでの興行など。皆さん、ぜひに。


 そして、大プッシュしたいのが、宇宙銀河戦士アンドロス選手。しゃべり過ぎるプロレスラーとして、「アウトでらっくす」出演を提案したい。

2018/05/17

不安定な安定感


 THERE THERE THERES企画「Bubble Wrap」。カッコいい女性ユニットをブッキングするという企画。フィロソフィーのダンス、ほんとカッコよかった。Duran Duranな感じのファンク感。
 で、 THERE THERE THERES。新メンバー、小島ノエが加入してからは、初めてだが、小島ノエ、いい。細身で透き通るような白さは、案外、TTTになかったかも。切なさが増したね。でも、みずほとKaiの古参が、またいい。不安定な安定感ですな。
 そして、8月9日、リキッドでのワンマンも決定。 見逃せません。

2018/05/16

The Texas Chain Saw Massacre


 映画『悪魔のいけにえ』、個人的には、『The Texas Chain Saw Massacre』、その主人公、レザーフェイスのキャラクターがどう形成されていったのかを描く、トビー・フーパーのラストプロデュース作品『レザーフェイス』。
 悪くなかった。個人的には、切ない青春映画と受け取った。ただ、今のR指定とかのあり方には疑問。これ、R18+。いやいや、もっと若くて見ても良いでしょ。と、思うのだがね。
 『The Texas Chain Saw Massacre』を、後追いで、家でレンタルビデオだったけど、10代前半で見たのは、正解だったと思うしな。
 そこから、コリン・ウィルソンとか澁澤、サドなんかにいくのだがね、私の場合。

2018/05/15

5.15 沖縄復帰の日


 今日5月15日は、沖縄が日本に復帰した日。
 辺戸岬(沖縄県本島の北端)に建つ「祖国復帰闘争碑」。この碑には、私たちの大先輩(初代全電通沖縄県支部委員長)であり、沖縄県祖国復帰協議会議長として、当時の沖縄返還闘争をけん引した桃原用行氏の『全国のそして全世界の友人へ贈る』と題する碑文が刻まれている。
 沖縄の人たちの思いは、46年前も今も変わっていない。
 以下、引用。

 全国のそして全世界の友人へ贈る

吹き渡る風の音に耳を傾けよ。権力に抗し復帰をなし遂げた大衆の乾杯の声だ。打ち寄せる波濤の響きを聞け。戦争を拒み平和と人間解放を闘う大衆の雄叫びだ。

 “鉄の暴風”やみ平和のおとずれを信じた沖縄県民は、米軍占領に引き続き、一九五二年四月二八日サンフランシスコ「平和」条約第三条により、屈辱的な米国支配の鉄鎖に繋がれた。米国の支配は傲慢で県民の自由と人権を蹂躙した。祖国日本は海の彼方に遠く、沖縄県民の声は空しく消えた。われわれの闘いは蟷螂の斧に擬された。

しかし独立と平和を闘う世界の人々との連帯であることを信じ、全国民に呼びかけ、全世界の人々に訴えた。

見よ、平和にたたずまう宜名真の里から、二七度線を断つ小舟は船出し、舷々相寄り勝利を誓う大海上大会に発展したのだ。今踏まえている土こそ、辺土区民の真心によって成る沖天の大焚火の大地なのだ。一九七二年五月一五日、沖縄の祖国復帰は実現した。しかし県民の平和への願いは叶えられず、日米国家権力の恣意のまま軍事強化に逆用された。

しかるが故にこの碑は、喜びを表明するためにあるのでもなく、ましてや勝利を記念するためにあるのでもない。

闘いをふり返り、大衆が信じ合い、自らの力を確め合い、決意を新たにし合うためにこそあり、人類が永遠に生存し、生きとし生けるものが自然の攝理の下に生きながらえ得るために警鐘を鳴らさんとしてある。

2018/05/14

BILLIE IDLE沼


 BILLIE IDLEの1st EP『"4 in 1" THE OFFICIAL BOOTLEG』。この中の「どうせ消えてしまう命なら…」。BILLIE IDLE名義だが、元BiSメンバーでBILLIE IDLEのヒラノノゾミ、ファーストサマーウィカに加え、これまた元BiSのテンテンコ、ミチバヤシユカリ、カミヤサキというメンツによる音源。
 ディスクユニオン立川店で発見。いいタイミング。泣けるピアノエモ曲。土曜日のライブでも披露されたが、さて、6月6日以降、また披露されるのか。さて。

2018/05/12

結局、プー・ルイの旅に同乗。


 BILLIE IDLE「P.S.R.I.Pツアー」ファイナル@代官山UNIT。80年代感がハンパない。ラフィン、ジャパメタ、Wink、アン・ルイスな感じ。いいわ〜。特に、『P.S.R.I.P』のカップリング『エンドロール』はツボ。アンコールで聴けて良かった。大満足。
 と、思っていたら、ダブルアンコール。会場のスクリーンで、アニメ寸劇。何となく気づいたのだが、披露されたのは新曲、テラローザ感のメタルナンバー(聖飢魔II〝FIRE AFTER FIRE〟のカバーだと)。
 で、曲の途中、フードを被った人物登場。だろうね、だろうね、プー・ルイ降臨。
 そう来るかね、だめじゃん、乗っかるしかないじゃんね。とは言え、他のメンバーの思いは、どうなん。も、含めて、面白い展開だと思う。やられたね。 

SetList
01. anarchy in the music scene(long ver.)
02. be my boy
03. my case
04. 想い出がいっぱい
05. LOCO☆MOCO
06. 彼方に…。
07. be-bop tu-tu
08. どうせ消えてしまう命なら…
09. はじまりエモーション
10. 理由なき反抗期
11. 泣きそうサンデー
12. サウンドオブミュージック
13. MY WAY
14. メモリーズ
15. さよならロマンティック
16. 東京マリールー
17. STAY
18. ラストソング
en1.P.S.R.I.P.
en2.エンドロール
en3.FIRE AFTER FIRE

バッドエンド


 映画『ラブレス』。またしても、バッドエンド。まったく報われない感じ。どうしよう。

2018/05/09

女は二度、何を決断したのか


 映画『女は二度決断する』。ネオナチのテロによって夫と子供を失った女性を描いた作品。法廷の場面など、とても重い映画だった。個人的には、バッドエンド。でも、愛、差別、正義、検察、司法、すごく考えさせられらた。いい映画だと思う。

2018/05/04

サバービコン


 ジョージ・クルーニー監督作品『サバービコン』。サポートするは、コーエン兄弟。1950年代に起こった人種差別暴動をモチーフにしながら、ある家族の表と裏を描き出した衝撃の悲喜劇。ドキドキが止まらないエンターテイメントな問題作。単純に面白くて、終わって、じんわり。好きだな〜。

2018/05/01

THE EMPiRE STRiKES START!!


 BiS、BiSHなどが所属するWACKとavexによる共同プロジェクト、EMPiREの初ワンマンライブ@BLITZ。前半は、YU-Ki EMPiRE、YUKA EMPiRE、MAYU EMPiRE、MiDORiKO EMPiRE、YUiNA EMPiREの第一期体制、後半は、ここからYUiNA(昨日をもって、BiSに移籍)以外の4人に、MAHO EMPiREとMiKiNA EMPiREを加えた6人の新体制でのライブ。ちなみに、前半と後半でセットリストは同じというWACKらしい展開。
 とりあえず、いいライブだったし、後半、新メンバーの不慣れさも目立ったが、期待値は高い。何と言っても、曲がきれいなのは魅力的で強いポイント。
 はじめからメジャーデビュー、初ワンマンにしてソールドアウトという恵まれた環境に対して、2階席から見ていたBiSのメンバーは何を思うのか。


 秋には全国ツアーとミニアルバムの発売だと。忙しくなりそうだね。

Set List

WiTH YUiNA EMPiRE
01. EMPiRE is COMiNG
02. Buttocks beat! beat!
03. デッドバディ
04. MAD LOVE
05. Don't tell me why
06. TOKYO MOONLiGHT
07. LiTTLE BOY
08. Black to the dreamlight
09. コノ世界ノ片隅デ
10. アカルイミライ
11. FOR EXAMPLE??

NEXT EDiTiON
01. EMPiRE is COMiNG
02. Buttocks beat! beat!
03. デッドバディ
04. MAD LOVE
05. Don't tell me why
06. TOKYO MOONLiGHT
07. LiTTLE BOY
08. Black to the dreamlight
09. コノ世界ノ片隅デ
10. アカルイミライ

11. FOR EXAMPLE??