2016/08/29

シンガロング


 BELLRING少女ハート、最近のライブをぐっと盛り上げる曲「athma」。オーラスやることもあるが、手前でやって、ダウナー系につないで、最後また上げるというパターンも。このシンガロングパートは、新録のベスト盤では、ファンの皆さんの声をわざわざ目黒鹿鳴館で録音するというこだわりよう。良いです。


2016/08/28

ベルハー・イン・ザ・ベスト


 BELLRING少女ハートベストアルバム『BEST BRGH』発売記念ライブ「ベルハー・イン・ザ・ベスト@新宿Marz」。MCを挟んで後半は、新録ベストアルバムを収録順に全曲再現。前半は、それ以外から人気曲を中心に。意外な曲がベストアルバムに収録されていないことに、今頃気づいたよ。振り付けが変った曲もあったが、人数の変動が激しいベルハーだけに、仕方ないだろうし、それをよく咀嚼して演じている彼女たちは、素晴らしいと思う。

Set List
01.ヴァント!
02.UNDO
03.チャッピー
04.プリティ・シャロウ
05.プラスチック21g
06.ライスとチューニング
07.get rid of the Chopper
08.Manic Panic
09.Pleasure〜秘密の言葉〜
10.The Victim
11.Karma
12.憂鬱のグロリア
13.BEYOND
MC
14.the Edge of Goodbye
15.GIGABITE
16.ホーネット'98
17.夏のアッチェレランド
18.ボクらのWednesday
19.Room 24-7
20.アイスクリーム
21.Starlight Sorrow
22.ダーリン
23.Crimson Horizon
24.サーカス&恋愛相談
25.rainy dance
26.asthma
27.クロノスの鎌
28.c.a.n.d.y.

en.WIDE MIND

シングストリート


 ミュージシャンや音楽好きの友人たちから、良いって話は聞いていたし、DURAN DURAN、THE CLASH、THE JAM、MOTORHEADなど、劇中で使われている音楽のセレクションにも興味があった『シングストリート』。ようやく観られた。
 時代設定が、まさに自分が高校生だったころで、流れてくる音楽は、リアルタイムで聴いていたものばかり。そして、オリジナル曲が、また懐かしさに溢れる作りで、これには驚いた。
 実は、思っていたストーリーとは少し違っていて、そこが、良かったな。また観たい。

ベルハー・イン・ザ・ダーク


 今日は、BELLRING少女ハート昼夜のダブルヘッダー。まずは、暗い曲ばかりをパフォーマンスする「ベルハー・イン・ザ・ダーク」@新宿Marz。ベルハーの場合、何を持って暗い曲とするのかという定義が難しいので、「あれ、この曲、こっちサイドか?」という疑問も浮かぶが、相変わらずの不安定感を堪能できたので、良しとしよう。
 約1時間でドリンク代込1500円の値段設定で、ベルハー未経験者にお薦め。

Set List
01.雛鳥エスカレーション
02.タナトスとマスカレード
03.男の子、女の子
04.いんざれいん、いんざだあく
05.ダーリン
06.無罪:Honeymoon
07.アイスクリーム
08.ROOM 24-7
09.Cherry
10.D.S.P
11.クロノスの鎌
12.或いはドライブミュージック
13.low tide
14.鉄の街

2016/08/26

アナーキー


 ブライトン在住の保育士でライター、ブレイディみかこさんの出版記念イベント『アンダークラス、アナ-キー・・』。
 共演は、栗原康 さん (アナキズム研究、近著『村に火をつけ、白痴になれ 伊藤野枝伝』)と平井玄 さん (批評家・エッセイスト、近著に『ぐにゃり東京 アンダークラスの漂流地図』)。
 ペンを操る文芸左翼の集いは、恐ろしく面白かった。アンダークラスから上を突き上げる。何なら武力行使っていう挑発も良い。頭脳を刺激される。根底には音楽。
 フロアには、el-kingの野田さんもいて、イギリスのEU離脱に対するトークは特に白熱。上っ面だけの日本のマスコミとは違う、NMEの変化も交えながら、新しい情報も得られたし。
 またイギリス労働党の新しい政治家として、みかこさんが注目するのは、クライブ・ルイスという移民系イギリス人だとか。アフガンに行って精神を病み、その後、労働党へ。そしてコービン派になったのだとか。要注目。
 政治って、やっぱ面白いわ。日本とは、躍動感が違う。
 そして、会場のカフェ・ラベンデリアも良いスペース。主催の模索舎も近所にあるのだが、ここも萌えスペース。大杉栄、北一輝、赤軍から、ソウル・フラワー・ユニオン。ストリートに根ざした思想家やミュージシャンが左右入り乱れる。そして、戦争、原発、TPPなど、一度訪れる価値あり。
 とても刺激的な時間を過ごしたよ。


 この三冊、左翼なら断然に要チェックですよ。

2016/08/24

まっすぐ


 私立恵比寿中学の9月発売ニューシングル『まっすぐ』。また、すげー曲をぶっ込んできました。「モラトリアム中学生」「ポップコーントーン」「全力ランナー」「スーパーヒーロー」。そして、ニューシングル「まっすぐ」。エビ中は、作者にすごく愛されていると思う。
 正統派のラブソング。10代の淡い感じが、とても良い。今の彼女たちだから歌える楽曲。ここに来て、真山がメインなのもツボ。

2016/08/18

This Is JAPAN


 ブライトン在住のライター・保育士のブレイディみかこさんの新著『This Is JAPAN』。今日、出勤したら、わざわざご本人から同著が届けられていた。さっそくブックカバーをし読み始めたが、これまでは、イギリスやEUの話が中心だったが、今回は日本での取材に基づいて、労働や貧困、格差、政治などを論じている。もちろん、海の向こうのようすが踏まえられている。
 労働問題や貧困・格差問題に取り組んでいる人たちには、特にお薦めしたい。週末は、新宿でトークイベント。初対面となるか? とても楽しみである。
 さて、『This Is JAPAN』と聞いて、ピンと来た人もいるだろう。先日出版された著書は『ヨーロッパ・コーリング』、その前は、『アナキズム・イン・ザ・UK』。その辺に興味のある皆さんも、ぜひ!

2016/08/17

最狂アイドル


 BELLRING少女ハートのベスト。既発表曲が現メンバーでの新録で発表された。のだが、これが、驚くほどに酷い。酷い。酷過ぎて、中毒感がハンパない。最近、ちょっとこぢんまりしてきたかなと思っていたが、すまん。謝る。ベルハー、やっぱり素晴らしい。この不安定でスリリングな味わいは彼女たちにしかできない。いま、観ておくべきアイドルかと。

2016/08/15

初訪問


 引っ越して来て、そして夏休み。そうたろうとふうかが遊びに来てくれた。楽しくご飯を食べて、遊んでくれて、ありがとね。通信簿を見せてもらったが、勉強以外のところの先生のコメントにこの子たちの素直さが表れていて良かった。そうたろうが「日本の米の消費量が減っていることに興味を持って、追究している」とコメントされていたことが、ちょっと感動したね。

2016/08/13

奇跡の教室


 フランス映画『奇跡の教室』。フランスの貧困地域の多人種、多民族、多宗教の高校が舞台。悪ガキどもが、熱心な教師に鼓舞されて、あるコンクールに挑戦する。ありがちな映画だが、その素材が、アウシュビッツなどでの民族浄化であり、人種間、民族間、宗教間対立を背景に、そして、この映画が、たった今戦時中を宣言しているフランス映画であることに、意義を感じる。すべての人に観てほしいな。
 映画は実話に基づくが、青春映画としても楽しめる。だけど、がんばれば、できる的なモチベーションは、この映画にはない。何かを達成しようとする学生たちは、人種、民族、宗教を乗り越えて、ユナイトする。そこに、私は主題を見いだした。

2016/08/05

ヘリパッドも基地もいらない


 沖縄県の北部に東村高江という集落がある。詳しくは、三上智恵監督の『標的の村』を まず観てもらうと良いのだが、簡単に説明すると、静かで自然豊かな集落に造られる米軍のヘリパッド(すでにいくつか造られているものもある)に反対してい るのである。約160人が住む小さな 集落で、日本本土(ほんとに嫌な言葉だが、便宜上あえて使う)では、まったくもって無視されていた課題である。
 このヘリパッドに反対する住民と支援する市民が今、この高江のゲート前に座り込んでいる。集まった人1000人、夜通し監視するのは200人以上の皆さんだ。
 今日、その皆さんと行動を共にしようと、新宿に400人が集まった。たかが400人。新宿のアルタ前で埋もれてしまいそうな人数だが、でもね、ここで何やってるの?って思った人が少しでもいれば良いと思う。短いデモも、長くて意味が薄いデモが使わないコースを使えて、訴求力はあった。そして、私はそれを発信するだけしかできないが、無意味だとは思っていない。
 書きたいことはもっとあるが、整理して、また明日。知らない間に、東京もヤバいってことは、小池はどうでも良いが、都民は知っておいた方が良い。それほど、日米同盟ってやつは恐ろしいのである。

2016/08/03

近藤君


 近藤智洋&ザ・バンディッツ・リベレーションのワンマン。昨年のライブDVDのトレーラーを観て、近藤君のライブを感じたくなって、下北沢へ。偶然、日常音活のはしもとさんと同席。
 まぁ、楽しめたし、刺激になった。近藤君のここ数年のほんの一部分しか知らないけど、音や声から伝わってくる感情が、恐ろしいほどに軽やかでリアル。良いライブだったな。
 知り合って、20数年が経つが、近藤君や高橋がやり続けていて、また悩んだり、吹っ切れたりの繰り返しであることは、私自身の刺激であり、反省になるんだよね。音楽って、素晴らしいなと思いながら、家路に着くって、また素晴らしい。

2016/08/02

デスマッチ


 新宿ロフト presents 60 minutes of Gods、BELLRING少女ハートとGang Paradeツーマン。それぞれ60分のセットである。昨年は、あんなに観たベルハーも今年は、日程がなかなかあわず、超が付くほど久しぶり。5人体制が小慣れてきたというか、以前のとっちらかった感じが失せて、でも、無難にまとまっているのではなくて、疾走感のある吹っ切れたパフォーマンス。相変わらず、朝倉みずほは、ひたすらにカッコいい。例えるなら、デスマッチ・ファイターの葛西純選手がいう、生きるためのデスマッチ。また通います。

Set List
01. ぼくらは生きてる
02. 無罪:Honeymoon
03. ホーネット'98
04. c.a.n.d.y.
05. GIGABITE
06. 夏のアッチェレランド
07. 憂鬱のグロリア
08. The Victim
09. get rid of the Chopper
10. BEYOND
11. ボクらのWednesday
12. ヴァント!
13. サーカス&恋愛相談
14. the Edge of Goodbye
15. asthma
16. rainy dance