2024/03/09

ベッソンらしい人間劇『DOGMAN』

 リュック・ベッソン最新作『DOGMAN』。父親と兄に虐待され、犬小屋で育った少年。母親は逃げ、何とか逃げ出そうとした少年は、父親に銃で撃たれ、車椅子生活に。大人になった彼は、ドラッグクイーンとなり、そして、不平等をなくすため、闘い始めた。と、けっこう複雑なストーリで、ベッソンらしい人間劇だった。
 主演のケイレブ・ランドリー・ジョーンズの演技が、怒りを越えた切なさがたっぷりで、素晴らしい。