2023/01/27

大田原愚豚舎、今年で旗揚げ10周年だって

 故郷・栃木県大田原市を拠点に活動する、映画監督・渡辺紘文と映画音楽家・渡辺雄司兄弟によって旗揚げされた映画制作団体「大田原愚豚舎」の最新二作『テクノブラザーズ』『生きているのはひまつぶし』が、MOOSIC LAB2023の特別招待作品上映。
 昨年末のK'cinemaでは、作品名も明かされず、その後も作品名こそ判明すれど、作品の概要さえも分からぬままに、最終上映のUplinkへ。
 まったく違う作風だが、それぞれに大田原愚豚舎らしさが炸裂。そして相互に伏線を張り合っているよう。すごい。
 両作品共に、上映後、渡辺ブラザーズによる舞台あいさつ。旗揚げ10周年ということで、MOOSIC LAB2021-22で上映された『地図にない海』『ヴェクサシオン』など旧作を含む特集上映があるかもと。楽しみ。

 

2023/01/25

そう展開する! 『パーフェクト・ドライバー』


 パク・ソダム主演『パーフェクト・ドライバー』。運送会社「特走」に所属する天才的な運転技術を持つ主人公が運ぶのは、訳ありな親子。なのだが、そう展開する!って気持ちのいい裏切りの連続。とは言いつつ、悲しくもあるのだが、さて、救いはあるのか?
 で、パク・ソダムの表情、好きだわ〜。病気・療養から昨年復帰したそうだが、次回作にも期待したい。

2023/01/22

「町中華で飲ろうぜ」でも、坂ノ上茜ちゃん共演、小沢仁志還暦記念作品『BAD CITY』


 「町中華で飲ろうぜ」ファンとしては、マスト。坂ノ上茜ちゃんが出演、小沢仁志還暦記念作品『BAD CITY』。期待値以上で楽しめた。茜ちゃんのアクションも、素晴らしい。メイキングが見てみたい。

2023/01/21

もっと凄いやつがいた。『そして僕は途方に暮れる』


 藤ヶ谷太輔主演『そして僕は途方に暮れる』。どうしようもない主人公の話で、まったく共感できないと話題になっているが、もっと凄いやつが肉親にいたので、衝撃度は低い。悪くなかったけど、もう少し短くできたかな。

2023/01/15

「アサヒ館」の思い出


 その昔、生まれ育った日田市にあった映画館「アサヒ館」。ロードショーものは、大分や久留米まで見に行っていたが、少し遅れて上映される作品やいわゆる名画などが二本立て学生は700円ということで、足蹴く通った。
 で、この週末に見た二作品が、まさに、中学生当時を思い出させるもので、懐かしさがこみあげて来ると同時に、何となく寂しいというね。ま、それは、置いておいて。
 一作品目は、『龍虎武師』。香港カンフー映画、というか、スタントの歴史を丹念に追った作品であり、香港と中国の関係性が映画を通じ描かれている。ジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーに対する関係者の評価も興味深い。

 二作品目は、40年ぶりに劇場で見た、『戦場のメリークリスマス』。まさしく「アサヒ館」で見たやつ。初公開当時、「オールナイトニッポン」で、たけしが妙な煽り方をしていて、思っていた内容と、まったく違ってたんだよね。でも改めて見て、いい作品だと実感。この三月で上映権が切れるとのこと。もう一回見ようかな~。


2023/01/12

ジェフ・ベック急逝


 ジェフ・ベックが急逝した。細菌性髄膜炎に感染したことが原因だという。どのアルバムを一番初めに聴いたのかは覚えていないが、衝撃は、中学生の時に聴いた『ラフ・アンド・レディ』と『ジェフ・ベック・グループ』。この二作は、そうとう聴き込んだと思う。
 それから、第一期ジェフ・ベック・グループとして共演した、ドノバンの「Barabajagal (Love Is Hot) 」も大好き。
 ところで、高校生のころにバンドを組んだ際、そのバンド名を悩んでいたら、弟から、『ブロー・バイ・ブロー』に収録されていた「Scatterbrain」にすればと提案され、採用。ベックとは関係のないピストルズとかアンスラックス、アンセムなどのコピーバンドだったのだけど。これも、いい思い出。
 そして、そいて2005年の来日時には、知り合いのジミー・ホールが、ボーカルとブルースハープでバンドに参加していたことから、招待してもらい、ちゃっかりバックステージにもお邪魔。アルバムをごっそり持っていきサインをしてもらったな。
 ということで、案外に、ずっしり来ている。
 R.I.P.

2023/01/11

超絶にクレイジーでお下劣。でも憎めない『Never Goin’ Back』


  『Never Goin’ Back』。高校を中退した(?)親友二人の中指立てまくり青春ムービー。
 いわゆるシスターフッドとは、ちょっと違っていて、毎日が楽しけりゃ、それで十分な二人の生活は、超絶にクレイジーでお下劣。でも憎めなくて、笑えたりもする。ラストも無茶苦茶で、地上波は無理かと。エンドロールが流れ始めたときには、まじか!となったよ。
 個人的には、舞台がテキサス、彼女たちのバイト先がダイナーというのも、ツボ。
 A24の勢いを感じるし、好きだが、万人には勧めません。

2023/01/07

岸井ゆきのの演技を目に焼き付けろ『ケイコ 目を澄ませて』

 『ケイコ 目を澄ませて』。視覚障害のある女性ボクサー、ケイコを演じるのは、岸井ゆきの。とても好きな俳優なのだが、まーすごいわ。撮影に向けて、糖質を制限し体重を増量、筋肉をつけたのだとか。ほとんどセリフはなく、表情と体を使っての演技に、唸らされる。ストーリーも、三浦友和ほか共演者もいい。

2023/01/05

まさに、「Strenger than fiction」、『フラッグ・デイ』


 『フラッグ・デイ』。ショーン・ペンが監督・出演し、娘のディラン・ペンが主演、息子のホッパー・ジャック・ペンが共演。アメリカ最大級の贋札事件の犯人である父の過去を紐解いていく娘。どうしようもない父が、本当にどうしようもなくて、それでも見放せない娘。ラストまで切なさがギュッと詰まった良作。16ミリフィルムで撮影されたという映像が、切なさを増幅させる。
 実話に基づくこの作品の原作は、父から見放され、自らもドロップアウトしながらも、大学に通いジャーナリスト・作家となった娘、ジェニファー・ヴォーゲルの回顧録。まさに、「Strenger than fiction」

2023/01/04

居場所探し。『かがみの孤城』『死を告げる女』


 2023映画初めは、『かがみの孤城』『死を告げる女』。まったく違う設定なのだけど、居場所探しという共通性を感じる二作。どちらもおすすめ。