2025/06/25

笑えて、泣けて、しかも怖い、タイムリープ作品『リライト』

 池田エライザ主演『リライト』。監督は、『くれなずめ』が印象に残る松井大吾、脚本は、タイムリープものと言えばなヨーロッパ企画の上田誠。そして、舞台は、尾道。これは、期待大とシネマカリテへ。
 冒頭映し出される尾道の風景に、教師役として尾美としのりと、爆上がりするのも束の間、予想を裏切る意外な展開。笑えて、泣けて、しかも怖い。エライザと橋本愛の間に張りつめた緊張感、良かった。また見たいし、売り切れだったパンフレットを手にいれねば。
 ちなみに、エライザ演じる主人公の母親役には、『ルノワール』でも、母親を演じた石田ひかり。どちらも素晴らしかった。