2021/02/13

芦田愛菜もびっくり、優しくて切ない『わたしの叔父さん』


 恵比寿ガーデンシネマが今月で休館。最後の上映作品として選ばれたのが、デンマーク映画『わたしの叔父さん』。下半身に障害を持つ叔父、そして姪の二人が共に暮らし農家を営んでいる。今の生活から踏み出せるのか出せないのか、互いに葛藤を抱えつつも、互いを優しく包む。が、切ない。音楽がほぼ流れない作りも、その切なさを増幅させてるのかな。いい作品だと思う。
 ちなみに、主演の二人は、本当の叔父と姪。しかも、叔父さん役は、初演技だと。うそでしょ、と、芦田愛菜が言いそうである。