プロレスは難しい。そう感じさせられたスターダムの後楽園ホール大会。キャリアの浅い選手をさまざまに色づけして売り出す手法は分からなくもないが、実力が伴わなければ、話にならない。
メインの高橋奈苗と里村明衣子をはじめ、夏樹☆たいよう、米山香織、脇澤美穂、松本浩代、紫雷イオ、チケット代を払う価値のある選手は、そうとうの場数を踏んでいる。
イオ選手は若いが、国内外で活躍するなど、スターダムの生え抜きとは、一線を画す存在。今日も良かった。もっと見たい。
仙台ガールズプロレスがそうであるように、もっと若手の基礎部分を鍛え上げることが、スターダムには必要じゃないかな。世Ⅳ虎も、本調子ではないようで、精彩を欠いていたし、反省が必要かと。
会場に来ていた長与千種に感想を聞いてみたいところだ。