2024/04/26

とにかく好きな『リンダ リンダ リンダ』

 早稲田松竹で、今日まで山下敦弘監督特集。滑り込みで、ほんと大好きな『リンダ リンダ リンダ』。約20年ぶりに、映画館で見たが、ぺ・ドゥナ最高。前田亜季、香椎由宇、関根詩織も素晴らしいし、湯川潮音の歌声もたまらんよ。そして、イハの音楽も、いい。
 この作品には、とにかくハマってDVDで何度見たことか。大きなスクリーンで見ると、また格別。もっと見に来ればと、悔やまれるので、帰ってDVD見る。
 そして、来週から、山下監督最新作『水深ゼロメートルから』が公開される。こちらも楽しみでしかない。

奇跡的にゲット「カケルのテーマ」の7インチシングル


 「かとうれい子によるテーマソング『カケルのテーマ』の7インチシングルが発売されたらしいのだが、すでに完売。出遅れた感があるが、とりあえず、コミックを楽しみたい」。
 と、昨日思っていたのだけど、もしかしたら~と淡い期待を持ちつつ、昼食後に、御茶ノ水のディスクユニオンへ。すると、棚に一枚「カケルのテーマ」が陳列されているではないか。売り物かと店員に尋ねると、そうだというので、即ゲット。何と、かとうれい子のサイン会参加券まで。私、行くのかしら?

2024/04/25

50年後に人類は絶滅しているのか? 『ANIMAL ぼくたちと動物のこと』


 映画『ANIMAL ぼくたちと動物のこと』試写会へ。科学者が「6度目の大量絶滅」と呼ぶ今の地球。50年後には、人類は生存していないかもしれない。16歳のベラとヴィプランは、世界各地を旅し、動物保護と気候変動問題に取り組む科学者や活動家のもとを訪れ、未来に向けた解決策を探していく。「人間の立ち位置を考え直す」というベラの言葉に、大いに同意。容易ではないが、すぐ取り組むべき課題が山積している。

出遅れた感はあるが、コミックを楽しみたい『レコード大好き小学生 カケル』


 SNSのTLで流れてきたマンガ『レコード大好き カケル』。試し読みしてみたところ、レコード愛に溢れているだけではなくて、展開がバカバカしいし、熱くもあり、今月発売された第1巻を購入。エピソードに登場するディスクガイドも掲載さてていて、なかなかに面白い。
 さらに、かとうれい子によるテーマソング「カケルのテーマ」も7インチシングルが発売されたらしいのだが、すでに完売。出遅れた感はあるが、とりあえず、コミックを楽しみたい。

2024/04/19

「NO WAR」こそが最大の慰霊。『骨を掘る男』


 自らを「ガマフヤー(洞窟を掘る人)」と呼び、沖縄戦の戦没者の遺骨収集を続ける具志堅隆松さんを追ったドキュメンタリー映画『骨を掘る男』の試写会へ。「NO WAR」と書かれたワッペンを貼ったキャップを被り、誰かに語りかけながら掘り続ける具志堅さん。彼が語る戦没者の最大の慰霊こそ、いま全人類がやるべき行動だと思う。

2024/04/17

どこかで見たことある? 『変な家』


ちょっと時間を潰そうと思い『変な家』を見たのだが、原作を読んでないので、そちらの評価は別だが、映画は雑。
 市川崑の『金田一耕助シリーズ』や『リング』『TRICK』など、どこかで見た作品を混ぜた感じ。

2024/04/16

原題は『The First Omen』


 『オーメン:ザ・ファースト』二回目。重要な役どころの少女カルリータを演じるニコール・ソラスの佇まいが、いい。
 ところで、この作品の原題は、『The First Omen』。ということは、続きがあるのだろうし、作品の作りも、それを暗示するものとなっている。そして、その物語の中心には、必ずカルリータがいるんだろうな。

2024/04/15

大人の常識は子供の非常識。『リンダはチキンがたべたい!』


 『リンダはチキンがたべたい!』。亡き父親の思い出の味を求めるリンダのちょっとした冒険譚。大人の常識は子供の非常識、逆も然りなストーリー。音楽もいいし、楽しめた。

2024/04/14

まさにジェンダー・フリー。『リトル・エッラ』

 『リトル・エッラ』。久しぶりに、ハッピーエンドな映画を見た。まさにジェンダー・フリーな、この作り、日本では、まだない。まったく説明臭くないし、さらっと、エッラにイラっと来て、いい。

2024/04/13

黒猫同盟「めざせ!モンマルトル」。

 黒猫同盟TOUR 2024「めざせ!モンマルトル」東京公演@ビルボード東京。何と、最前列のど真ん中の席。小泉さんファンの私だけではなく、奥野真哉氏を尊敬する京子さんも緊張しつつ、楽しかったわ。

2024/04/10

成瀬が天下を取りました


 『成瀬は天下を取りにいく』が、本屋大賞2024を受賞。今まで本屋大賞なんて意識したこともなかったが、昨年読んだ『黄色い家』と『水車小屋のネネ』がノミネートされていて、そこに、小説らしからぬ表紙の『成瀬』を見つけ、立ち読みして、一行目で衝撃を受けるというね。
 ほんと、成瀬がかっこよくて、友人の島崎が優しくて、いいのです。「小説新潮」5月号に、『成瀬』の新作が掲載されるとか。楽しみでしかない。

2024/04/09

『アイアンクロー』は、効くのである。


 子供の頃、これは効くのか?と試してみるプロレス技と言えば、アイアンクローか足4の字固めだった。映画『アイアンクロー』は、その鉄の爪、フリッツ・フォン・エリック「呪われた一族」の話。
 中高生の頃、テキサスに住んでいたおじが、ローカルのプロレス番組を録画したビデオを定期的に送ってくれていて、エリック兄弟の試合は、来日以前から見ていた。
 だから、デビットの死は鮮明に覚えているのだが、その背景や、ケリーの死などについては、あまり考えたこともなく、この作品を見て、約40年を経て彼らのことが分かってきたような気がする。
 パンフレットには、水道橋博士の寄稿文。プロレスファンらしくもあり、フリッツと石原慎太郎と比較するあたりが、博士らしいし、当時の時代背景を理解する上で必見。

2024/04/08

グロテスクで過剰な演出は皆無、クラシカルでとても好み、『オーメン:ザ・ファースト』


 『オーメン:ザ・ファースト』。ダミアン誕生に至るまでのあれこれ。まずスクリーンに映し出される色合いが、少しくすんでいて、1970年代イタリア映画な感じ。とてもクラシカルな味わいのホラー映画で、グロテスクで過剰な演出は皆無。じんわりと怖い。とても好みの作り。
 主演のネル・タイガー・フリーは、表情豊かで、ミア・ゴスとは違った狂気というか、情念がたっぷり。次回作ありの展開で、そうなれば、ネル・タイガー・フリーも出演するのだろうし、大いに期待したい。
 オリジナル・オーメンに通じるストーリーだけに、そっちに行きそうで、じゃない方なんだろうな。ネタバレになりそうなので、ここまで。


主題歌を歌うは、ブルース・スプリングスティーン。『ブルックリンでオペラを』


 『ブルックリンでオペラを』。タイトルや予告編を見て、ありがちなラブコメだと思いそうだが、案外に社会派なストーリー。ブルース・スプリングスティーンが主題歌「Addicted to Romance」を歌っているのも、そういうことかしら。

2024/04/06

上北沢で桜を愛でる


 エビィで沖縄そばを食べて、駅前の桜並木を見学。幹が太くて立派な古木が多い。なかなかにすごいわ。何年も行っていないが、成城の桜並木は、どんな感じになってるのかな。来年、行ってみるかね。

2024/04/05

『オッペンハイマー』も同様、観客を置き去りにしない『フォロウィング』


 クリストファー・ノーランの長編デビュー作『フォロウィング』。尾行という行為を通して重なり合う、さまざまな時間軸。難しい構成だけど、観客を置き去りにしないのは、『オッペンハイマー』も同様。『オッペンハイマー』、もう一度見ようかな。

ミア・ゴスの彼女の存在感に圧倒されっぱなし『インフィニティ・プール』

 ブランドン・クローネンバーグの新作『インフィニティ・プール』。世界一不穏な香り漂う俳優ミア・ゴスが出演しているとなれば、見ない理由はないし、彼女の存在感に圧倒されっぱなし。『X』シリーズ三作目が、早くみたい。

2024/04/03

いいことは何も起こらない『デストラップ 狼狩り』


  『コット、はじまりの夏』の余韻に浸りながら帰ればいいものの、続けて、シネマカリテの同じスクリーン、シートで、『デストラップ 狼狩り』。
 人里離れた山奥で、狩りを生業にし暮らす家族。前半は、雄大なカナダの自然の中で、父親と娘が狩りをする場面や、娘の将来を思い街で暮らすことを望む母親の姿など、家族ドラマの様相で、案外に何も起こらない。
 のだが、途中からの展開が、まーすごい。後で考えたら、伏線は一応張られてはいたのだが、けっこう大味で、そう来たのかと。とにかく、ラストはどえらいことになるし、見るに堪えられない人もいるはず。ポスターに騙されてはダメです。いいことは何も起こらないことは承知の上で、見るしかない。

予感はしていたが、切な過ぎるラストシーン。『コット、はじまりの夏』


 『コット、はじまりの夏』。貧しい家庭に育つ物静かな少女コットが、遠くの親戚夫妻と過ごす一夏の物語。貧困、育児放棄がテーマではあるが、両親や姉妹と離れて、優しいおばさん、寡黙だが温かいおじさんと暮らすコット。温かい食事を一緒に食べたり、髪をといてもらったり、コットが経験したことがなかった「ふつうの暮らし」。その日々に未来を感じるのだが、来るであろう、切な過ぎるラストが訪れる。
 シネマカリテでは、明日までの上映予定が、来週木曜日まで延長だとか。また見たい。

2024/04/02

目黒川を、五反田方面から中目黒まで歩く


 さて、目黒川を246方面から中目黒駅まで歩き、せっかくなので、最近気になっているラーメン屋でも行こうかと、山手通りをかつて住んでいた田道小学校界隈まで歩く。で、その店、毎週火曜日が定休だった。残念。
 ということで、中目黒駅まで戻ることにしたのだが、同じ道を辿るのも何なので、目黒川沿いを逆報告に歩いてみることに。界隈には、ずーっと前に入院していたこともある共済病院もあり、ここらもなじみ深い。
 で、住宅街の中にもかかわらず、案外を桜を見に来ている人がいる。こちら側は、あまり剪定されておらず、五分咲き程度でも、枝や花にボリュームあり。
 今年もだけど、今後、こっち方向が賑わったりするのかな。でも、トイレもほとんどないし、界隈が混乱しそうだけど。

さっぱりしました、目黒川の桜


 30数年前に住んでいたころには、大混雑するというほどではなかった中目黒界隈の目黒川の桜並木。いつからか駅のホームから人が溢れんほどになり、入退場規制がされるようになり、ゴミ問題もあいまって、そして、コロナ禍と、いろいろあったのだが、ようやく通常通りかと思いきや、である。
 なんと桜の木を剪定し、桜の季節に行なわれていたライトアップも三月いっぱいで終了とのこと。そうであれば、そんなに混んでいないかも~と、渋谷からバスで中目黒へ。菅刈小学校前で下車し、川沿いを中目黒駅方面へ歩く。
 ここの桜並木は、花開いた枝が、川の両側から垂れ下がり、川面がピンクに色づくのが、見ものだが、剪定された結果、とてもさっぱり。物足りないっちゃ物足りないが、悪くないね。これから木が育っていくのも楽しみだし。

2024/04/01

いい日、旅立ち


 この4月から、東京を離れる颯太郎と風生夏と四人で、渋谷の長崎飯店で食事会。あれやこれやと話しながらの楽しい時間は、あっという間、近々の再開を誓い合って、バイバイ。てか、颯太郎、そのうち、烏山に居たりして。

原爆も、ホロコーストも、ジェノサイドも、やってる側からすれば、すべてが正義。『オッペンハイマー』

 何かと評判の『オッペンハイマー』を、とりあえず見てみることに。はじめから、反戦・反核作品だとは思っていなかったので、被爆者側からの原爆描写がないことには驚きもしないのだが、戦争って、この程度の人間によって進められていくんですよという認識は、クリストファー・ノーランと合っているのかな。原爆も、ホロコーストも、ジェノサイドも、やってる側からすれば、すべて正義ということね。
 オッペンハイマーの人生から、いくつかのフェーズを抽出して重ね合わせた作りや、登場人物とセリフが多いながらも、うまくまとめ上げられていて、とてもよくできた作品であることは、間違いないかと。3時間という長さは、まったく問題なし。

2024/03/31

和田靜香さん×渡辺満里奈さん 50代になった私たちが安心して暮らしていくために考えること」に行ってきた


 今日は、室町テラスの誠品生活日本橋で、「和田靜香さん×渡辺満里奈さん 50代になった私たちが安心して暮らしていくために考えること」。和田さん著『50代で一足遅れてフェミニズムを知った私がひとりで安心して暮らしていくために考えた身近な政治のこと』を中心にしてのトークだったが、子育て、家族など、人のつながりの大切さを感じられる心地のよい時間でありつつ、あれこれと考えさせられた。
 スライ&ザ・ファミリーストーンやマービン・ゲイなどブラックミュージックが好きだと言う満里奈さんにとって、「音楽と政治」は当たり前のようにつながっているだと。その辺りの話を、また聞いてみたい。

2024/03/30

蘆花恒春園で、高遠小彼岸桜を楽しむ


 染井吉野にはまだ早いが、高遠小彼岸桜を愛でに、蘆花恒春園へ。7~8分咲きというところだったが、菜の花とのコントラストも楽しめて、よかった。それにしても、外国人観光客の多いこと。よく知ってるよ。私も、もっと東京を知らねば。
 

2024/03/27

ジミーやジャマイカの人々の息遣いが感じられる、生々しいドキュメンタリー『ボンゴマン ジミー・クリフ』

 ジミー・クリフの1980年、故郷サマートンでのフリーライブを中心に収めた『ボンゴマン ジミー・クリフ』のデジタル・リマスター版。いくつかのライブ映像も交えた作品で、ジミーやジャマイカの人々の息遣いが感じられる。生々しいドキュメンタリーで、これは、お勧め。
 そして、今さらだが、ジャマイカのことをもっと知りたくなった。

2024/03/24

『12日の殺人 La Nuit du 12』。主題は、事件解決ではなかった。

 『12日の殺人 La Nuit du 12』。未解決事件の映画だが、主題は、そこにあらず。かなり地味、そして好きな作り。日本の刑事ドラマとか映画は、どうにかならんのかと思ってしまう。

2024/03/23

『COUNT ME IN』。ドラマーではない、ジョー・ストラマーとドン・レッツが実はポイント

 『COUNT ME IN 魂のリズム』。イアン・ペイス、ニコ・マクブレイン、トッパー・ヒードン、ラット・スキャビーズが出演しているとなれば、ね。そりゃ見るのだけど、思った以上に、よかった。ジョー・ストラマーとドン・レッツが重要なポイントをしゃべてるのも、重要。

2024/03/22

ビオレント・ジャックの20周年アニベルサリオ。FREEDOMS『 THE 下剋上 2024 』

 FREEDOMS『 THE 下剋上 2024 』。メキシコ人デスマッチ・ファイター、ビオレント・ジャックの20周年アニベルサリオは、チャンピオン竹田誠志とのチャンピオンシップ、Wガラスボート&カリビアン&蛍光灯+α Lucha Extrema!。強烈にクレイジーな、デスマッチが展開されたのだが、今日のガラスボードはすごかった。
 そして、葛西純選手や藤田ミノル選手のユニット、UNCHAINの卒業(解散)試合も、もちろんデスマッチ。こちらは、ダブル十字架ボード&凶器持ち込みデスマッチ。愛と血が溢れるデスマッチに、大満足。
 なのだが、平日とはいえ、これだけのカードを並べて、この客入りはさみしい。年末のデスマッチ・クリスマスは、ほぼフルハウスだったのに。ということで、もっと通って、発信しましょ。

2024/03/18

THE LINDA LINDASがやって来た


 THE LINDA LINDAS、日本では、初の単独公演。週末は日田に帰省も、そりゃ、行くでしょうと、とんぼ返りで渋谷へ。しかも、今回は、整理番号が比較的若い番号だったので、開場時間に合わせ、若干横ではあるものの、最前列をキープ。
 二年前のサマソニよりも、各段とうまくなっているし、余裕もあって、楽しげで、かわいらしい彼女たち。アンコールの「リンダリンダ」まで、1時間20分を、とことん楽しむことができた。
 リンダズがいる時代に生きていて、よかったよ。多分、慎も見に来ていたと思う。

Set List
1. Growing Up
2. Why
3. Monica
4. Talking to Myself
5. Yo Me Estreso
6. Excuse Me
7. Never Say Never
8. Rebel Girl (Bikini Kill cover)
9. Nino
10. No Clue
11. Fine
12. Remember
13. Too Many Things
14. Big Mouth (The Muffs cover)
15. Cuántas veces
16. No Obligation
17. Tonite (The Go‐Go’s cover)
18. Oh!
19. Racist, Sexist Boy
En.Linda Linda

2024/03/09

PIGGSの「DIRTYEPICTOUR」ファイナル


 プー・ルイ率いるPIGGSの「DIRTYEPICTOUR」ファイナル。PIGGSも今年4月で結成4年だと。プー・ルイは、14年選手だとか。ということで、プー・ルイを追いかけ始めて、私たちも11年。ということで、プー・ルイを見てると、元気になるし、ちょっと泣けるのです。

ベッソンらしい人間劇『DOGMAN』

 リュック・ベッソン最新作『DOGMAN』。父親と兄に虐待され、犬小屋で育った少年。母親は逃げ、何とか逃げ出そうとした少年は、父親に銃で撃たれ、車椅子生活に。大人になった彼は、ドラッグクイーンとなり、そして、不平等をなくすため、闘い始めた。と、けっこう複雑なストーリで、ベッソンらしい人間劇だった。
 主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が、怒りを越えた切なさがたっぷりで、素晴らしい。

2024/03/05

36分に詰まった青春賛歌。私立恵比寿中学『indigo hour』

 ねごとを手掛ける川崎みるくを新たなディレクターに迎えた私立恵比寿中学のニューAL『indigo hour』。全10曲で、何と36分にギュッと詰まった青春賛歌。三部部作として作られたリードトラック3曲は、きのこ帝国の佐藤千亜妃作詞と、今までとは違った色を打ち出しつつも、そこはエビ中。らしさは、きっちりと残っている。で、この36分が、私の通勤にもってこいなのも、いい。

2024/03/03

疑念が拭い去り切れない。『落下の解剖学』


 『落下の解剖学』。雪深い山の自宅で、夫が転落死。第一発見者は、視覚に障害がある息子。夫は自殺したのか、妻による殺人か。法廷のシーンを交えたドラマティックなサスペンスだった。クライマックスでグッときつつも、疑念が拭い去り切れないあたりの作りが、好み。
 あと、フランスの司法・裁判制度について、もっと知りたくなった。誰か詳しい人は、いないかしら?

2024/03/02

STOP GENOCIDE


 新宿南口で、3.2「STOP GENOCIDE」アクション。多くの在日パレスチナ人と支援する市民が結集。フェミブリッジから合流した人たちもいた。
 イスラエル系企業のボイコットなど市民にやれることは多い。政府だけでなく、野党も含めて圧力を掛けなければならない。
 「平和の前に、虐殺止めろ!」のアピール。そう、すべての国・地域での虐殺がなくならければ、平和なんて実現しないのよ。

緑のたぬきの再選を阻止せよ

 フェミブリッジ・アクション第3弾『金権マッチョ自民にNO!』。岸本聡子杉並区長、ライターの和田靜香さんらがトーク。
 まじで怒らんと、いかんよ、有権者。金権マッチョは、男性だけにあらず。まずは、今年は、都知事選。緑のたぬきの再選は阻止したい。

お笑い米軍基地の舞台裏

 パルシステム東京主催「沖縄の基地問題を笑い飛ばす お笑い米軍基地の舞台裏」。以前から話を聞きたかった小波津正光さん(まーちゃん、コント集団「お笑い米軍基地」創設者)のトークと「お笑い米軍基地」コント上映など。
 沖縄出身だからこそ成立させることができるシニカルなお笑い。一回は、現地で見なきゃだね。今年のライブは見に行きたい。。

2024/02/24

戦争反対!『アリランラプソディ〜海を越えたハルモニたち』


  『アリランラプソディ〜海を越えたハルモニたち』。もう一度見たくて、京子さんと一緒にK’sシネマへ。戦争反対を訴えるハルモ二たちの「800メートルデモ」が、カッコいいのよ。2015年の反戦争法運動を敗北したという人たちがいるが、決してそんなことはない。まだ継続中。
 そして、小説家の深沢潮さんと金聖雄監督のアフタートーク。「侵略と戦争、差別の中に生きている」という深沢さんの言葉にうなずき、うなずいているだけではだめだと思う。

2024/02/23

そこに歌があって踊りがある、まさにラプソディ。『アリランラプソディ〜海を越えたハルモニたち』


 『アリランラプソディ〜海を越えたハルモニたち』。戦争に翻弄され川崎にたどり着いたハルモニたちが、沖縄でおばあと語らい壕や慰霊碑を巡り、川崎で戦争反対・ヘイト反対を訴える。そこに歌があって踊りがある、まさにラプソディ。上映後には、文筆家の金井真紀さんと、金聖雄監督が登壇。今なお絶えない戦争とヘイトについて考える貴重な時間だった。

キム・ダミであればと、初日初回。『ソウルメイト』は、体温が感じられる作品だった。


 キム・ダミ主演『ソウルメイト』。キム・ダミであればと、初日初回。済州島を舞台に、二人の幼なじみのすれ違う人生を描いた、さみしくて切ないけど、体温が感じられる作品。キム・ダミ演じるミソと、チョン・ソニ演じるハウンが、ときおり姉妹のようにも思えてくる。いいです。

2024/02/22

シルクスクリーンプリントのカリオストロの城Tシャツ


 限定抽選の『ルパン三世 カリオストロの城』の場面をシルクスクリーンプリントしたTシャツ。近づいて見ると、その精細さにびっくり。もったいないけど、これは着てなんぼ。春が待ち遠しい。

2024/02/18

すでに人気者だった。boy genius、The Last Dinner Party、サバシスター


 気付いた時には、グラミー賞にノミネートされていたboy genius。しかも三部門で受賞。素晴らしい。初来日公演は、昨年のWet Legと同日だったらしい。


 今年のフジロック主演アーティスト第一弾で発表されたThe Last Dinner Party。こちらも今さら気付いたのだが、1stAL『PRELUDE TO ECSTASY』は、まさに衝撃。「Nothing Matters」が、ループして止まない。


 で、私の好みを知ってか知らずか、TLに流れてきた、サバシスター。最高です。こちらも、気付いた時には、すっかり人気者。

2024/02/17

ブラムハウスが、『ゴースト・バスターズ』を作ったら、こうなりました。『Five Nights at Freddy's』

 『Five Nights at Freddy's』。悪くはないが、まったく怖くもなくて、けっこうあっさりとしたテイストの作品。基になったゲームの世界観をもっと生かしても良かったかな。ブラムハウスが、『ゴースト・バスターズ』を作ったら、こうなりましたな感じかな。次回作、多分あり。

2024/02/16

ホントに終わったのか? 『ボーはおそれている』

 『ボーはおそれている』。アリ・アスター×ホアキン・フェニックス×A24であれば、期待せずにはいられないし、期待を裏切らないストーリー。話がいくつかのチャプターで区切られており、約3時間はあっと言う間。『トゥルーマン・ショー』や『ビバリウム』な感じの怖さあり。
 ただしホントに終わったのか、いまだ分からず、けっこう回収しきれていないので、もう一回は見るんだろうな。

2024/02/14

「Punk is Attitude」 ドン・レッツとチャーリー・ハーパー


 「REBEL DREAD HARDWARE TOUR ’24」-Don Letts & Hatchuck(REBEL DREAD HARDWARE)|山下直樹ーを見に、CLUB Queへ。仕事が押したため、かなり遅れたのだが、『REBEL DREAD HARDWARE presents Acme Attractions Era』上映と、トークセッションには間に合った。
 で、ドン・レッツの話が、たまらなく良かった。まさに、Punk is Attitudeで、D.I.Y.で、前を向いて進め、と。『PUNK:ATTITUDE』を案外知らないファンもいて意外だったけど、ここで再発見された意義は大きい。
 そして、そして、イベント終了後には、ドン・レッツに会えて、ジョーのサインが入ったライダースジャケットに、ドンのサインをしてもらうという、ね。『PUNK:ATTITUDE』が大好きな作品であることも伝えられたし、もう最高の夜。
 髙橋、ありがとね。

 そして、会場には何と、チャーリー・ハーパーもいて、ちゃっかりツーショット撮影をお願いしたところ、快く受けてくれて、これまた感動。ということで、渡英したいとの思いを強くした夜でした。

2024/02/13

ぐるっと世田谷、梅見旅


 週末、羽根木公園まで梅を見に行こうかということになり、ルートを探ると、自宅から徒歩で久我山まで行き、井の頭線で下北沢、小田急線で梅ヶ丘が一番近いんだと。
 では、と、京子さんが、北烏山四丁目梅林経由で久我山まで行こうと言うので、てくてく歩いて向かう。天気もよく、梅も見ごろで、気持ちがいい。明日もう一度来て、ピクニックを行なうことにして、羽根木へGO。


 昼前に羽根木に到着すると、すでに多くの人で賑わっている。外国人観光客の姿もちらほらと。よく調べて来てる。私たちも、早いとこ、いろいろ調べて海外に行きたいものである。
 で、この後、梅ヶ丘からバスで、等々力、徒歩で尾山台、再び等々力からバスで成城学園前、そしてバスで千歳烏山と、世田谷区をググるっと。無計画だったわりには、とても楽しい小旅行だった。

2024/02/12

山の上ホテル


 山の上ホテルが、今日をもって長期休館に。最終日とあって、かなりの人で賑わっていた。これらの写真は、以前取材した時に撮影したもの。培われてきた記憶や文化も含めてのホテル。どう継承されていくのかしら?

『哀れなるものたち』仕様のホワイトシネクイントの看板、ちょっと欲しい


 ホワイトシネクイントで、『哀れなるものたち』二回目。初見の京子さんは、「あんな作品、よく考えるよね。衣装もすごい」と関心しきり。
 ストーリーもさることながら、カメラワーク、衣装、音楽、ほんと素晴らしい。
 そして、ホワイトシネクイントの看板が、『哀れなるものたち』仕様に。ちょっと、欲しい。

2024/02/06

Laura Day Romanceワンマンライブ『We are who we are』

 Laura Day Romanceワンマンライブ『We are who we are』。3人(サポート含む6人編成)になってからは初めて見たが、バンド感が増していて、いいね。名曲「SAD NUMBER」が浮くほどに、新曲を含め、ほんと良かった。次回は、ZEPP SHINJUKU。何気に、FCに入っていたりするので、とりあえず、先行抽選に応募。

 ところで、物販では、ボーカルの井上花月とBROTHER SUN SISTER MOONの惠愛由が、フェミニズム、セクシュアリティ、ケアをテーマに対話したZINE『Call If You Need Me』を販売。最後の一冊をゲット。読み込みます。