2026/10/08

ダークかつブラックだが軽快に進む元イルカの人生劇『ドルフィ⽥イル⾹の偏屈なダンス』


 名優・辻凪子さんの一人芝居『ドルフィ⽥イル⾹の偏屈なダンス』。舞台を見られなかったのが悔やまれるが、ポレポレ東中野で、映像化作品が期間限定上映。最終前日に来ることができた。ダークかつブラックだが軽快に進む元イルカの人生劇。圧倒された。


 アフタートークの相手は、ナイツ・塙さん。塙さんが毒を派手に噴射。こちらも良かった。


 マニックスと同じくらい辻さんにはサインをもらってるのは、ほんとの話。

マット・ディロンが、情けなくもかっこいい『ドラッグストア・カウボーイ』


 『ドラッグストア・カウボーイ』デジタルリマスター版。1990年の公開前年に、ポートランドの友達の家に滞在したことがある。作品の設定とは20年も後なんだけど、街や自然があまり変わってなくて、感動したんだよね。この作品、マット・ディロンが、情けなくもかっこいいんだな。
 ところで、公開当時、井の頭線につながる階段の天井に大きなポスターが貼られていて、壁づたいに登ってはがし持ち帰ったのは、いい思い出。

2026/10/04

『ファーストボイス』と続けて見て正解。『シャドーワーク』


  『シャドーワーク』。DV被害者が運営するシェルターが隠すワーク。ハッピーエンドではないが、展開に無理がなくていい。『ファーストボイス』と続けて見て正解。奈緒、最高。

ハラスメントがなくならない日本社会って? 『ファーストボイス』


 『ファーストボイス』。前代未聞? 非常識? 日本初の「セクハラ裁判」を描く、実話に基づいた作品。すごくいいのだが、ハラスメントがなくならない日本社会って?と感じずにはいられない。

2026/10/03

ループが止まらないかも?『ルックバック』


 『ルックバック』4回目。岡田六花、蒔田彩珠が演じた京本に感情移入してしまう。そして、鉛筆やシャープペンシル、ペンから、風や鳥のさえずりなど、こんなに音を感じる作品は稀有かと。特典には、藤野キョウの連載デビュー作『シャークキック』。これを読むとループが止まらなくなるかも。

2026/10/02

STFや三角絞めが登場する謎が解けた、『Man』2回目

 『Man』2回目。ストーリー展開もオチも知っているのに、とても楽しみで、そして、1回目とはまったく違った印象で楽しめた。アフタートークは、主演の宇野祥平さんと前田弘二監督。こちらも、STFや三角絞めが登場する謎が解けた。とても素敵な時間を過ごせた。

2026/10/01

「世界の終わり」がたまらなくいい、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』


 久しぶりに、『志乃ちゃんは自分の名前が言えない』を、Blu-rayで。この作品で、南沙良と蒔田彩珠を知ったのだが、ラストに、蒔田演じる加代が体育館で歌う「ミッシェル・ガン・エレファント』の「世界の終わり」がたまらなくいい。

2026/09/30

私もあの中にいたのかも? 『我々は宇宙人』


 『我々は宇宙人』。時代も場所は違えど、私も、あの中にいたのかな。いなかったのかも。怒涛の展開に少し疲れたが、いい作品でした。絵がまたきれいなだけに、痛みも強めですが⋯。それにしても、お客さんが多かった。

2026/09/27

15歳のさとこを演じた姫野花春、天才。『さとこはいつも』


 『さとこはいつも』。3人のさとこの話。15歳のさとこを演じた姫野花春、天才。すごいわ。ところで、沖田修一監督は、五ノ井の店主、誠さんと日芸映画部の同窓。現在、五ノ井では、『さとこはいつも』のポスターを展示しております。


2026/09/26

カーク・ハメットが、ヘンリー・ロリンズみたいに、よくしゃべる『マーダー・イン・ザ・フロント・ロウ』


 『マーダー・イン・ザ・フロント・ロウ〜俺たちのベイエリア・スラッシュ物語〜』。絶対に見るやつなのだが、邦題の「俺たちの~」が、超絶にダサい。映画は、いいです。カーク・ハメットが、『パンク・イズ・アティチュード』のヘンリー・ロリンズみたいに、よくしゃべるのも興味深い。

人間の情けなさを再認識。『雌鶏』


 『雌鶏』。雌鶏が出荷用のトラックから脱走し世界を駆け巡るという、とんでも作品。CG&AIは、ほぼなし。8羽の雌鶏の実演だと。
 冒頭5分で、鶏肉と卵をたべるのは止めようと思うほどの衝撃。自分を含む人間の情けなさを再認識。で、鶏肉と卵は尊敬をもって食べます。

2026/09/25

磯部ワールド全開、とにかく優しい作品。『噓もまことも』


 磯部鉄平監督作品『嘘もまことも』。客のニーズに合わせて人材を派遣する一風変わった会社に雇われた主人公。彼女が「演じる」のは、バンドのマネージャーだったり、幼い少女の母親だったり。磯部ワールド全開、とにかく優しい作品。笑えるし、うるっと来るし、そして笑顔に。辻凪子、根矢涼香ら磯部作品常連の登場シーンがぜいたく。主人公と根矢演じる女性が、最後まで交差しないのも、いい。

2026/09/23

『八つ墓村』野村芳太郎版と清水崇版の二本立て


 『八つ墓村』。絶対に外すからと思っていたのだが、1977年版との併映があるというので、新宿へ。で、劇場で初めて見る野村芳太郎が素晴らしいのは分かっていた(今週、アマプラで見た)が、清水版、いい。
 上映後には、清水監督、1977年版にも出演していた五頭兵夫さんらによるトーク。SNSの落とし穴など、監督の意図も伝わりよかった。もう一度見る。


2026/09/22

明日は我が身か?『ワンオペレーション』


 『ワンオペレーション』。娘の育児と看護を一人で背負うカウンセラーの主人公。夫は出張、家の天井は崩れと災難続きで、患者とのトラブルもあり、自身も崩壊寸前。前半はクスッとできるシーンもあるのだが、話が進むと、笑ってなんかいられない。自暴自棄が止まらない彼女の姿は、私の明日かも。

小泉さんこだわりの『ONCE ON - KK ON STAGE, Ed ON TEE -』


 小泉さんがツアーで着用した衣装とTシャツを展示する『ONCE ON - KK ON STAGE, Ed ON TEE -』。会場は、参宮橋のTEN10。入場者は、図録ももらえるのだが、何とこれらのTシャツは会場ごとに違ったのだとか。

2026/09/19

『ルックバック』3回目は、京子さんと一緒に


 『ルックバック』3回目は、再びDolby Cinema。今日は、京子さんと一緒に。昨日の2回目で、完全にスイッチが入った。ロケが行われた由利本荘には、聖地巡礼マップがあるらしい。やばい。


2026/09/18

3、作る気ですよね? 『温泉シャーク2 九州大決戦』


 『温泉シャーク2 九州大決戦』。日田のお隣、熊本県小国を舞台にしたサメ映画。前作も見たので一応ね。と言いつつ、こういうの大好きなのよ。くだらなくて楽しめた。後半、やけにダイナミックだし。そして、3、作る気ですよね?

すべてにおいて、合点がいった『ルックバック』2回目


 実写版『ルックバック』、2回目。1回目を見た後、原作とアニメ版で復習という名目の予習。さらに、K2 PicturesのYouTubeでメイキングも⋯。いやー、よかった。すべてにおいて、合点がいくよ。3回目もあり、いや来る。

 そして、実写版『ルックバック』入場者プレゼント第二弾は、劇中登場の漫画『メタルパレード』収録、全64ページの「Special Booklet Volume1」。『メタルパレード』を見て、もう一度劇場に行きたい。

2026/09/16

うさぎ追いし、な、『スターヴ・エイカー 召喚』


 『スターヴ・エイカー 召喚』。予告編からは、『オテサーネク』ミーツ『ラム』の雰囲気⋯。が、それらより怖いです。民間伝承に基づくストーリーで、フォーク・ホラーっていうらしい。うさぎもああなると、ね。ぞわっとさせられる、好きな作風でした。

2026/09/14

子供の頃の記憶をたどって。『リンカ リンカ~あの夏の先』


 『リンカ リンカ~あの夏の先』。日本初チベット女性監督公開作品だそうだが、私は、そもそもチベット映画自体を見るのが初めて。子供の頃の記憶が曖昧なことってあるのだが、負の部分は明瞭だったりする。そんな話。いい作品。

2026/09/12

京子さんが、積極的に「もう一回みてもいいかも」と。宇野翔平の快演光る『MAN』

 宇野翔平の快演光る『MAN』。まさかの展開。おもしろい。書き過ぎると、ネタバレになるので控えます。京子さんが、積極的に「もう一回みてもいいかも」と。
 上映後には、悪役の田中爽一郎さん、一條恭輔さん、前田弘二監督のトーク。あのシーンの裏側が⋯。髙橋、好きそう。

強烈な描写を正視し胸に焼き付けるべき、『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』


 塚本晋也監督作品『ネルソンさん、あなたは人を殺しましたか?』。ベトナム戦争で多くの人を殺し、自身もPTSDを負った帰還兵アレン・ネルソンさんの著書をベースにした作品。戦場は、被害者を生み加害者を生み、その傷が癒えることはない。強烈な描写を正視し胸に焼き付けるべき。


2026/09/11

プラス要素もあって、違った味わい、実写版『ルックバック』


 実写版『ルックバック』を見に、丸の内ピカデリーのDolby Cinemaへ。原作、アニメ、共に最高なわけだが、さて、是枝版は、プラス要素もあって、違った味わい。小学生時代の京本を演じた岡田六花、藤野役の七瀬ふうりがすばらしい。
 そして、この実写版を見て、腑に落ちないシーンがあり、帰宅してから、アニメ版、原作を見て納得。それぞれなんだだし、実写版は、とりあえずもう一度見たい。

「普通って何」の問いかけが⋯。『見えない娘』


 『MONDYS』チームの最新作。『見えない娘』。シングル・ファザーと3人の娘。末っ子のひかりは透明人間。笑って泣けるロード・ムービーだが、「普通って何」の問いかけが⋯。

2026/09/10

彼女は本当の姉なのか? 不思議なドキュメンタリー映画『グルスポングの軌跡』


 ノルウェー、デンマークを舞台とした『グルスポングの奇跡』。二人の姉妹が、自殺した姉とそっくりの女性と出会い、彼女との関係を調べる過程を追ったドキュメンタリー。
 出会った女性は、姉妹の異母兄弟で亡くなった姉とは双子。第二次世界大戦中、ナチスドイツが双子の研究をしていたため、双子の姉妹の一人は里親のもとへ。その話から展開する、信仰や血縁のあれこれ。真実はいかに? 不思議な作品だった。

2026/09/09

THE LINDA LINDASのメジャーデビュー・アルバム「GOTTA GET OUT」


 THE LINDA LINDASのメジャーデビュー・アルバム「GOTTA GET OUT」。ニューウェーブに加え、ハードコア色の強い曲もあるなど、」バラエティー豊かだが、どの曲もメロディアスですばらしい。そして、歌詞。トランプら強権発動者に中指を立てる姿勢に連帯したい。
 ただし日本語訳がビミョーでもったいない。

2026/09/06

グループシートで、都市対抗野球


 土日は、都市対抗野球を見に東京ドームへ。日曜日は、グループシート。プロ野球では買いえないだとうシートを買うことができて、いいね。結果は残念だったけど、楽しめた。

戦争はいま起きている。『ヒンド・ラジャブの声』


  2024年1月、ガザで7人の市民が乗った自動車が、イスラエル軍の攻撃を受け、6人が死亡。「むかえにきて」「あたし、しぬの」――緊急通報センターには、残された6歳の少女の声が…。映画『ヒンド・ラジャブの声』は、録音された少女の声と彼女を救おうとしたセンターのオペレーターの証言を元に製作された。たった2年前の事件でさえ覚えてもいなかった自分が情けない。そして戦争はいま起きていることを思い知った。目の前の悲劇を止めるために、何ができるのか考えたい。
 

2026/09/05

『わたしは あなたを 知らない、』。切ないのだが、希望のあるい、いい作品

 『わたしは あなたを 知らない、』。切ないのだが、希望のあるい、いい作品。伏線が張り巡らせれていたけど、回収のしやすさも好き。好きな俳優が揃い安心して見られるのも良かった。

2026/09/01

『ぼくたちの哲学教室』や『ベルファスト』を見返したい。『ケルト・ユートピア』


 『ケルト・ユートピア』。深い。アイルランドのことを、まだまだ理解していなかったと自覚。そして、『トロフィー』と同じように、アイデンティティについて考えさせられた。『ぼくたちの哲学教室』や『ベルファスト』を見返したい。

バカな大人は滅びるのです。『タイガー・ストライプス』

 『タイガー・ストライプス』。「少女の〈鬱屈〉と〈覚醒〉を描く、アドレセンス・ボディホラー」だとか。古い慣習に捕らわれた村で抑圧される少女が、虎に。SNS上のやりとりの描き方が秀逸。バカな大人は滅びるのです。

2026/08/29

うーーー、ってなると、京子さん。『ナイトボーン-夜哭-』


 『ナイトボーン-夜哭-』。『ハッチング-孵化-』のハンナ・ベルイホルム監督最新作。前作が好きなだけに期待大。さらに、「『ローズマリーの赤ちゃん』の再来」と言われているとなると、なおさら。
 で、うーーー、ってなると、京子さん。そして、『ハッチング-孵化-』を見返したら、これがよくて、二人して、『ナイトボーン-夜哭-』をまた見に行くことにした。

「チャリティー」ではなく「ソリダリティー」。『オールド・オーク』


 京子さんが未見ということもあり、アップリンク吉祥寺での上映が始まった『オールド・オーク』。私は、2回目。「チャリティー」ではなく「ソリダリティー」。何ともケン・ローチらしいし、その通り。最後の作品と言われているが、希望を描いたラストがいいし、また撮ってほしい。

2026/08/26

自分のアンコンシャスバイアスに衝撃。銃社会アメリカを考察する『ドラマなふたり』

 『ドラマなふたり』。ゼンデイア主演の恋愛ホラーコメディ。披露宴数日前に、主人公が自分の秘密を明かしたことをきっかけに、婚約者、友人らの思いがすれ違う。予告編から想像した秘密とは大違いというか、勘違いも甚だしく反省。アンコンシャスバイアスってやつですね。銃社会アメリカがいろいろな角度から考察されており、悪くない。

2026/08/25

リベラルへの提言、しかと心に刻んだ。ブレイディみかこ×eri 「“壊れゆく世界”で声を上げる」

 『それはどこでも起こり得る』(文藝春秋)刊行記念 ブレイディみかこ×eri 「“壊れゆく世界”で声を上げる」で、代官山の蔦屋書店へ。リベラルへの提案、しかと心に刻みました。短い時間だったけど、二年ぶりにみかこさんと直接話せたし、国会前デモのコーラ―であるeriさんにもあいさつ。お二人の著書に、サインも頂きました。
 戦争放棄パッチはeriさんの手作り。これまで三万枚を配布したそう。9月のデモは、20日。場所を、国会前から新宿ホコ天に移して実施。楽しそう。

2026/08/22

『白パンと独裁者』と対を成しているよう。『ヒトラーの毒見役』


 『ヒトラーの毒見役』。毒見役に選ばれた女性7人。それぞれのヒストリーが重なり合う。日本映画では見られない戦争感。『白パンと独裁者』と対を成しているよう。見る者にホロコーストを想起させる作りも、似ている。

2026/08/21

共有できる何かがあれば、いい。『床一面こんな感じ』


 『床一面こんな感じ』。どんなに仲がよくても他人。でも共有できる何かがあれば、いいのよ。二人のもとを訪れる、あの二人とは仲良くなれんかな〜。また見る。


2026/08/19

エンドロール後に流れた映像に切なさが爆発。『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』


 話題沸騰、この夏一番のヒット作『映画ちいかわ 人魚の島のひみつ』。平日の夜ならば空ているだろうと、シアタス調布へ。いろいろな感想やら噂にハードルを上げ過ぎたかなとも思ったが、エンドロール後に流れた映像に切なさが爆発。いろいろ考えさせられるね。
 ちなみに、『東京新聞』の「本音のコラム」では、カリフォルニア州立大助教授の大矢英代さんが、「かわいいキャラたちを人間置き換えると、既視感に満ちた資本主義社会の歪みが広がる。労働者のみなさん、『ちいかわ』は必見です」と指摘。
 配信されているシリーズを観てみようかと。

2026/08/18

『マーターズ』と重なる部分は多くも、まったく違う『レディ・オア・ノット2』


 『レディ・オア・ノット2』。1は観ていないのだけど、予告編で興味を掻き立てられたので。それにしても、作品に締める暴力描写の時間やカルトというテーマなど『マーターズ』と重なるのに、前半はかなり笑えるし、こうも違うかね。
 ま、『レディ・オア・ノット』は、ふつうの女性がサイコパスをやっつける設定ではあるのだが。3も、ありそうだが、その前に、1を観よう。


2026/08/17

描写によって【R18+】だが、怖いのはそこでない。『マーターズ』


 フレンチホラー『マーターズ』。「殉教」という意味だとか。映倫は、「極めて刺激の強い精神的・肉体的な拷問・虐待の描写がみられ【R18+】区分に指定」。その通りの描写が、作品の9割ほどを占める。
 でも怖いのはそこではない。自分たちが描く正義のためなら犠牲は厭わないという集団は、旧日本軍やナチスなど現実に存在したし、今もある。描写うんぬんよりも、その現実感を突き付けられ、ぞわっとした。

2026/08/16

これぞ娯楽作品! アン・ハサウェイがすごい、『オークストリートの異変』


 『オークストリートの異変』。ある日、街に恐竜が⋯。SF恐竜パニック映画。想像以上に激しい展開だし、これぞ娯楽作品って感じで、楽しかった。アン・ハサウェイ、すごいです。

2026/08/15

『オキナワサントス』と合わせて見たい『ニホンジン』


 終戦の日に、『ニホンジン』を鑑賞。10歳のブラジル日系移民三世・ノボルに、祖父が、移民政策、そして戦争に翻弄された過酷な人生を語る。この作品と同じテーマについて、ていねいに取材・製作された、松林要樹監督のドキュメンタリー『オキナワサントス』と合わせて見たい。

2026/08/14

製作・共同脚本がショーン・ベーカーで、衝撃の連続、『左利きの少女』


 『左利きの少女』。シングルマザーの母と10代の姉と暮らす5歳のイージンは左利き。家にお金はないし、家族はけんかしてばかり。そんな家族を助けようと、イージンは「悪魔の手」左手を使い町を駆け回る。という話なのだが、製作・共同脚本として、ショーン・ベーカーが名を連ねているだけに、衝撃の連続。笑顔で観終えることができたのだけど、考えさせられること、多々な作品。

2026/08/13

戦争と平和、差別・分断など重たいテーマが散りばめられている『白パンと独裁者』


 『白パンと独裁者』。第二次世界大戦末期のドイツ、主人公の少年ナニングの父親はナチスの高官。ナニングは母親らとハンブルグから両親のふるさとに疎開していた。母親は、心酔するヒトラーの死をきっかけに心身共に崩壊。ナニングは、母親を元気づけようと、食糧難の村で、白パンと蜂蜜、バターを手に入れるため奔走する。その途中で、ナニングが直面した父親の仕事の本質とは⋯。戦争と平和、差別・分断など重たいテーマが散りばめられている。必見。

2026/08/12

あまりにもの狂気に度肝を抜かれた『ワイズ・ブラッド』


 『ワイズ・ブラッド』。20世紀のアメリカを代表するジョン・ヒューストン作品だというが、ジョン・ヒューストン作品自体が初見。(おそらくべとなく戦争後に)除隊した青年が田舎に信仰心なき説教師になっていく。ヒューストンの作品では異色であり、日本初公開だとか。何も情報を入れずに見たのだが、あまりにもの狂気に度肝を抜かれた。

ドキュメンタリー映画『蒸発』ともリンクする『ゴースト・オブ・ウエノ』


 『ゴースト・オブ・ウエノ』。上野公園を舞台に、いわゆる路上生活者と生活困窮者を支援するNPO職員との交流を軸にしたミステリー。ドキュメンタリー映画『蒸発』ともリンクする。こちらの作品も、監督、脚本には、外国人アーティストが名を連ねる。海外からは、そう見られているってこと。実際に、そうなんだしね。

2026/08/11

吹き替え版、必要かな~? 『ミニオンズ&モンスターズ』


 『ミニオンズ&モンスターズ』。オールドムービーオマージュ満載。今までで一番好き。なのだが、この作りだと、最早吹き替え版は必要ないのでは?

2026/08/10

「ハトの日」に、2時間並んでシリコンポーチ、そして400円でティムのぬいぐるみ「


 8月10日は、「ハトの日」ということで、毎年、鳩サブレ―の豊島屋がグッズを販売するという。で、今年は、シリコンポーチ。京子さんと共に、お互いの実家に送ろうと、販売会場の一つ、新宿伊勢丹へ。
 到着した9時15分には、長蛇の列。二人の整理券番号は、201、202だと。10時前には列が動き出し、開店前の伊勢丹店内の待機列に並ぶ。トータルで約2時間も並んで、ポーチを購入。こんなに並んだの久しぶり。
 そして、いっぱい引っかけてから、新宿のクレーゲーム専門店へ。京子さんが好きなティムのぬいぐるみを400円でゲット。なんやかんやで楽しい一日だった。

 

2026/08/09

リフト&ロープウェイで高尾山へ


  起床して、今日は何をしようかと思案していたところ、京子さんが「高尾山に行かない?」と。ということで、急遽高尾山へ。
 とは言え、登山というわけでもなく、リフトに乗り途中まで行き、山頂に登るわけでもなく、ビールを飲み団子を食べて、ロープウェイで下山。もう少し涼しくなったら山頂をめざそうかしら。

2026/08/08

斬新ではあるが、とっちらかっている、ゴダールの『勝手にしやがれ』


 『勝手にしやがれ』。ジャン=リュック・ゴダールの初長編監督作にして、のちのアーティストに影響を与えまくった作品として知られるが、いま見ても斬新ではあるが、ゴダールの作品って、どれもとっちらかってるのよね。

2026/08/07

何だか自民党のPVのような『拝啓アシタ』


 『拝啓アシタ』。世界一の孤立・孤独大国である日本の現状を描いたドキュメンタリー映画。監督は、デンマーク人のキャスパー・アストラップ・シュローダー。NPOや政府・自治体の取り組みが紹介されるが、何だか自民党のPVのよう。NPOの代表を務めていた学生が、なぜ自民党から出馬したのかが、よく分かるという皮肉な作品でもある。

2026/08/06

アフタートークでは、「ミントグリーン」秘話も。『トロフィー』

 『トロフィー』。今日のアフタートークは、孫明雅監督に加えて、写真家で、『トロフィー』ポスタースチールを担当した石田真澄さん、宣伝プロデューサーの内田麻菜実さんが登壇。キーカラーの「ミントグリーン」秘話に、なるほどとうなってしまった。


 ところで、『トロフィー』のパンフレットは、製作陣や出演者のインタビューに加えて、作品をより理解するための専門家のインタビューも。そして、石田真澄さんの写真も豊富に掲載。孫監督が一番気に入っている一枚も⋯。すでにソールドアウト。希少な一冊は自慢です。

2026/08/05

『トロフィー』アフタートークで語られた「監督助手」という仕事


  『トロフィー』。今週は、アフタートークが興味深い。今日は、プロデューサーの小出大樹さんと、宣伝プロデューサーの内田麻菜美、そして孫明雅監督。NHKの「プロフェッショナル」で、是枝裕和監督の仕事ぶりに感動したばかりで、その辺の話も聞けるのかな~と思っていた。分福には、「監督助手」いること、その仕事内容を知り、なるほどと納得。小出さんからは製作、予算面での苦労話が聞けたが、内田さんからの宣伝面の話をもう少し聞きたかったかな。

2026/08/04

もう少していねいに描いてほしかった。『グッド・ボーイ』


 『グッド・ボーイ』。主人公は、犬のインディ。ほぼインディの視点を通じて展開していくホラー映画。着想は斬新だが、展開が急で、もう少し長くてもいいので、ていねいに描いてほしかった。

2026/08/02

ピーター・パーカーとMJとの今後が気になる『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』


 『スパイダーマン:ブランド・ニュー・デイ』。ピーター・パーカーの孤独さが切ない。最後に、うまいこと回収はされるのだが、MJとの今後が気になる。次回作の製作も明らかになったしね。

2026/08/01

期待が大きすぎた。『怪速急行🔳🔳行き』


 『怪速急行🔳🔳行き』。『破墓/パミョ』の製作陣による作品ということで期待し過ぎた。韓国のSNS事情を理解できていれば楽しめたのかも、

2026/07/29

カウント2.9でイスから肩が離れてしまう『無敵なカタチ』


  『無敵なカタチ』。“世界一子供に愛されたプロレスラー”と言われ、先日引退した九州プロレスのめんたい☆キッドのドキュメンタリー。めんたい☆キッド選手の試合は生で見たことはないのだが、日田での興行を配信で見たりしていた。引退興行での子供たちの大声援が忘れられない。
 そして、この作品は、笑顔になれて涙して、そして、カウント2.9でイスから肩が離れてしまう。プロレスファンはマスト。

 下本地崇監督の上映後トークでは、何とBAKIさんが登壇。BAKIさんは、Uインターやプロレス四天王を見ていたそうで、今のいわゆるメジャーよりも、九州プロレスの方が痛みが伝わると。同感。楽しいひと時だった。

2026/07/27

前作の方が好き。天野千尋監督最新作『マジカル・シークレット・ツアー』


 『ミセス・ノイズィ』の天野千尋監督最新作『マジカル・シークレット・ツアー』。悪くはないんだが、前作の方が好きだな。

2026/07/26

もっと振り切っても良かったかな。『隣人たち』


 『隣人たち』。1960年代のアメリカ。裕福な家庭のお隣さん同士。最初から不穏ではあるのだが、一方が息子を事故で失ってしまう。喪失の母親の行動が常軌を逸しているように思えるが、周りの妄想かもしれない。という、いい感じのサイコスリラー。ラストは、もっと振り切っても良かったかなと思うが、万人に見せるなら、あれが限界かな~。

2026/07/25

メソポタミア湿地帯に轟く米爆撃機の音が頭から離れない。『大統領のケーキ』


 『大統領のケーキ』二回目は、京子さんと。ある意味で影の主人公でもあるフセインは、この時代、アメリカにけしかけられて湾岸戦争をふっかけて、その後、アメリカに消された。そういう歴史を知るきっかけにもなる作品かと。メソポタミア湿地帯に轟く米爆撃機の音が頭から離れない。

2026/07/24

父親が、この作品を見たら、どう思うかしら。『メモリードア』

 『メモリードア』。最終上映でようやく。子持ちのバツイチで若年性認知症 の女性に恋した主人公。私の母親も認知症で、今年一月に帰省した時には、私のことが分からなくなっていた。でも電話だと分かるのだから不思議なもの。父親が、この作品を見たら、どう思うかしら、と。

『サイコ・ゴアマン』的要素ありの青春映画『ハローマイフレンド』


 『ハローマイフレンド』。アンコール上映の最終日に鑑賞。全国の自治体と組み「地域」「食」「 高校生」をキーワードに作るという「ぼくらのレシピ図鑑シリーズ」の一作。そういう取り組みがあるのね。
 で、高校生が、エイリアンの映画を撮影しようとして、本物のエイリアンに出会う。『サイコ・ゴアマン』的要素ありの青春映画。機会があれば、また見たい。


2026/07/22

今日のトークは、孫明雅監督と『サマーフィルムにのって』の松本壮史監督。『トロフィー』三回目

 『トロフィー』三回目。今日のトークは、孫明雅監督、『サマーフィルムにのって』の松本壮史監督。来ない理由はない。同世代のお二人の作品は、とても清々しい青春映画。泣けるポイントが、案外と似ていたり⋯。
 で、監督同士のトークもよかった。オーディションの話とかね。終わってから、ちゃっかりサインも頂きました。

2026/07/20

とてもきれいな作品。『トロフィー』二回目


 『トロフィー』二回目は、京子さんと一緒に。上映後に、孫監督や井浦新さん、ソヒ役の恒那さん、撮影監督の山崎さんのトークも。新宿の200席ほどの劇場が満席。とてもきれいな作品。お勧めです。

2026/07/19

うそでしょ?な展開。『デッドマンズ・ワイヤー』


 『デッドマンズ・ワイヤー』。実話がベースだって。うそでしょ?な展開が、すばらしい。そして音楽の使い方も最高。イエス、いいね。

2026/07/18

願い事は、ダメよ~ダメダメ。『オブセッション 災愛』


 『オブセッション 災愛』。愛されたいと思って愛されたら、悪い方に悪い方に行くという、いやーな展開。願い事は、ダメよ~ダメダメ。

2026/07/16

救いようがあると言えばあるし、ないような気もする。『ブリング・ハー・バック』


 『ブリング・ハー・バック』 。『TALK TO ME』のダニー・フィリッポウ&マイケル・フィリッポウ監督作品。前作が物足りなかったのだが、一応観ることに。
 父親を失くした兄妹が引き取られた里親の家で、とにかく酷い目に合う話で、救いようがあると言えばあるし、ないような気もする。途中までタイトルの意味をはき違えていて、ほーっと思ったりと、ま、作品としては良かった。けど、勧めはしません。

2026/07/15

今年の夏、通うことになると確信。『トロフィー』


 『トロフィー』。在日コリアンの少女が日常で感じる違和感を、父親が大切にしている北朝鮮の勲章を売ってしまうという、物語のフックでもある重い出来事を交えつつ、しなやかに描いた作品。孫明雅監督のアフタートークも撮影の背景となる監督自身の学生時代の話などが聞けて良かった。
 設定、キャストと良いに決まっていると思い鑑賞したのだが、今年の夏、通うことになると確信。

酔いどれスーパーガール、カーラが、とにかく破天荒でかっこ良過ぎ。『スーパーガール』

 『スーパーガール』。主人公は、酔いどれスーパーガール、カーラ。優等生クラーク・ケントのいとこなのだが、クラークとは違い、とにかく破天荒でかっこ良過ぎ。バディとなるクレムもクール。まさかのWet Legが流れたりとテンションも上がる。ドルビーシネマで観たい。

2026/07/12

「私立恵比寿中学 Spring Tour 2026 〜SuGuilty Train〜」ファイナル


 「私立恵比寿中学 Spring Tour 2026 〜SuGuilty Train〜」in 東京。先日のKanadevia公演に続いて2回目。今日は、追加公演にして、ファイナルということで、初めてのTACHIKAWA STAGE GARDEN。前回とセットリストは、少し変更。よかったです。

戦争の悲惨さが、そこかしこに描かれていた。『大統領のケーキ』


 『大統領のケーキ』。フセインの誕生日ケーキを作るよう命じられた女子小学生。ケーキの材料探しに奔走する少女だが、物語の本質は単なる冒険劇ではなかった。監督の実体験がベースとのことで、戦争の悲惨さが、そこかしこに描かれていた。

2026/07/11

アマゾン倉庫・物流拠点の労働者による組合結成を描いたドキュメンタリー『UNION』


 労働映画祭2026で『UNION』。ニューヨークのアマゾン倉庫・物流拠点の労働者による組合結成を描いたドキュメンタリー。ここまで密着するとは驚き。サスペンスとしても優れた作品。

おとぎ話のような家族の再生のストーリー。『タリーと私の秘密の時間』


 『タリーと私の秘密の時間』。専業主婦の主人公。夫は、育児も家事にも非協力。そんな彼女の前に現れた、夜だけのベビーシッター。おとぎ話のような家族の再生のストーリー。よかった。

2026/07/04

『トト子・ザ・ムービー』を! 『おそ松さん 人類、クズ化計画!!!!!?』


 『おそ松さん 人類、クズ化計画!!!!!?』。前作は、SNOW MAN、今回は、Aぇ! groupが主演なのだが、この作品、トト子役(前作は、高橋ひかる)が、吹っ切れていていい。渡邉美穂も、最高でした。『トト子・ザ・ムービー』を!

2026/07/01

ひとごととは思えません。『遺愛』


 『遺愛』。認知症の母の介護をはじめた主人公だったが、母の行動が常軌を逸していく。それは、母の内面に何かが潜んでいるのか、自分の妄想か? 自分も母親の認知症が進み、父親の介護疲れも見られ、ひとごととは思えないストーリー。最後まで読めない展開が良かった。山下リオ、マキタスポーツらキャストの演技も迫力あり。

2026/06/28

黒沢清監督作品ということで鑑賞『黒牢城』


 『黒牢城』。この辺の歴史にはうといのだが、黒沢清監督作品ということで鑑賞。悪くはなかった。

2026/06/21

認め合うことを問う。『さよなら、僕の英雄』


 『さよなら、僕の英雄』。まーすごい展開なのだが、家族を含め、みんな他人だという話。認め合うことを問う、いい作品。

2026/06/19

物語が最高で、心で何度「うそだろ」と叫んだことか。『SIRAT/シラート』

 『SIRAT/シラート』。丸の内ピカデリーのDolby Cinemaで鑑賞。作品中、音が強調されるし、もちろん音、レイブのビートや砂漠の音などは重要だが、物語が最高。心で何度「うそだろ」と叫んだことか。
 この世界情勢、万人が見た方がいいと思うけど、音の大きさに加えて、衝撃の展開が待っているので、苦手な人はいるだろうと思う。


 そして、パンフを購入して合点がいくこと多々。丸の内ピカデリーのDolby Cinemaで、また見たい。