オンガク、プロレス、シャシン、ムカシカラスキナモノタチ。
『聖なるイチジクの種』。自作映画で母国の政府を批判したとして、有罪判決を受けていたイラン人監督モハマド・ラスロフの作品。 2022年に起こったヒジャブの被り方を巡り、女性が殺害された事件をきっかけに広がった「女性・命・自由」運動。映画は、このムーブメントを背景に、ある家族の視点を通じて、宗教、家父長制、女性差別などを描く。 167分と長めだが、最後まで緊張が持続。SNS動画を交えた演出もいい。社会派であり、サスペンス・スリラーの傑作。