2020/07/20

間違いのない映像美、切なくも柔らかくて温かい『燕 Yan』


 『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』や『新聞記者』で撮影監督を努めた今村圭佑初監督作品『燕 Yan』(イェン)。前述二作のカメラワークや色味がとても好みだっただけに、楽しみにしていたのだが、コロナの影響で公開が遅れたり、時間帯が合わなかったりで、見られないかもとあきらめていた。が、何とか間に合った。ほんとは、登壇がある日がよかったんだけどね、ぜいたくは言えません。
で、久しぶりのアップリンク渋谷へ。台湾と日本を舞台にした家族の物語、切なくいんだけど、柔らかくて温かい作品だった。
 撮影は、今村監督自身があたっているだけに、間違いのない映像美。『志乃ちゃん』のさわやかさ、『新聞記者』の冷たさ、『燕 Yan』の蒸し暑さ、どれも青を基調にして表現されているのだが、全部違う。どれも好みだな。