2010/12/26

葛西純プロデュース興行@新木場1st Ring


今年最後のプロレス観戦は、葛西選手が毎年1225日に開催する、全試合が、デスマッチの興行。今年は、海外からのまだ見ぬ強豪&怪奇な、サミ・キャラハンが、メインで葛西選手と一騎打ちの予定が、急遽来日中止。佐々木貴との2年ぶりのデスマッチ with ガラスボードと相成った。
で、サミの来日中止が、選手とファンの心に火を着ける結果に。全試合間違いなし。メインは、extreme excellent。ロックアップに始まる伝統的な技の攻防、水しぶきのように舞い上がる、割れたガラスと蛍光灯、そして汗のように流れ落ちる、両選手の血。まさに、ストロングスタイルと呼ぶに相応しい、デスマッチ。
来年夏のデスマッチ・トーナメント、さらには、1225日の葛西純プロデュース興行@後楽園ホールも発表され、ハッピーエンド。葛西選手だけでなく、来年の佐々木貴から目が離せない、そんな気持ちにならざるを得ない興行だった(写真は、試合後のリング、そして営業に勤しむ貴代表)。

2010/12/25

サムキャン@高円寺HIGH


 キュマバロウ企画、SOME CANDY TALKING(サムキャン)@高円寺HIGHへ。女の子ボーカルばかりのイベントで、しかもクリスマスイブ、ツリーが飾られているHIGHでの楽しい一夜を過ごした。キュマバロウ初めて体感したが、素直にカッコ良かったよ。
 で、三次会までの打ち上げに参戦。まずは、HIGHで、ビール&お菓子。MANICSで号泣したと言うジュキ君とのプロレス話に続き、ガンバファンのハタユウスケ君とは、サッカー門外漢の髙橋&俺で、サッカー話。と言うか、結局は、COBRAの話だけど。そして、髙橋お薦めの筑前屋に移動。ここでカジ君と初会話。ダイブ論で盛り上がる。POGO見たくなった。最後は、ちょっとだけ、270円焼肉屋。ソーセージしか食べてないけど。
〆は、髙橋らしく、車のバッテリーがあがって、早朝のJAF待ち。素晴らしく濃い、クリスマスイブだったのだ。

2010/12/22

HARISS@下北沢Que


 盟友、髙橋のバンド、HARISS。今年最後のワンマンライブを見に、下北沢Queへ。久しぶりに観たけど、良くなってる。友達がこんなイカしたバンドやってると、まー刺激になる。 ちょいと喋り過ぎな感はあるが、あれも味ってとこか。

2010/12/17

再びロンドンへ


 自分でも感心する。いや彼女を敬愛する。懲りずに行く、ロンドンへ。待ってろ、Manics。

2010/12/16

今年最後のHigh Fedelity@高円寺HIGH


 毎度お馴染み、ここ最近は2ヵ月に一度のHigh Fedelity。今回も最高の夜。企画側の盟友、髙橋と、私&彼女、それぞれの受け止めがあるわけだが、それが人生ってもの。毎回、いろんなミュージシャンを堪能。この日で18回目のイベント、私は数えれば、14回目。これまで約50組のミュージシャンを観ているが、ほんと皆さん良い。言えば、所属団体の違う、メジャー、インディーのプロレスラーが集う闇のマットってとこか。
 この日、初めて見た、The Homesicksは、まさにインディー魂のあるプロだと思う。葛西純選手を思い出すよ。
 さて、写真は、髙橋と、ハタユウスケ君(cruyff in the bedroom)。なかなか良い表情が撮れたと、自己満足している。お二人さん、これかも楽しませて。

2010/12/05

極悪レミー

彼女と、母、そして弟とともに、弟の要望により“極悪レミー”を観る。レミーかっこ良すぎ。でも決して極悪ではない。苦労した(いろいろあった)のだろうが、お母さん、おばあさんの育て方の良さがにじみ出ていた。DVDが発売されたら、即買い決定。それにしても、ヘンリー・ロリンズは、いろんなところで見かける。

2010/12/04

盟友髙橋の誕生日。

 12月4日は、わが盟友、髙橋浩司の誕生日。若き妻、久美ちゃんともども、わが家に。今宵は、私、ホストゆえ、写真は髙橋任せ。珍しく画像なし。
 楽しい夜だった。 髙橋のコメントではないが、うちの彼女と4人、幸せなひと時だった。

2010/11/28

Nokton 25mm F0.95


 以前、このブログでも“買う”と宣言した、Nokton 25mm F0.95が届いた。クセをまだつかみきれないが、良いレンズ。撮っていて気持ちが良い。


 こんな感じに撮れる。ピントがシビアなのも良い。


 見慣れた風景の新しい一面を知ることができたりもする。個性の強いレンズ。

2010/11/27

Manics @ 横浜Bay Hall

 
 メンバーのコンディション、セットリストも文句なし。でも、まだ終わらない。1月に続く。行きますよ〜。

2010/11/26

Manics @ Studio Coast


 ロンドン公演延期から早1ヵ月。日本に来た、Manic Street Preachers。まだ満足はしない。

2010/11/25

Bad Religion


 Manic Street Preachersも好きですが、私にとってツボなバンド、アメリカ代表は、Bad Religion。結成30周年記念アナログボックス届いた。限定で、しかもフラッグ付き。イギリスで、Manicsを観られたら、次は、L.A.で、Bad Religionを。Bostonで、Dropkick Murphysも観たいけどね。

2010/11/08

ロンドンで買ったもの。その2。


 ROUGH TRADE、SISTER RAY、INTOXICA! で。

ロンドンで買ったもの。その1。

 
 MANICSの公演延期で下がったモチベーション。でも、この写真集に出会えたのは、幸運だったかな。TATE MODERNで購入。何と、ハードカバーが、オーバーマスク。


 
 こんな感じ。中も、見せたいんだけど、うまくいかなくて。今までみたプロレスの写真集では、だんとつ。ほんと、涙出るほど感動した。
 詳しくは、こちらから。

2010/11/04

2010/10/31

ただいま。まさかの公演延期だけど。


 本日、ロンドンから帰国。詳しくは、HPで報告するけど、まずは良い旅になった。ロンドンが、あんなに食の街になっているとは思ってもなかったし、絵や写真などのアートも充実。彼女と二人、ほんと充実の日々だった。
 ただし、MANICS、まさかの公演延期。したがって、とりあえずは、to be continued. ってことで。まずは、11月の来日公演から。

2010/10/11

れおとバーベキューで、松茸


姪っ子の息子、れおに初めて会う。てか、姪っ子にも久しぶりに会う。しっかりしたお母さん。息子もちゃんとそだってる。今日は、心なしか、大人しかったらしいけど。
 それにしても、ひろしさん(兄)の家は楽しい。甥っ子、諒くん的ハプニングもあったし。昼からのバーベキューは、ひろしさんとこの新入社員君も来たりして、アットホーム。秋の日の午後をほんと幸せに過ごした。松茸も食べたし。
 が、うちの父親のゆいちゃん好きぶりには、 あきれたけど。メールはほどほどに。
 れおの写真は、eatneatbeat.com で。

2010/10/09

運動会


 そうたろうとふうかが通う保育園の運動会に行く。今年で3回目。周りからは、呆れられもするが、とても楽しいイベントなので、誘われる限りは行く。
 この保育園の運動会は、近所の小学校のグラウンドを借りて開かれる。昨年は、一時雨が降ったため、途中、体育館に避難。雨が止むタイミングでまた外へと移動した。
 今年は早朝からの雨で、最初から体育館。じゃっかん狭くはあるが、それでも楽しい運動会が繰り広げられた。
 二人が生まれた時から見ていることもあって、私も彼女も、感情が入る。彼女なんか、年長さんの演技を見て、来年、その立場となるそうたろうを想像して泣きそうになったらしい。だからこそ、楽しいのだけれど。
 そうたろうは、やんちゃではあるが、相変わらず、かあかに抱っこされている。
 一方のふうかは、まー頑固。一度これと決めたら、やり通す。
 二人とも元気に育っていて、私たちもうれしい限り。次回は、初の観戦となる、“お遊戯会”。どこまでも本気の自称一番近しい他人なのである。
 詳細は、eatneatbeat.comへ。

LEVELLERS


 先日、突如イギリスからの小包。送り主は、LEVELLERS。ファンクラブ会員ゆえに、メンバーカードが送られてくることはある。でも、これって?
 で、開けてみると、何と、1991年リリースのアルバム“Levelling the land ”ジャケットのシルクスクリーンではないか。LEVELLERSのジャケットは、ベースのジェレミーによるものだが、これは、公式HPによると、会員限定のサービスで、ナンバリング付き。新規会員にも送られるらしい。入ってて良かったよ。素直にうれしい。
 で、せっかくなので、神保町の文房堂にお願いして、額を作ってもらった。けっこうな値段だが、額に入ると、また一段と良い。文房堂の人も渋いって言ってくれた。大事にしますよ。
 そんなLEVELLERSは、11月から、90年の1stアルバム“A Weapon called the word”20周年のツアー。イギリスから帰国して、わずか10日後には、スタート。そのまま残留した気分。Primal Scremの“Screamadelica LIVE”もあるしね。

2010/09/28

POSTCARDS FROM A YOUNG MAN


9月22日、MANICSの新譜到着。相変わらずのMANICS節満載。間もなく、イギリスからファンクラブ限定販売のBOXも届く。そして、1ヵ月後、ロンドン公演の初日を迎える。

2010/09/23

リボンの騎士たち


 アイスリボンのオリジナル・ストーリーでもあり、JWP@新宿FACEの延長線でもある、後楽園ホール大会“リボンの騎士たち”。今回はわが家に加え、盟友いわみも参戦。楽しい観戦となった。
 メインでは、20日に丸坊主となったさくらえみが、SENDAIガールズの代表であり、そして、長与千種の遺伝子を持つ里村明衣子と対戦(紙テープが凄いでしょ。これぞ女子プロレスって感じ)。20分を超える熱戦の末、敗れたものの、その後の展開が良かった。りほを中心とする10代の選手のSENDAIに対する宣戦布告、でも3年後という流れに感動。
 その他にも、SENDAIとアイスの5対5や、JWPのボリショイ選手とアイスのみなみの選手権試合など、内容は盛りだくさん。葛西選手も出たしね。
 と言いながら、この日のMVPは、さくらの仇を討つべく米山に挑み、1分強で負けた帯広さやか。つーことで、彼女の所属する19時プロレスも見逃せまい。

2010/09/22

BENDA BILILI の映画


 昨日に引き続き、BENDA BILILI。今日は、映画だけど。ユニセフ協会イベントの盛り上がりやミュージシャン連中の騒ぎっぷりから、失礼ながら渋谷のイメージ・フォーラムさんでキャパは十分かと、いらぬ心配をし、上映1時間半前には、整理券をゲット。何と、1番、2番。喜んで良いんのかね、こんな場合。もう少し周りに広めねば。
 さて、映画の感想。確かに、奴らはストリートにいる、貧しい障害者。でも人間だし、ミュージシャン。THE CLASHのドキュメンタリーみたいだった。ヨーロッパを楽しそうにツアーし、酒やタバコをじゃんじゃん体に入れ、携帯で家族に電話。でも、志はちゃんと持っている。
 JOE STRUMMERが生前立ち上げた“STRUMMERVILLE”に、その精神は似ている。
 BENDA BILILIに、PUNK IS ATTITUDE であることを改めて感じた。

2010/09/21

BENDA BILILI

 

 ソウル・フラワー・ユニオンの中川敬氏のTwitterでもたびたび紹介されていた、コンゴのストリート・ミュージシャン、BENDA BILILIがツアーのため来日している(彼らの映画も上映中。詳細は、リンク先を)。
 で、ユニセフ協会主催のイベントにも出演すると知り、先日、申し込んだところ、席が確保されたというので、参加してきた。
 BENDA BILILIのミニ・ライブは期待以上であり、自分が心の底から揺さぶられているのを実感した。が、今回は、事前にあったポリオに関するレクチャーにも学ぶべき点がいくつかあった。これらは、これからの仕事でも活かして行ければ良いと思う。

ちょんまげぷりん


 見たい見たいと思っていた、“ちょんまげぷりん”。思ったとおり、なかなかほんわか、そして切ないストーリー。錦戸君も良いけど、子役の福ちゃんも噂に違わぬ演技でなかなかだった。それから、ともさかも良い。感情表現の豊かだし。こんな作品を海外の映画祭に出品すれば良いのに。すっごく日本のこと分かると思うけど、良くも悪くも。

2010/09/20

JWP@新宿FACE


 今回の夏休み、都内にいるのならばと、決めていた予定の1つが、9月23日のアイスリボン後楽園ホール大会。で、それを楽しむためには、この大会は欠かせないだろうということで、約15年ぶりにJWPを見に行った。
 当日は、超満員。わが家は17日午後の申し込みだったので、多分ギリギリだったはず。その観客の期待に応える良い興行だった。メインでは、23日の後楽園でもメインを務めるアイスリボンのさくらえみ選手が、JWPの米山選手の持つベルトに挑戦したものの敗退。試合形式に基づき、髪丸める結果となった。が、その後の展開で、23日にも、そして、来年にもつながる流れが見えたような気がする。良い興行だった。
 個人的に、この日のMVPは、JWPでも、アイスリボンでもない、同い年のアジャ選手。テーマ曲の“HELLION 〜 ELECTRIC EYE”に痺れ、コミカルな一面を見せつつも、締めるところは締める余裕のスタイル。カッコ良いと思う。

2010/09/19

自転車でゲゲゲ


 最終回まであと1週間。ってことは関係なく、久しぶりに彼女と自転車で遠征。とは言え、わが家はそんなに根性もないので、ならば、深大寺をめざすことに。
 甲州街道を西へ、途中、環八付近やら仙川やらで休憩しつつ、1時間半で到着。予想以上に盛り上がっている。ふつーに、鬼太郎とかねずみ男が等身大フィギュアに化け、観光客を喜ばせているし。参道の店も、ゲゲゲ効果にあやからんとばかりに必死な感じ。ちょっと引いたので、さっさと蕎麦を食べ帰路に着く。
 そのまま帰ってもつまらないので、無駄に吉祥寺を経由することに。途中、井の頭通りで休憩しようと思うにも、ファミレスもファーストフードもない。ほとんど井の頭通りが終わる手前で見つけたマックに入ったが、家族連れが、各テーブルを自宅のように占拠。中途半端な時間に、皆食べてますよ。完璧な、スーパー・サイズ・ミー予備軍たち。
 大人が必死でメタボ気をつけても無駄ってことが、良く分かった。
 1日で、ゲゲゲ商法とマックを体感し、B-1に人が群がる理由が分かった気がする。B級って、もっとイカしてんのに、正直悲しい。楽しかったけどね。

2010/09/18

夏休みスタート


 毎年恒例、9月の連休に合わせた夏休みがスタート。例年、地方旅行に行っていたが、今年は、10月のロンドン旅行もあることから、都内を散策することに。
 初日は、大久保のコリアンタウン。東京に20年以上住んでるけど、ちゃんと歩くのは初めて。普段は、歌舞伎町のザボンでラーメン食べた後、タクシーで通るくらいかな。
 見慣れない看板とかあって外国気分が味わえるのは確か。写真の店は、何でも980円ゆえ、キュウパ(980)キュウパとか。
 この日は、職安通り近くで、サムギョプサルを堪能。2人じゃ、量多いね。美味しいけど、すぐ満腹になる。
 そうそう、店でご飯食べている時、女性が立て膝なのが韓国っぽいのかなとも思ったな。

2010/08/30

Judas Priest


 夏休み第一弾最終日は、午後からJudas Priest の『British Streel 30th anniversary edition』 を楽しみながら、カレーづくり。煮込んでいる間に、昨年夏の『British Streel 完全再現ツアー』DVDを見ている。
 Judas Priest を初めて見たのは、多分、U.S.フェスティバルの映像。ブラックレザーに身を包んだロブ・ハルフォードが、ハーレーに乗って登場するという、あまりにもの演出に仰天したのを思い出す。 
  『Screaming For Vengeance』('82年)、『Defenders Of The Faith』('84)がリアルタイム。80年に発売された『British Streel』は、その後に買うことになるのだが、Judas Priest では、これが一番好き。特に、“Breaking the Law” は、High Fidelity 高橋とバンドで演奏したこともある、思い出の1曲。
 さて、 『British Streel 完全再現ツアー』だが、凄い。確かに老けた。が、しか~し、圧倒的な演奏力と動き。先頃、金髪にした天龍同様、じじいは凄いと、唸ること間違いなし。

2010/08/28

熱海の捜査官


 オダギリジョー、ひさびさの金曜夜のテレビ朝日、『熱海の捜査官』。『時効警察』スタッフやキャストのこだわりが随所に散りばめられているので、1回の放送で、すべてを理解するのは、私には不可能。結局、DVDを買うことになるのだろう。
 さて、その『熱海の捜査官』で、ストーリーの大きな鍵となる、スクールバスが、何と、南船橋のララポートに展示されていると知り、彼女とともに、週末、東西線を端から端まで乗って、見に行った。
 どれだけ盛り上がっているのか、人でごった返していて見れないのではないか。という不安は杞憂。あまりにも無造作な展示。見に来た人は、ほとんど皆無。大丈夫か? 『熱海の捜査官』。
 とも思ったが、ララポート自体の客も少なめ。 ゆる〜い感じが、『熱海の捜査官』に相応しいかも。

2010/08/27

eat neat beat HP 更新しました。

 先日、「食べ物アップして〜」とのリクエストをいただきましたので、eat neat beat HP の ie-meshi、soto-meshi に写真を追加しました。これからも、新生UWF 入団時の舟木選手の姿勢を見習い、美味しいものたくさん食べて、美味しいものたくさん作って、更新していきます。

16歳


 江口寿史「エイジ」のコンプリート・エディションが出版された。16歳のエイジが、ボクサーをめざす物語で、オリジナルの連載は、1984年8月『フレッシュジャンプ9月号』〜。江口寿史のマンガが好きだったこと、そして、当時15歳でほとんどエイジと同じ歳、さらに、パンクバンドでギターを弾くエイジがかっこ良かったのがすごく印象的で、一気にファンになった。特に、単行本化された85年以降は、かなり読んだ。しかも、夏休みに、自分の部屋のベッドに横になって、蝉の声をBGMに読んだ気がする。
 そして、25年が経ち、ちょうど今、遅めの夏休み。 蝉の声はないけど、「エイジ」を読んでると、あの頃の部屋のレイアウトが蘇ってくるから、何だか不思議だ。

2010/08/26

Nokton 25mm F0.95


 興味のない人には、まったくどうでも良い話だと思うが、長野県のレンズメーカー、コシナが、レンズ規格・マイクロフォーサーズに正式参入。その第一弾として、この10月、Nokton 25mm F0.95というレンズを発売する。
 実は、カメラの面白さを教えてくれたのが、2000年に発売された、コシナのBESSA-R。そして、その操作性もさることながら、コシナのカメラ、レンズに込められた職人魂というか、作品としての美しさに惚れ込み、以来、ことあるごとに引っ張りだし使っている。
 最近では、もっぱら、コシナのレンズをマウント経由で、E-P1に装着し撮影することが多いわけだが、それでも、液晶モニター越しではあっても、ピントが合った時の気持ち良さは、フィルム機のそれと遜色ないと、私は思う。
 そして、遂に、コシナ純正フォクトレンダーのレンズの登場だ。しかも、35ミリ換算で50ミリのF0.95。自分にとっては、どストライクのレンズ。すでに予約済みだが、ロンドン行きの前に発売してほしい。
 

2010/08/14

Manic Street Preachers


 10月の渡英、航空券と宿の手配が終わった。けっこうリーズナブルに行ける。しかも、以前と比べれば、さすがの£も安くなっている。物価高のロンドンから、少しだけ解放されそうだ。
 8月5日、ロンドンで、Manics のプレミア・ショーケースが行なわれたそうだ。『ロッキン・オン』児島さんのブログでセットリストが紹介されている。実際は、もう少し新曲が演奏されるのだろうか? 楽しみだ。児島さんによれば、新曲は、ファン垂涎のManics 節全開とのこと。うーん、アルバムも当然のことながら、楽しみ。
 帰国後は、Manicsと申し合わせたかのように、彼らの日本ツアー。こんなに、Manics 三昧で良いものか? 昨年の NANO-MUGEN が、ちらっと過ぎる。あんなことは、あってはならない。
 ※写真は、10月に発売される『Everlasting: The Story of the Manic Street Preachers』。今年は、リッチーをモチーフにした小説も刊行されるらしい。

2010/08/08

バグダッド・カフェ


 映画『バグダッド・カフェ』の〝ニュー・ディレクターズ・カット版〟(2008年公開)が、blue-ray 化された。公開時に見逃していたし、ある理由から、PS3を購入したので、評判のblue-ray 機能を楽しみたいこともあり購入。〝ニュー・ディレクターズ・カット版〟は、パーシー・アドロン監督による色調とトリミングの見直しが施されていると言う。
 確かに、すごーく昔見たオリジナルとの印象は違う。でも、結局、この作品の良さは、ストーリーであることを改めて実感した。映画館で見るのも良いが、わが家の畳の上で見ても良い。そんな作品だとも感じた。
 そういう意味だと、『サーチャーズ 2.0』に雰囲気が似ていなくもない。
 
 ところで、前回ふれた〝志賀直哉ブーム〟は、静かに続いている。と言うか、「暗夜航路」に至り、読むペースがダウン。結果として、長続きしているわけだ。私にとって、この作品は、通勤時に読む本ではない。帰りたくなる。かと言って、他の時間に、がっつり読めるようなものでもない。だから、ゆっくり時間を掛けて読むことにした。

2010/07/03

中春こまわり君


 一番好きなマンガ、『がきデカ』。旧友High Fidelity高橋と私を繋いでいるのも、かなりの割合で、『がきデカ』だ。“1992年”と、どっこいかも。んぺと。
 さて、昨年、すでに終わったはずの『がきデカ』が、『中春こまわり君』として復活(実際には、過去数回、短期的に再連載されたりしている)。40歳のサラリーマンとなった、こまわり君や旧友西城らの日常を目にすることができる。
 日常と言っても、そこは、山上たつひこ。静かな中にも、そこには、淡々とした悲哀や狂気が溢れている。ある意味、北野武作品のよう。この二人の対談を見てみたい。
 因みに、第二巻では、志賀直哉の『剃刀』がカギとなる作品が描かれている。これが、わが家での“志賀直哉ブーム”のきっかけとなった。

2010/06/27

OUTRAGE


 北野武監督の作品を久しぶりに見た。黒くて、赤くて、白い、色合いが、スクリーンには漂い続ける。
 そして、暴力シーン満載。しかも残虐で、リアル。SAWよりも確実に痛い。デスマッチで言うと、有刺鉄線ではなく、カミソリボードな感じだ。
 でも、笑える。皆、悪い奴らだが、ある意味マジメで、阿呆でもある。
 良い作品だ。そうとう印象深く脳裏に残像が浮かぶ。通院していた歯科医でも、耳鼻咽喉科でも、北野武を思い出したほど。
 こういう北野武と、カブリものをしてはしゃいでいるビートたけしは無条件に好きだと、改めて感じた。

2010/06/26

焼きテビチ


 「2010沖縄ピースすて〜じ」最後の夜、気の合う友と、深夜の焼きテビチ。美味い。柔らかく煮込んだテビチをフライパンでカリッと焼き上げただけ。シンプルですが、唯一無比な食感と味。この店、おでん屋、でも、人気は焼きテビチ。うん、でも、おでんも美味しい。テビチと昆布ダシの出汁。最後の夜に、良い店を教えてくれて、連れて行ってくれて、でも、支払いはしたけど、おくだ、ありがと。

2010/06/25

2010沖縄ピースすて〜じ


 情報労連が毎年実施している「沖縄ピースすて〜じ」。嘉手納基地周回行動や戦跡めぐりを通して、沖縄戦の実相と、いまの沖縄を知る、感じる3日間。今年は、普天間基地問題もあり、例年にない盛り上がり。本土の空気とは違う何かを、参加者は感じたと思う。この、違和感を皆が、職場や地域で伝えてくれれば、動く。そういう気がする。でも、熱しやすく冷めやすい。だから、また、油を注ぐ作業を続けなければならないのだと思う。

2010/06/17

41歳と19歳


 今日、黒猫チェルシーを見た、リキッドルームで。1月に見た、渋谷チェルシーホテルでの黒猫チェルシーホテル別館は、企画イベント。なので、黒猫チェルシーをワンマンで見るのは初めてだ。
 会場内は、赤い照明で観客側が赤く照らされ、SEには、MY BLOODY VALENTINE。こいつら何歳だのセレクション。演奏だけでなく、大人びている。
 ギターの澤くんがブログで過去最長と断言していたように、多分、今の黒猫なら最長であろう約1時間40分。ほんと熱が籠って、時たま緩くて、爆発してのライブは、あっと言う間に終わった。
 
 昨年、タワレコの視聴コーナーで初めて聴いた時、かっこいいガレージバンドだと感じた。ちょこっと、ニューヨークパンクの香りもした。
 が、チェルシーホテルで見て以来、彼らのバックグラウンドの深さというか、貪欲さをすごく感じている。中学の時とか、何聴いてたんだろう。宮田君は、サバスが好きだと思うのだが。私が中学時代に通った、地元日田の今はなき、ZAPPED RECORDの店主いとうさんが見たら、びっくりするかもと、ライブを見ながら感じた。
 勢いがあって、何の衒いもない、素直な音楽ができる、しかも、上手い。黒猫チェルシー、かなり好きだな。これから、どうなるのか楽しみだ。

41歳

 本日、バカボンのパパと同じ歳になりました。
 これでいいのだ、と言い続けられると、いいのだ。 
 
 ♪枯葉散る白いテラスの午後3時 じっとみつめて 欲しいのよ
 特別の愛で ふるえて欲しいの
 41才の春だから 元祖天才バカボンのパパだから 冷たい目で見ないで
 粉雪舞う青い窓辺の午後3時 じっとたえて 欲しいのよ
 特別の愛で 燃えて欲しいの
 41才の春だから 元祖天才バカボンのパパだから 冷たい涙流さないで♪
 (元祖天才バカボンの春 作詞:赤塚不二夫、作曲:渡辺岳夫 )


2010/06/13

STOP CHILD LABOR


 6月12日は、児童労働反対世界デー。毎年、この日を中心に、児童労働や貧困問題について考え、訴えるイベントが世界各地で開かれている(写真は、渋谷で繰り広げられたウォーク)。
 数年前までは、サッカーで使われるボールのほとんどは児童労働によるものだった。マックのハッピーセットのおもちゃとか、最近では、iPodの工場で、児童労働が使われていることが判明。ユーザとしては、情けない思いでいっぱいだが、利益ばかりを追求するのではなく、人や環境に優しい企業行動を願いたい。

 ILOが今年発表したデータでは、世界の児童労働は減っているものの、減少のペースは鈍化。特に、サハラ以南のアフリカでは増加傾向にあるとのこと。
 時あたかも、サッカーワールドカップの南アフリカ大会が世界を賑わしている。だから、こんな時にこそ、アフリカをトリガーにしながら、世界の児童労働や貧困問題を、マスコミには取り上げてほしい。
 テレビや新聞では、南アフリカの治安の悪さが強調されているが、その原因はどこにあるのか。日本や先進国は無関係なのか…。そんな投げかけを期待する。ふだん、アフリカには無関心の人だって、今なら注目するかもしれないのだから。

2010/06/07

Postcards From Manic Street Preachers


 Manic Street Preachers からハガキが届いたので、今秋、イギリス国内で展開される“Postcards From A Young Man Tour” を見に行くことにした。ロンドン、Brixton Academy 2 Days。せっかくなので、2日間、初日は、スタンディングエリア、2日目、バルコニー席を購入。
 Brixton Academy は、10数年前の The Levellers 以来。あの時も2日間通ったことを思い出す。そうとう古い建物だったが、今でも、あんな佇まいなのだろうか。ビールも飲めたと思う。楽しみだ。
 もちろん、Manics のライブは、とてもとても楽しみ。今回のメーンだし。ジェームス&ニッキーのソロ、そして、昨年のNANO-MUGEN と、2回フラれているし。イギリスでManicsを見るのは、18年ぶりだし。
 ロンドンも12年ぶりかな。5月、10年ぶりに訪れたニューヨークは思ったほど、変っていなかった。果たしてロンドンはどうなのか。忙しく変化するのって、日本だけのような気もするが…。

2010/05/26

MoMA


 先日、参加した核廃絶ニューヨーク行動中、1日だけ自由になる時間ができました。となれば、ここしかないと、10数年ぶりにMoMAへ。ここは、基本的に作品を写真撮影することができるので、ベタだとは思いつつも、アンディ・ウォーホールやジャスパー・ジョーンズの作品、そして、無造作におかれたオブジェなどを撮影しながら、館内を巡りました。
  ちょうど、大好きなブレッソンの作品展もやっていて(こちらは撮影不可)、知らないプリントを前に、ちょっと興奮。やっぱブレッソン良いです。人が生きていて、自然もありのままで。見るたびに、カメラがんばろうと思うんですけどね。
 で、展示パンフレット売ってたんですけど、かなり重くて、断念。でも買えば良かったと、かなり後悔。日本に作品展がやってくる日を待つのみです。
 ニューヨークの写真は、PEACE WALKや食べたものなども含めて、eatneatbeat.comに掲載しています。ぜひ、ご覧ください。

2010/05/23

NTT労働組合の環境統一行動


 私が所属するNTT労働組合が、昨年から全都道府県で展開している環境統一行動。全国でいろんな活動を展開しています。昨日、NTT労働組合東京グループ連絡協議会が主催する、荒川クリーンキャンペーンに参加しました。なかなか良い日和に恵まれたのですが、約1時間の清掃でもけっこうな汗が。それもそのはず、ゴミを集めると言っても、カンやビン、ビニールの類いから、大きいものは自転車やパソコンのモニターなども。水際は足下にも力が入り、何気にきついんですな。
 それにしても、清掃は気持ちが良いとは言え、ゴミを捨てる人の気がしれません。日本って、ぽい捨てとか不法投棄とか多いと思います。ゴミの分別もまったく無視って人もいるし。
 こういう活動をやらなくて良い社会にならないといけませんね。