2017/12/10

北前船廻船問屋 森家


 富山市内から富山ライトレールで約25分。岩瀬の大通りには、北前船廻船問屋数軒が残っていて、そのうちの森家は一般に公開されている。時間があったので、予備知識なしに見学に行くと、入場料100円なのに、ていねいにガイドをしてくれて、なかなか勉強になった。
 贅を尽くし一級の材料を加工して作られた大黒柱、はり、天井などは、一見の価値あり。周辺がまったく盛り上がっていないので、わざわざ感はあるが、お勧めです。

天井板は、見る場所によって、竜が浮かびあがる(ように見える)というので、ぐるぐる回ってみたが、確かに見えたような。

富山県立近代美術館


 富山県立近代美術館。今年8月にオープンしたばかりだとか。ピカソ、シャガール、藤田嗣治らの作品を所蔵。行った日は、藤田嗣治「二人の裸婦」が展示されていたのだが、思っていたよりも大きくて、繊細な描写なんだけど、迫力があり、ちょいと圧倒された。
 で、面白かったのが、企画展「素材と対話するアートとデザイン」。紙、プラスチック、鉄など、あらゆる素材の特性を生かした作品や商品が展示されていて、楽しいのなんの。さわっちゃダメって言うんだけど、手ざわりを確かめたいやつ多し。さわってませんけどね。子供が遊べるスペースも多いのも、よし。


 すぐ前は、富岩運河環水公園。近代美術館の屋上に上れば、公園の向こうに立山連峰を望むことができる。運河のそばには、世界一美しいと言われているスタバ。店の窓ガラスに揺れる水面が映って、遠目から見ると確かにきれい。近づくと混雑ぶりが目に入り興ざめするけどね。

富山市ガラス美術館 


 今回、いろいろと情報を教えてもらった富山出身の春ちゃんが、富山市内は見るところがあんまりないと言っていたのだが、いえいえ、なかなかだった。地元の人はあまり行かないのかも。
 

 市の美術館と同じ建物にあるのが、富山市ガラス美術館。富山はガラスの街らしく、至る所でガラスがアピールされている。ガラス美術館では、これどうやって作ってるの?だったり、へー、ふーんだったりのシンプルに感動できて面白かった。図書館は市民でなくても利用できるし、富山観光コーナーもあって、なかなか便利。利用者も多かったし、いい施設だと思うな。

富山旅行 移動編


 エレファントカシマシ、30th ANNIVERSARY TOUR ”THE FIGHTING MAN”ファイナルを見に富山へ。富山に行くの30数年ぶり。黒部渓谷と黒部ダムくらいしか覚えていません。富山市内に至っては、何にも。もちろん北陸新幹線は、初。「はくたか」で、約2時間30分。美味しいもの食べて、ライブを見て、路面電車に乗って、美術館を楽しんで、大満喫。


 富山市内の移動は、町が小ぢんまりしているので、徒歩でもいいけど、路面電車が便利。渋めの車両の他、トラムみたいな車両もあって、海の方まで足を延ばすことができる。私、鉄道オタクではないのだが、地方の交通機関を利用して、ちょこちょこ動くの好きなんだよね。ロンドンでも、地下鉄やバスマップは、行くとすぐに買うし、目的地まで遠回りしたり。東京でも、赤羽から新宿までバスで行ったりとか。へーって思うルートを通るので、時間があれば、お勧めします。

2017/12/09

エレファントカシマシ、30th ANNIVERSARY TOUR ”THE FIGHTING MAN”


 エレファントカシマシ、30th ANNIVERSARY TOUR ”THE FIGHTING MAN”。10月の新潟公演に続き、ファイナルを見に富山へ。エレカシ、富山でのライブは初なんだとか。
 会場のオーバードホールは、5階席まであって、私らは4階。かなりの傾斜で、4階でもステージまで遠い感じはしないし、全体が見渡せるので、いいね。
 さて、ライブ。宮本が感極まって涙した前半、そして、いつも以上に振り切ってシャウトし、うねりまくる後半。そして、またもう一公演あるのかしらと思わせるような激しく力強いアンコール感のないアンコール。文句なし。恐らく、予定では、今年見る最後のライブ、2017年の〆に相応しいというか、十分過ぎるライブだった。行って良かったよ。
 そして、来年3月には、埼玉スーパーアリーナ公演。これまた違う感じなんだろうね。楽しみです。

Set List
1. 歴史
2. 今はここが真ん中さ!
3. 新しい季節へキミと
4. ハロー人生!!
5. デーデ
6. 悲しみの果て
7. 今宵の月のように
8. 戦う男
9. 風に吹かれて
10. 翳りゆく部屋
11. 桜の花、舞い上がる道を
12. 笑顔の未来へ
13. 3210
14. RAINBOW
15. ガストロンジャー
16. サラリサラサラリ
17. 今を歌え
18. 四月の風
19. 俺たちの明日
20. 風と共に
21. ズレてる方がいい
22. 奴隷天国
23. コール アンド レスポンス
24. 生命賛歌
25. RESTART
26. 夢を追う旅人
27. ファイティングマン
En1. 友達がいるのさ
En2. 涙
En3.待つ男 

2017/12/06

死の翼アルバトロス


 深夜に歴代『ルパン三世』から、ランキング方式でセレクションが放映されているんだけど、第2位は、『死の翼アルバトロス』。宮崎駿が「照樹務」名義で脚本・演出を担当してる作品で、反核思想に溢れている。
 で、つくりも当時のルパンとは全然違って、映像もきれいだし、宮崎駿っぽいです。『未来少年コナン』とかね。あと、『カリオストロの城』。
 さて、第1位は何か。いままで放映されていない作品なので、あれかな〜と。

2017/12/03

裏切り者


 最近、映画を観ていて、いい意味で裏切られる。今回の『ネルーダ』もそう。詩人であり革命家のパブロ・ネルーダの人生を描いたロードムービー的作品かと思いきや、「個」とは何かという重厚なテーマを突きつけられた。
 と言うか、最近の映画の予告編のつくりは、疑問かな。狙っているのだとしたら、それは、それで、すごいけど。

2017/12/01

BISHのMステ


 今日のBISH、Mステ、むっちゃ緊張していたし、フル尺でもなかったけど、ひいき目にみても、今日のMステでは一番だったよ。生声だったし、最後のアイナのシャウトも完璧。

黒い猫

 通販でカメラケースを買いまして、配達日を問われ、週末もいろいろあるので、某黒い猫さんの営業所を指定。いつでも受け取れるというし、ま、駅から家の途中だし、便利かもと。
 で、今日映画を観まして、21時過ぎに営業所へ。すると、もう窓口は終わっている感じ。うん?と思っていたらドライバーさんがいたので、荷物を取りに来たことを告げると、ちょっと待ってくださいと、受付へ行ってくれる。
 そして、受付の人が出てきまして、私の荷物を窓口ではなくて、新説した受け取り用のポストに入れたと言う。
 いやいや、ネットでの受付では、そんなこと言われていないし、受け取り用のパスワードも着ていませんよ。こちらで、開けることはできないのですか?
 すると、お客様の許可がないとあけられませんだと。いやいやお客様、ここにいますけど。
 するとすると、認証番号がないとダメなんです。このポスト、最近入れたばかりなので、開け方が分かりません、だと。
 なぬ。まぁ、いいわ。でも認証番号は受け取ってませんよ。
 少々、お待ちくださいと、事務所に戻って、受け取った返事が、「いま、送りました」。なぬ。
 アカウントをPCに設定している私が悪いのだ。家まで帰って認証番号を確認せねば。って、おかしいでしょ、この流れ。
 でも、仕方ないので、家に帰って番号を確かめ、荷物受け取りましたよ。
 そうしたら、さっきの担当のおじさん、「よかったですね」だと。うーん、黒い猫、忙しいのは分かるが、だめだ、こりゃ。

HOW TO TALK TO GAILS AT PARTIES


 『パーティで女の子に話しかけるには』。直訳ですけど、こんなに印象が変わるのね。
 で、ネタバレしないようにですけど、まず、エル・ファニングは完璧に可愛いのは間違いない。
 で、ストーリーは、素晴らしくブレまくる、70年代青春パンクストーリーであるかもしれないが、そんなこともなかったり。『ピンクパンサー』『フーマンチュー』『プリズナー』なんて、60〜70年代の映画・テレビが好きな人にお勧めかも。
 あと、サッチャリズムから現代資本至上主義に対する強烈な批判も感じる社会派でもあるのかと。ガチで、パンクを期待していくと、外す可能性はあるので、気を付けて。

2017/11/23

思っていた内容とまったく違う


 『GET OUT』を観た。今週で上映が終了ということもあってか、TOHOシネマシャンテは満席。予告編での前情報しかなかったのだが、これは、期待できるかもと思いながら、上映スタート。いやー怖かったよ。そして、思っていた内容とはまったく違うという衝撃。余計な先入観によって、作品の怖さがいっそう増した。

2017/11/11

『JIGSAW』


 『JIGSAW』からのキリンシティ。

『ジグソウ:ソウ・レガシー』


 映画『SAW』の続編? スピンオフ?な『ジグソウ:ソウ・レガシー』。期待以上でも以下でもない、『SAW』感はあり。作り過ぎていないところが、良かった。そして、この後、どうなるの?

2017/11/05

それ


 映画『IT』、観た。予想どおりな感じ。ドキッと来て、笑えて、泣ける娯楽作。で、ツボは、80年代感。劇中の音楽や壁に貼られたポスターなど。
 頭に流れるあのバンドのあの曲は意外でもあり、納得性もあり。ツボした。みっちー、べんべんは、行かなきゃだと。

2017/11/01

JIGSAWがやって来る


 『ソウ』来た! 『ブレードランナー』上映前に『JIGSAW』の予告。まったく知らなかっただけに、ちょっとびっくり。マスト。

ブレードランナー


 観たよ、『ブレードランナー2049』。先週、髙橋と弟に会った時に、マストでしょと話題になりつつも、前作を観たことのない観客には不評なんだよねと、前作を観た3人。でも、期待しかない。
 で、結果的に、いい映画。話はよくできてるし、TOHOシネマズ新宿の施設のせいもあって、圧倒的にきれいだし、音もすごいし、満足。そして、そして。気になる人は、観てください。
 ただ、3時間近くあるので、お尻が痛くなります。

嬉野京子さん


 今朝、新聞を開いて、びっくり。報道写真家の嬉野京子さん。「OKINAWA1965」という彼女が撮影した写真をもとに沖縄の基地問題をたどるドキュメンタリーだとか。マストな作品。
 で、嬉野さんとは、いろいろと縁もあって、不義理もしたり。ここ数年は、沖縄の県民大会で数回、あと昨年の都知事選の街宣で1度お会いしただけ。お互いに撮影していたところは類似しているが、根性では完全に負けているな~。

2017/10/28

現実と過去と虚構と偽り


 実在した作家ネリー・アルカン、36年の生涯を描いた映画『NELLY』。現実と過去と虚構と偽りと、な設定を理解できたのは、最後の最後。めまぐるしく入れ替わる設定に戸惑いも覚えるが、主演のミレーヌ・マッケイの七変化な演技力が圧巻。素晴らしい。

2017/10/26

春ねむり


 衝撃のSSW、春ねむりのワンマン「ぼくを最終兵器にしたのはきみさ」@武蔵野公会堂ホール。仕事が推して、約40分ほど遅れて会場へ。観客が座ったまま、観ている。面白い。そして、春ねむりのパフォーマンス、清々しくて、痛々しくて、何だろう初めてだけど、慣れ親しんだような空間。エレカシ、ブランキー、後藤まりこ、そして、ベルハー。
結局観れたのは、短い時間だったが、来て良かった。12月から3ヵ月連続企画があるとか。マストでしょう。

2017/10/22

エレファントカシマシ


 エレファントカシマシ、30th ANNIVERSARY TOUR ”THE FIGHTING MAN”。やって来ました新潟へ。土曜日に期日前投票を済ませ、そして台風が関東直撃という中、どうにでもなれやって感じで、初エレカシ。
 その前に、旧知の小林さんとしこたま飲んで、ホテルでちょい休憩して、果たして我ら保つのだろうかという不安は、エレカシのライブの前では、まったく不要。
 前半は、シングルやタイアップ曲中心だが、ライブならではのパフォーマンス。ゆったりめの曲は、よりゆったり。激しい曲はつんのめるかのごとく、激しく。宮本の声もよく出ているというか、すげーな。曲を追えるごとに、MCで曲の説明をするのだが、だから、ずーっと声を出しっぱなし。
 後半は、ダークに、よりうねって、フリーに。この公演、終わるのかしらと思うほどに、勢いがある。
  いやー、想像以上に素晴らしいライブだった。そして、新潟の皆さんのノリも良し。と言うことなのかな、11月8日リリースの新曲を、急遽、初披露。ぐっと来るね。そして、12月の富山公演が楽しみで仕方ない。チケットを取っておいて、大正解、だと思う。

Set LIst
1. 歴史
2. 今はここが真ん中さ!
3. 新しい季節へキミと
4. ハロー人生!!
5. テーデ
6. 悲しみの果て
7. 今宵の月のように
8. 戦う男
9. 風に吹かれて
10. 翳りゆく部屋
11. 桜の花、舞い上がる道を
12. 笑顔の未来へ
13. Destiny
14. 3210
15. RAINBOW
16. ガストロンジャー
17. やさしさ
18. 四月の風
19. 俺たちの明日
20. 風と共に
21. ズレてる方がいい
22. 奴隷天国
23. コール アンド レスポンス
24. 生命賛歌
25. TEKUMAKUMAYAKON
26. 夢を追う旅人
27. 今を歌え
28. ファイティングマン

En. 花男

2017/10/21

物悲しい人間ドラマ


 北野武監督作品『アウトレイジ 最終章』。三部作も、これで終焉。脚本、映像、いつものとおり大好物だった。
 『アウトレイジ』や『仁義なき戦い』などのヤクザものを、「見終わった後、男性なら、肩で風を切って歩きたくなる」と評する人がいるのだが、そして、先日も、某テレビ番組で、本作について、そういうタレントがいたのだが、決して、そんなことはない。
 物悲しい悲喜劇、人間ドラマなのである。

2017/10/19

無事帰宅部番外編


 今宵は、「九州北部豪雨災害支援ライブ〜無事帰宅部番外編〜」@高円寺HIGH。KAZI君と高野哲さんの企画。今年7月に九州北部を襲った豪雨被害に対するチャリティイベント。KAZI君は、お父さんが、豪雨に見舞われた日田出身で、今回、ご親戚が亡くなられたそうだ。私も日田出身、いまも両親は日田に住むだけに、他人事ではない。というか、すべての災害、戦争、紛争は他人事ではない。
 そして、繰り広げられたカバー曲の饗宴。すばらしい夜だった。大分県日田市の出身者として、企画したKAZI君、高野哲さん、出演したミュージシャンの皆さん、観客の皆さん、そして、高円寺HIGHに感謝。

2017/10/16

アミア・ミラー


 土曜日に映画『猿の惑星 聖戦紀』を鑑賞。シリーズをずっと観ていたし、バート・ランカスターのオリジナル『猿の惑星』も子供の頃に、テレビの映画番組で観ていたので、『猿の惑星』って、何となく引かれてしまう。
 で、『聖戦紀』。シーザーシリーズは、どうなるのか。息子のコーネリアスは、今後どうなるのかという期待はあるのだが、一番気になるのは、言葉を失った謎の少女役のアミア・ミラー。スクリーンに現れた瞬間、クロエ・グレース・モレッツのデビューを思い出し、そして、それをも超えるのかと思った、いや、思っている。 
 今後、どんな作品に出演するのか、楽しみ。

2017/10/14

猿の惑星


 『猿の惑星 聖戦記』。『創世紀』『新世紀』に次ぐ、シーザーシリーズ、ラスト? 文句なし。シリーズを全て観てきたが、ぶれない設定。言い換えれば、まぁ都合はいい感じ。でも、すがすがしく劇場を出ることができた。シーザー、好きです。
 そして、今作のヒットは、ノバ役のアミア・ミラー。この配役が、この映画を飽きさせないものとしたな。

民主主義は、これだ!


 立憲民主党の「20171014 東京大行動」。応援弁士が、一水会の鈴木邦男氏と、小林よしのり氏。
 これが、良かった。真の保守とは何か。自民、希望は、米国追従、隷属だと。
個々の政策では違うことはあれども、右左真ん中が一同に介した風景は圧巻。そして、これこそが、説得と納得を繰り返し、苦労しながら前に進む民主主義の姿。
 枝野代表の言う、「右でも左でもない、下から前へ」「草の根」。いいね、サンダース、コービン、枝野で、日英米同盟を組んじゃいな。

2017/10/10

SAiNT SEX


 BiS、BiS、GANGPARADEの所属するWACK、前述の3ユニットから2人ずつの選抜、SAiNT SEX、「タワーレコード新宿店19周年 × WACK スペシャルライブ」のアンコールで、初お披露目。単純に、プー・ルイとアイナ・ジ・エンドが同じステージでパフォーマンスしていると、アガル。限定音源、ゲットしたい。来週、がんばらねば。

夢の途中


 「タワーレコード新宿店19周年 × WACK スペシャルライブ」。BiSH、BiS、GANGPARADEのスリーマン。
 トリは、BiSH。圧巻だった。シンガロングな曲が中心のセットリスト。今日は、男性が多かったせいもあって、否が応でも盛り上がる。アイナ・ジ・エンドの歌唱力と、セントチヒロ・チッチの表現力が素晴らし過ぎた。


 BiS、先週、プー・ルイが復活。「BiSBiS」からスタートのセットリストは、ラストの「NERVE」意外は、新生BiSの曲。それだけ、現体制を大切にしているのかと。良かったけど、多分、何かが足りない。こないだのBLITZでも感じたんだよね。夏の味園ユニバースのライブとか良かったんだけど。ただ期待値は最大限。


 GANGPARADE。カミヤサキがいた頃とは、がらっと雰囲気も変わっている。アイドル色が強くなったかな。現BiSオリジナルのアヤプリがいるのだが、馴染んできたかな。BiSに戻って来るのかね。

 同じ事務所で、それぞれに。思うこともあるだろうし、こういうイベントはいい。まだまだ、みんな、夢の途中。楽しみたい。

2017/10/06

Road to KOKUGIKAN


 BiS「IDOL is DEAD」。8月に延期となった赤坂BLITZ公演の仕切り直し。しかし、活動停止中のプー・ルイ抜きの6人編成。さて、いろいろあったし、マニアックなので詳しく、後ほどということで、速報的に報告すると、プー・ルイ、途中から復活。やっぱ安定するね。そして、メジャー・デビューの発表に続いて、来た!3.4両国国技館公演が決定。行くしかないでしょ。

2017/10/04

ディーセント


 今晩は、ライターで保育士のブレイディみかこさんと哲学者の國分功一郎さんのトークイベント@神楽坂 LA KAGU。ブレイディさんの『子どもたちの階級闘争』は新潮ドキュメント賞を、國分さんの『中動態の世界』は小林秀雄賞を受賞と、今年特に話題のお二人のトークは熱くて、冷静で、楽しくて、刺激的だった。
 このご時世、話題は日本の政治状況にも及んだのだが、國分さんが、樋口陽一先生が、「魯迅が、当時の中国人について、砂のようだ」と紹介していたことを引用し、いま、右や左に縦横無尽に流れる日本人は「砂のよう」だと。
 ブレイディさんも、「日本人は、スティッキーじゃない。粘性、ある種の保守性がない」と。サッチャリズムに乗っ取られたイギリスが、評価はいろいろあるが、ブレア労働党政権になるには、ある程度の時間を要したし、また保守党政権になって、そして今、コービンが社会主義者を自任し若者の支持を得ているのも(労働党党員は、コービン以前の2倍だとか)、コービンが80年代から主張を一貫して変えなかったこと、粘性のある運動を展開してきたからだと分析。
 それぞれ、「アナーキズムは尊厳」(ブレイディさん)、「出発点は自由」(國分さん)と著書でも記しているが、アナーキズムは自由であり、リンクしループする。
 コービンが、終始「ディーセント」な暮らしを求め、ディーセントな政治手法で他者を攻撃しないという話を聞き、あー、この国の政治リーダーってと頭を抱えても仕方がないので、腰を据えて、立憲民主党を支援することにするので、立憲民主党、少なくとも20年は、なくならないように。

2017/09/23

黒猫10周年


 今宵は、黒猫チェルシーの結成10周年記念3daysの中日。FINLANDSとの対バンライブ。FINLANDS良かった。真夏のフェスでも来ているというファー衣装なんて情報はどうも良いほど。シャープなギターポップ。黒猫との親和性はあるのかな。
 そして、黒猫チェルシー。3年ぶりに観たのだが、もともとレベルは高くて好きなバンドなのだが、いいーーー。素晴らしい。ドイツのKAVADARとのツーマンを願う。そして、ラウドパークに出て、度肝を抜いてやれというくらいの澤君のギター、いやがっちゃんのベース、宮田君のドラム。そこにがっちりとのっかる大知のまっすぐな歌。べた褒めします。
 アンコールの1曲は、彼らが生まれた1990年に発表されてジッタリン・ジンの『夏祭り』。案外に客層がイカ天世代っぽくってね。朝の連ドラの影響もあって、おばちゃん多いかも。それも良し!

あん


 映画『あん』。元ハンセン病患者と悩めるどら焼き職人、そして、家族との距離を感じている中学生を中心に物語は進む。静かな映像。その静けさが、優しさとともに、人間の差別意識を浮かび上がらせる。樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅、そして、後半でもの凄い味付けを加える市原悦子、キャストも素晴らしい。劇場で観たかったな、と思っていたら、10月に目黒シネマでやるみたい。

春ねむり


 ひょんなきっかけ、というか、大好きな後藤まりこが復活してギターで参加しているというので、全く予備知識もなく買ってみた春ねむりの新作。いろんなサイトのプロフィールを見ると、ラップっていう触れ込みなんだけど、ラップちゃラップ。でも、後藤さんのボーカルスタイルにも似ているような。好きだな。ライブ、観に行ってみよう。

2017/09/22

ゼゼゼとベルハー


 THERE THERE THERES(旧ベルハー)の2ndシングル「There’s something behind先行販売ライヴ」@目黒鹿鳴館。CDに収録された3曲は、何だ? イタリアン・ロック、サイケ、ガレージ、テクノ?が交錯する3曲3様。1stシングルと続けて聴き、さらにベルハーを聴くと、進化というか変身の具合がよく分かる。いい。
 そして、ライブでは、ベルハー時代の曲もやるのだが、これもゼゼゼ流に昇華されている。帰りの電車で、ベルハーの楽曲を聴き直したが、全然違う。メンバーが違うので当たり前なのだが。おもしろいな〜。またライブに行きたい。

2017/09/20

『戦争のはらわた』


 サム・ペキンパー『戦争のはらわた』。必見、戦争が、どんだけくそつまらんかが、よく分かる。『ハクソー・リッジ』の正反対に位置する作品。ドイツ側から描いているのも、対置するロシアっていう設定も素晴らしい。

2017/09/19

戦争を知ろうとしない子供たち


 エミール・クストリッツア監督最新作『オン・ザ・ミルキー・ロード』。監督の作品を経験済みだと、まー分かるが、予告編との落差がすごい。ほんと、盛り上げて、盛り上げての、バッドエンドなんだけど、希望は残すというね。「平和だったら」「戦争がなかったら」。日本に住む私が感じ得ない日常が、ある国・地域。戦争は過去の記憶ではなくて、今そのものであることを思い知らされた。そして、戦争が「終わった」として、その後に、残された地雷、地雷、地雷。
 「戦争を知ろうとしない子供たち」にならないための作品。

2017/09/16

『アンダーグラウンド』完全版


 エミール・クストリッツア監督作品『アンダーグラウンド』(1995年)。監督の祖国旧ユーゴスラヴィアの50年にわたる戦争、内戦の歴史をブラックに、そして時にユーモアを交えて描いた感動作。昨年、恵比寿ガーデンシネマでの再上映を観て、ストーリー、映像、音に、衝撃を受け、そしてラストで涙。翌週に、また観に行って、そして、Blu-rayを購入し、いまも、たまに観ている。
 その『アンダーグラウンド』が、監督の新作『オン・ザ・ミルキーロード』の公開に合わせて開催されている特集上映『ウンザ! ウンザ! クストリッツア!』内で、再上映。しかも、完全版と銘打って、劇場版とは違うテレビ放映版6エピソードを2回に分けて一挙上映。前後編合わせて、5時間14分。
 初日の土曜日、鑑賞。素晴らしい。戦争、紛争、虐殺、難民、愛、裏切り。今の世界情勢を予見しているかのよう。

2017/09/14

4人組


 メンバーが増えたり減ったりすることで、お馴染みのThere There Theres(旧ベルハー)。5月以来にライブを観に来たが、一人減って4人。その時々の彼女たちの良さがあるのだが、唯一のオリジナルメンバー、カイちゃん、そして、もはや古株と言っていい玲奈は、安定的なのだが、芽衣、かりんが、素晴らしく成長していた。特に、芽衣は、旧メンバー朝倉みずほに迫るほど。かりんも、良いよ。メンバーが少なくなった分、誰が目立ったのかが分かりやすいしね。
 来週は、目黒鹿鳴館で、ニューシングルの発売記念。そりゃ、行くでしょ。

2017/09/13

人生はビジネスではない


 ジム・ジャームッシュ監督、the stoogesのドキュメンタリー映画『GIMME DANGER』。良かった。the stoogesの生い立ちや、葛藤がていねいに描かれている。でもね、ジム・ジャームッシュなわけで、そして、観客の前提が、the stoogesのファンなわけで、良い感じに破天荒なエピソードは省かれていて、もっと内面や家族の話などに描写の重点が置かれていたのも、好きなポイント。そして、the stoogesは名曲が多い。
 「音楽は人生、でも、人生はビジネスではない」というイギーの言葉が染みた。

2017/09/05

ルパン vs 複製人間


 『ルパン三世 ルパン vs 複製人間』MX4Dバージョン観て来た。けっこうシュールで、今の時世に合わない表現もあるが、発想自体は面白い。
 ルパンって、制作スタッフによって、作風がまったく違うのも面白いところだが、この作品を小学生のころ観たという事実が、実は一番の驚きだった。親、よく観に連れていったな〜。ちなみに、久留米の映画館だった。

2017/09/03

大好物


 maeの『THE EVERGLOW』再現ライブ@代官山UNIT。絶対に見たかったやつ。いきなり『THE EVERGLOW』から始まるのかと思いきや、代表曲3曲で会場を温めてから、『THE EVERGLOW』のS.E.で、一気に場内爆発。あとは、名盤が再現されていくのだが、シンガロングに次ぐシンガロング。メロディーがきれいで、音が重厚で、エモーショナル。素晴らし過ぎる。アンコールでは、新曲も。今回が最後の来日かな~とも思っていたのだが、また来てほしいし、アメリカでも見てみたい。ホントに、良いライブだったよ。大好物。

Set List
01. BLOOM
02. EMBERS & ENVELOPES
03. REFLECTION
EVERGLOE INTRO S.E. / JAM WE’RE SO FAR AWAY
04. SOMEONE ELSE’S ARMS
05. SUSPENSION
06. THIS IS THE COUNTDOWN
07. PAINLESS
08. THE OCEAN
09. BREAKDOWN
10. MISTAKES WE KNEW WE WERE MAKING
11. COVER ME
12. THE EVERGLOW
13. READY & WAITING TO FALL
14. ANYTHING
15. THE SUN & THE MOON
EN.1 OUR LOVE IS A PAINTED PICTURE
EN.2 JUST LET GO 

2017/08/27

プロレスリング


 葛西純プロデュース「デスマッチカーニバル」。メーンは、King of FREEDOMS チャンピオン・正岡大介と挑戦者ミエド・エクストレモのデスマッチ。4つのコーナーには、ガラスボード×2、画鋲ボード、カミソリボード。両選手ともに、と言うか、出場選手はみんな、基本がしっかりしているので、ハードコア、デスマッチな側面だけでなく、素晴らしいプロレスリング。そして、痛々しい。素晴らしい。
 私の後に座った5人グループ、4人はプロレス生観戦は初だとか。みなさん、涙が出るほど感動した、プロレスってすごいんだねと。集客もまずまず。FREEDOMS、勢いしかないぞ。

2017/08/18

サブリナパンツ


 TOHOシネマズが今年の春から開催している午前10時の映画祭。デジタル・リマスターされた名作の数々を午前10時から上映し、入場料は1100円。こりゃいいねと、30数年前にレンタルビデオで観た『麗しのサブリナ』を鑑賞。オードリー・ヘップバーン、ハンフリー・ボガード、ウイリアム・ホールデン。両親の影響で、50年代の映画も大好きだったので、改めて観たわけだが、設定と展開がくだらな過ぎて、ショッキング。オードリーは貧乏人の設定たが、衣装が豪華過ぎるなど、ツッコミどころも満載。
 でも、時折クスッと笑ったりできて、面白かった。ハリウッドらしいセットとか、オーケストラによる音楽、そして、何よりモノクロの映像が新鮮で、良かった。