2024/12/31

颯太郎、風生夏と、新宿の三平でランチ


 今日は、颯太郎、風生夏と、新宿の三平でランチ。ご飯を食べたり、プリクラを撮ったり、歌舞伎町を偵察に行ったりと、楽しい時間を過ごせた。今年もありがとう。来年もよろしくね。
 

2024/12/27

すべての人に勧めたい『I Like Movies』

 『I Like Movies』。ニューヨーク大学で映画の勉強をすることを夢みて、レンタルDVD屋でバイトする高校生。人とうまく接することが、とことんできない彼と母親、友人らのストーリー。
 映画らしい映画、ラストシーンが特にいい。映画好きは必見と話題の作品たが、すべての人に勧めたい。

今年一番見た映画『ルックバック』を年の瀬に


 年の瀬に『ルックバック』。今年一番見た映画となった。京アニ事件がモチーフだとか、OASISの「Don't look back in anger」オマージュだとか、知れば知るほど、痺れる作品。アマプラでも見たし、Blu-rayも買うと思うが、やはり映画館で見るのがお勧め。

 これで最後かなと思いながらも、年明け1月2日から下高井戸シネマでの上映が決定。行ったりして。

2024/12/25

子供たちが学ぶ権利を誰も奪うことは許されない。『型破りな教室』


 『型破りな教室』。麻薬と殺人など治安が最悪な地域にある、学力が最低な小学校が舞台。実話に基づく、生徒の可能性を信じる教師と生徒たちの物語。
 原題は、『Radical』。机上の教育ではなく、ある意味破天荒な授業を通して、子供たちが自主的に学ぶよう促す教師、そして段々と学ぶ楽しさを覚えていく生徒。
 まさに、「Education for All」。子供たちは等しく学ぶ権利を持っている。日本でも、ガザでも、ウクライナでも、ミャンマーでも。それは、誰も奪うことのできない権利である。

2024/12/23

来年もぜひ!『アナと世界の終わり』1回限りのクリスマス復活上映会

 『アナと世界の終わり』1回限りのクリスマス復活上映会! 入場者全員に、「本国ビジュアルステッカー」、上映前には、元ギャンパレの寺嶋夕賀さん、芸人・あんこさんによる「『アナせか』盛り上げ&クリスマスに観たいホラー映画座談会」と盛りだくさん。
 そして、上映。クリスマスに街をゾンビが襲い、女子高生がバッタバッタと倒していく、家族愛、切ない恋愛要素もありのミュージカルって、もう最高過ぎる。大好きな作品。分かっちゃいるけど、やはり、あのシーンで号泣。音楽も、いいわ。また劇場で見たい。

2024/12/22

KYOKO KOIZUMI TOUR2025 "BALLAD CLASSICS”ファイナル

 KYOKO KOIZUMI TOUR2025 "BALLAD CLASSICS”ファイナル@シェルターなんようホール。「Flapper」で始まり、「魔女」からの「Smile Again」でしびれ、「木枯らしに抱かれて」のアレンジに感動。そしてアンコールのラストは、「The Stardust Memory」ですよ。
 途中で、ガザの詩人の詩を朗読。小泉さん、素晴らしい。良かった!
 そして、なんようホール、音がいい。他のアーティストも見てみたい。

 

2024/12/20

生と死を重くなくて、ふわっと感じさせる『地獄でも大丈夫』

 『地獄でも大丈夫』。いじめに遭ってきた二人が自殺を図ろうとするも断念し、いじめっ子に復讐しようとするのだが、そのいじめっ子は新興宗教にハマっていてと、目まぐるしい展開を見せるシスターフッド映画。
 生と死を重くなくて、ふわっと感じさせる。『ゴーストワールド』が好きなら、お勧め。見た目上、何かが解決したわけではないが、二人の中で何かが変わった。いい作品。

2024/12/18

『MOOSIC LAB 2025』。今日は、『芋虫女の恋』と『はるの行き先』

 毎年、秀作に出会えるので楽しみなイベント『MOOSIC LAB 2025』。今日は、『芋虫女の恋』と『はるの行き先』の二本立て。設定も作風も全く違うのだが、見知らぬ人との出会いと交流が、主人公の一歩を促す。舞台あいさつでは、『芋虫女の恋』から、松田理奈監督と脚本の永妻優一さん、『はるの行き先』からは、柴野太朗監督、そして両作品に出演のボブ鈴木さん。柴野監督のこだわりには、頷くばかり。もっと話が聞きたかった。

2024/12/17

『喫茶店の水』


 左右社から出版されたフォトエッセイ『喫茶店の水』。喫茶店の水の写真だけなのに、物語が見えてくる。スタバじゃ、こうはいかん。というか、スタバに水ってあった?
 で、家にあるいろいろな写真集を見るの巻。ロンドンで買ったルチャドールの写真集『SLAM』、そして、ルート66沿いにあるダイナーのハンバーガーやサンドイッチと女性店員を写し取った『PLATES+DISHES』。この他にも、音楽ものや風景なども。年末に、引っ張り出して、楽しもうかしら。

ページをめくっては戻りを繰り返し、ようやく読了。『すべての、白いものたちの』

 ハン・ガン『すべての、白いものたちの』読了。「白」を巡る散文的な小説、シンプルに思えて複雑な作りで、ページをめくっては戻り、めくっては戻りを繰り返した。著者、訳者それぞれのあとがきを読み、また最初から読み直したくなった。

2024/12/15

ふうさんが、和太鼓日本一決定戦で、鐘、笛、銅鑼と大活躍


 太鼓祭2024 日本一決定戦に、ふうさんの学校が出場する、というか、ふうさんが出場するというので、大宮ソニックシティまで、応援に。
 会場に入ると、偶然、ふうさんが居合わせたので、京子さんと記念撮影。緊張しているとのこと。負けず嫌いだしね。
 大会は、大太鼓の部(大人、個人戦)、ジュニア(中学生以下、団体戦)、シニア(高校生以上、団体戦)があり、ふうさんが所属する日本航空高校太鼓部は、シニアの部に出場。
 で、ふうさん。今回は、鐘、笛、銅鑼を担当し、ステージ狭しと移動もあり、まるで忍者のよう。かわいらしかったよ。
 結果は、惜しくも二位だったが、一位が大人の離れしたパフォーマンス集団。悔しいとは思うが、次もあるしね。来年も出場すれば、応援に行きますよ。

2024/12/12

『ココでのはなし』。美味しいおむすびと味噌汁があれば、とりあえずは落ち着く、そんな場所があってほしい


 『ココでのはなし』。主演は、またまた山本奈衣瑠。今回は、ゲストハウス「COCO」に住み込みで働く詩子を演じる。吉行和子が、SNSにハマる泉役で共演。悩みを抱える人たちが引き寄せられるように「COCO」に集う。何も解決しないかもしれないが、美味しいおむすびと味噌汁があれば、とりあえずは落ち着く。そんな場所が誰にでもあれば、いい。そんな話。

 上演後に、出演の結城貴史さん、中川紅葉さん、こささりょうま監督の舞台あいさつ。スーパーカブの話で、あんなに盛り上がるとは。バイク査定シーンをじっくり見たいので、もう一度。サイン、ありがとうございました。

2024/12/11

幾重の切なさが促す成長の物語『夜のまにまに』


 『夜のまにまに』二回目。彼女と別れたばかりの男性と、彼の浮気の現場を抑えるため一緒に張り込もうという男性に頼む女性の物語。寒いこの時期にお勧めの、切なさが幾重にも重なりながら成長する主人公らが愛おしい。
 シネマカリテでの上映が一週間延長されたとのこと。もう一回は、見そうな予感がする。

いま山本奈衣瑠が熱い。『SUPER HAPPY FOREVER』


 『夜のまにまに』二回目の前に、同作品主演の山本奈衣瑠が出演している『SUPER HAPPY FOREVER』。亡き妻と出会ったリゾートホテルは閉館寸前。ホテルで、妻にプレゼントした赤いキャップ男性は探すが…。妻とホテルのベトナム人スタッフとの交流が温かく、切なさを増幅させる。
 それにしても、今年は、山本奈衣瑠が出ている作品として、『走れない人の走り方』『夜のまにまに』も上映されて、さらに他の2作も公開中とあって、山本奈衣瑠が、今年一番見た俳優となるかも。

圧倒的な表現力『別れを告げない(エクス・リブリス)』


 ハン・ガン著『別れを告げない(エクス・リブリス)』読了。韓国最大の愚挙「済州4.3事件」をモチーフに、作家のキョンハと映像作家のインソンが、インソンの母の記憶に寄り添い、虐殺による痛みと悲しみを今へとつむぐ物語。圧倒的な表現力だが、これを訳した斎藤真理子氏、そして編集者らもすごい。
 次は、光州事件をモチーフにした『少年が来る』を読まねば。このタイミングで、韓国人作家の作品にふれる偶然性も、ある意味奇跡。

2024/12/10

ヘザー、最高! PALE WAVES 「Smitten JAPAN TOUR」


 PALE WAVES 「Smitten JAPAN TOUR」。昨年のサマソニ以来2回目で、ワンマンライブは初体験。ところが、ギターのヒューゴが病気のため来日せず。何と3人編成ですよ。
 で、素晴らし過ぎた。何と言っても曲がいい。80年代から連なるUKのツボをすべて抑えてある。体にドス、ドスっと響くベースとドラムも気持ちいいね。
 そして、何と言ってもヘザー。彼女は今、世界一のシンガーではなかろうか。立ち姿もかっこいい。アンコール含めて18曲で80分弱。大満喫した。
 また来日してほしいし、イギリスで見てみたい。来年のレディングか?

Set List
1.Perfume 
2.Not A Love song
3.There’s A Honey
4.Change
5.Gravity
6.Drive
7.You’re So Vain
8.Eighteen
9.Last Train Home
10.Red
11.Unwanted
12.Easy
13.Thinking About You
14.Kiss Me Again
15.Television Romance 
16.She’s My Religion

en1.Glasgow
en2.Jealousy

2024/12/08

ビートルズの演奏シーンはありません。『No Hamburg No Beatles』


 『No Hamburg No Beatles』。ビートルズの演奏シーンはないのだが、ピート・ベストのインタビューや若くして亡くなった初代ベーシストのスチュアート・サトクリフのエピソードなど、知らない話が多くおもしろかった。

2024/12/07

紆余曲折を経て公開へ。『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』

 映画の公開に合わせてインタビューした佐藤そのみ監督『春をかさねて』『あなたの瞳に話せたら』初日。上映前に、佐藤さんとお話することができたのだが、そうとうに緊張しているとのこと。2019年の制作スタートから5年、紆余曲折があったことは、上映後の舞台あいさつで話されていた。
 大川小学校を襲った津波で妹を失った佐藤さんの実体験を元に撮影された両作品。震災の記憶を忘れないとともに、何よりも、自分にまっすぐでありたいと思った。

2024/12/04

オリオン座を眺めながら歩きたい。『夜のまにまに』

 『凪の憂鬱』の磯部鉄平監督作品。『夜のまにまに』。『凪の憂鬱』が、ドンピシャだっただけに楽しみにしていたのよ。ダブル主演として『走れない人の走り方』主演の山本奈衣瑠が、どこか不躾でつかみどころのない佳純を演じる。『凪の憂鬱』の辻凪子が、町田亜門演じる新平の姉役とあり、期待はマックス。
 そして良かった。主人公二人の関係にハラハラしつつ、新平のイマジナリーフレンドの存在に惹かれる。
 終わってからの帰り道、駅から、冬の空気を感じつつ、オリオン座を眺め歩きたくなる、そんな作品。

人身売買や児童虐待撲滅へ。『サウンド・オブ・フリーダム』


 『サウンド・オブ・フリーダム』。南米コロンビアに侵入し、児童人身売買組織の闇を探る捜査官。実話を元にした話だというが、彼の行動が、アメリカ国内法の強化につながったとか。
 フィクションであるため、脚色は加えられているのだろうが、スリリングな展開で、サスペンスとしても、いいし、こういうエンターテインメント作品が、シネコンで上映されるようになってほしい。
 「知ったからには伝えてほしい」。エンディングで流れる主演のジム・カヴィーゼルのメッセージも胸を打つ。人身売買や児童虐待撲滅に向けた本気度を感じる。

2024/12/03

PULPとWEEZERも見ようかと思える『rockin’on sonic』のタイムテーブル


 『rockin’on sonic』のタイムテーブル発表。両日共に開場が遅めだし、初日が21時前に終わるとか、翌日から仕事の二日目が20時前に終わるとか、いいね。これなら、PULPとWEEZERも見ようかと思える。

2024/12/01

テレビ向き? 『海の沈黙』


 『海の沈黙』。主演は本木雅弘、そして共演が小泉さん。悪くはないが役者だよりの感は否めず。倉本聰は、テレビの人なんだと思う。テレビで一年くらい掛けて放送すれば良かったかと。もったいない。
 菅野恵は、よかった。