2020/03/30

「だいじょうぶだ」とは、あまり言わなかったような気がする


 まさかね。志村が死ぬなんて。一番最初に見た映画はドリフ。志村はいなくて、荒井注時代だったけど。
 小学生のときが、まさに志村。8時だよもだけど、大爆笑好きだったな。小学校高学年からひょうきん族に流れるんだけど、カトケン~だいじょうぶだで、復活。上京してからは、舞台も見に行った。
 で、その舞台では、後半で、志村と観客のじゃんけんコーナーがあって、勝ち残ると景品がもらえた。で、ある時の公演で、当時25歳くらいの私が、小学生と最後の二人まで残ったことがあって、志村に「兄ちゃん、譲ってやれよ」と、つっこまれたというね。懐かしいね。動画は、バカ殿グッズ。ターンテーブルを回すと志村の肉声が流れてくる。しかも、「アイーン」「おこっちゃやーよ」「なんだ、ちみは」「だっふんだ」と切り替えることができる、すぐれもの。去年電池を替えたのだが、20年以上も前で、今なお現役。すばらしい。「だいじょうぶだ」はない。というか、あまり使用していなかったような気がする。
 けんつぁん、安らかに。

2020/03/25

斉藤由貴の腕ひしぎ逆十字!にも注目、フェイク・ドキュメンタリー『エキストロ』


 市民エキストラの姿を描いた映画『エキストロ』。モキュメンタリー(フェイク・ドキュメンタリー)というジャンルらしい。主役の萩野谷幸三役は、萩野谷幸三本人(らしい)。その他に、大林宣彦監督、山本耕史、斉藤由貴、寺脇康文、藤波辰爾、黒沢かずこ(森三中)、加藤諒、三秋里歩、石井竜也、荒俣宏が、本人役で登場。市民ボランティアもたくさん出演している。
 何ともふざけた作品なのだが、ほんと笑える。新日本プロレスネタがちょいちょい出て来るので、新日ファンはその辺りにも注目を。斉藤由貴の腕ひしぎ逆十字、見ものですよ。

2020/03/21

エンパシー・オブ・近代ゴリラ


 TBSのアーカイブから発掘された映像に、当事者の回想、研究者の意見などを加えたドキュメンタリー『三島由紀夫 VS 東大全共闘 50年目の真実』。1969年5月13日、東大駒場キャンパス900号教室での、三島と学生の対話。そう対話。互いに認めあい、尊敬の気持ちを持って、通じ合う。敵は、同じ。元全共闘の芥氏いわく「あいまいで猥雑な日本国」。右も左も関係なくて、いかに誠実に今と向き合うのかである。三島の天皇論も興味深かったな。三島を近代ゴリラと評する学生のセンスも素晴らしい。
 まさに、エンパシー・オブ・近代ゴリラ。みかこさん、すごいですよ。これ、バイブル的作品かと。ディスクは買います。

2020/03/16

微妙? 『ミッドサマー」ディレクターズカット版


 『ミッドサマー」ディレクターズカット版を観た。もう一度観ようと思っていたし、早めに観られて良かった。が、30分の追加部分、「なーるほど」「そこだろうね」「へー」と思う箇所もあるが、うーん、読めた部分も。+15から+18になったところは、予想通りというか、最初から+18で良かったのでは?
 品薄のパンフも購入。ホームページの「観た人用サイト」とほぼ同じだが、ま、装丁が独特だし、悪くはないかと。
 すごく好きな作品だし、もう数回観るような気もするが、人には勧めません。観るなら、観ていない人は、通常版をどうぞ。

2020/03/12

Gold Against The Soul - Trailer

私から私への誕生日プレゼント。『GOLD AGAINST THE SOUL DELUXE RE-ISSUE』


 Manic Street Preachersが1993年にリリースしたセカンドアルバム『GOLD AGAINST THE SOUL』の DELUXE RE-ISSUEが、6月12日にリリースされる。待ってました!
A4判120ページに及ぶフォトブック(もちろん、撮影は、ミッチ池田氏)には、ニッキーによる歌詞の注釈やメモ書きも。
 CDは、2枚組で、一枚は『GOLD AGAINST THE SOUL』のリマスター。もう一枚は、デモ、リミックスなどのb-sideで、ライブレコーディングによるThe Clash の 「What’s My Name」が含まれているとか。そして、180gのアナログ盤、ロングスリーブTシャツ。
 オフィシャルホームページでは、サイン入りの予約も始まっている。今年の私から私への誕生日プレゼントは、これに決定だね。


 ということで、さっそく手続き。完了しました。

2020/03/03

じわっと、ぞわっと、思いのほかポップ『ミッドサマー』


 ようやく見ました『ミッドサマー』 。『ヘレディタリー/継承 』のアリ・アスター監督作品。前代未聞の”フェスティバル・スリラー”らしい。古典的なホラーだった『ヘレディタリー/継承 』に比べると、ポップでぶっ飛んだ感あり。じわっと、ぞわっと来ます。ラストシーン、好きです。また、見てもいいかな。
 若いお客さんが多かったんだけど、上映終了後に、ざわつく館内。見て良かったのか、悪かったのか。ま、好き嫌いは分かれそう。