2022/03/30

戦争反対

 
 「ウクライナ映画人支援緊急企画:ヴァレンチン・ヴァシャノヴィチ監督作品上映会」。上映作品は、2025年、ロシアとの戦争が終結して1年という設定の『アトランティス』、ロシアがウクライナに侵攻を始めた2014年を舞台とした『リフレクション』。『アトランティス』は日本での劇場公開はなく、『リフレクション』に至っては日本初上映。ロシアのウクライナ侵略がいま始まったものではないことを理解できる重要作。
 戦後であろうと癒えることのない痛みが、長回しワンシーン・ワンカットによって表現される。メッセージもさることながら、両作共に極上の作品だった。『リフレクション』の冒頭シーンは、戦争が大人だけでなく子供も巻き込んでいくさまを、うまく表現していて、特に印象的。
 上映の合間には、筑波大・梶山裕治教授とプロジェクトチーム代表・矢田部吉彦さんによるアフタートーク。ウクライナとロシアの歴史的背景をふまえた映画論と反戦のメッセージ。とても学びのある有意義な時間だった。

2022/03/29

慎も私も大のプロレスファンなのです


 慎も私も大のプロレスファン。子供のころの新日本、全日本に始まり、初期FMW、藤原組などなど、いくつもの団体を見に行ったのを思い出す。最後に一緒に行ったのは、昨年8月の『葛西純プロデュース興行 東京デスマッチカーニバル2021 vol.2』だった。
 そして、今日は、一人で、 FREEDOMS『The 下剋上 2022』へ。メーンイベントは、「KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP」葛西純(王者) vs 正岡大介(挑戦者)、 ガラスボード+αデスマッチ。葛西選手は負け王座陥落も、あの二人にしかできない驚くほど正統なプロレスリングの駆け引きと上質のデスマッチを堪能した。
 5月のビッグマッチ・横浜武道館大会では、正岡 vs 元チャンピオン・杉浦透のチャンピオンシップも決定。この流れ、悪くないと思う。

2022/03/22

Makoto passed away.


 弟、慎が3月16日に永眠した。51歳。慌ただしくしていたし不規則な生活、酒も好きだったしと、要因はいろいろあるのだろうが、結局、直接的な原因は分からずじまい。けっこう会って飲んだりする方だったのだが、直接会ったのは昨年8月の後楽園ホールが最後。その後、メールなんかでやりとりをしていて、3月13日の送信が最後。返事が返ってくることはなかった。
 3月15日は勤め先の人と話をしているので、その後容態が悪化したもよう。あっけないものである。
 今日、荼毘にふして、烏山のわが家は。京子さんと簡単な祭壇やら供え物をこしらえ、数日間滞在の後、実家がある大分県日田に連れて帰る予定。
 これまでお世話になったみなさん、本人に代わって、お礼を申し上げます。そして、たまには、慎のことを思い出してあげてください。

2022/03/13

内面の描写に重きが置かれていた『THE BATMAN』


 『THE BATMAN』。予告編では、主人公ブルース・ウェインが、悩み暴力を爆発させたかのような激しい映像で観客を煽りまくっていたが、アクションシーンよりも、各キャラクターの内面の描写に重きが置かれていたのかと。3時間という長尺だが、一定の緊張感がずーっと張りつめていて、息が抜けない。終わってみれば、あっという間という印象かな。丸の内ピカデリーのスクリーン2、2階席の一番前を確保できたのも、良かった。

2022/03/09

3、2、1、ZERO1!


 最近のプロレスと言えば、FREEDOMSくらいしか追っかけていなかったのだが、『KAMINOGE』最新号の横井宏考インタビューで、ZERO1の20&21周年興行に、引退している横井選手が出場しることを知る。
 タイトルは、「押忍PREMIUM PROWRESTLING SHOW ZERO1旗揚げ20&21周年記念大会『プロレス』」だと。公式サイトをチェックしたら、鼻血が出そうな出場選手&対戦カードに俄然盛り上がり、京子さんを誘いチケットを購入。
 横井選手のほか、葛西純、橋本大地、黒田哲広with金村キンタロー、小笠原和彦、富豪富豪夢路、黒毛和牛太、アレクサンダー大塚、澤宗紀、高岩竜一ら所属・常連選手、そして、杉浦貴、丸藤正道、船木誠勝、関本大介など他団体トップが参戦。
 ジャガー横田(ワールド女子プロレスディアナ)&神取忍(LLPW-X) vs ダンプ松本&クレーン・ユウwithブル中野&ザ・ベートーベンなんてカードもあったりする。
 とにかく楽しみ。

『KAMINOGE』は情報満載


 『KAMINOGE』最新号は、「前田日明が選ぶ新日本歴代最狂トンパチ発表!!」。あなたではないのかと問いたいが、そこは横に置いておこう。田中正吾氏が昨年亡くなっていたとは知らなかった。


 で、数年前に引退した横井宏考インタビュー。RINGS(ここ重要)、ZERO1、UFO、PRIDEと応援し続け、かなりライブで見ていた選手。この中に、ZERO1 20&21周年に参戦するとの情報が。やばいっす。

2022/03/06

リナ・クードリから目が離せない『GAGARINE』

 『GAGARINE』2回目。主人公ユーリのガールフレンド役は、リナ・クードリ。『フレンチ・ディスパッチ』での聡明で生意気なインテリ女子大生役もカッコ良かったが、本作での移民が住む団地に入れない被差別民ロマの役も、またいい。彼女、何ヵ国語が話せるんだろう。予告編が上映された『オートクチュール』でも抜擢。彼女は注目株だと思う。個人の見解ですけど。

2022/03/05

他人ごとではありません。『選ばなかった道』


  『選ばなかった道』。認知症の作家と娘の一日を、父親の記憶を重ねながら、経過させる複雑な構成。エル・ファニングが出てるからと見に来たが、老いや家族など、土曜日の朝っぱらから、いろいろ考えることに。とはいえ、エル・ファニングは、いい。何だかんだ演技に凄みというか、奥行きが出てきた。目が離せません。

2022/03/01

主人公ユーリが見た地球も青かった。『ガガーリン』


  『ガガーリン』。老朽化と2024年パリ五輪のために取り壊される大規模公営団地「ガガーリン」。すごいネーミングだけど、実在したらしい。そして取り壊しに抗う主人公はユーリ。そのまんまじゃね?となるのだが、実は、このネーミングセンスがポイントだった。ユーリと友人の青春群像を中心に物語は進行するが、決して裕福とは言えない住人らの連帯がそこにはある。命と居住をも問うている。
 美しい色と音楽が重たいテーマを優しく包む、いい作品だと思う。