大好きな先輩が昨夜亡くなった享年52歳。若過ぎるし、まだ教えてもらわなければならないことは、数えきれないほどあった。
その先輩が、今から26年前、1987年、つまり沖縄が日本に復帰して15年めの労働組合による沖縄平和行動を取材していて、今日改めて、その記事を見た。
先輩とは、平和問題や人権問題について、よく話したが、ほんとに沖縄に心を寄せている人だった。その記事を取材した時、先輩は沖縄の仲間とともに、アピールしながら、沖縄本島を一周している。その時の話は、何度も聞かしてもらったが、私自身が沖縄問題に取り組む時、沖縄の人と連帯することの大切さ、本土のエゴではない運動を信条としているのは、先輩の影響が多い。
そして、先輩が取材して26年が経つが、沖縄の問題は何も解決していない。
だから、もっと徹底的に沖縄に拘りたい。
児童労働の問題に取り組み始めた時も、強力にバックアップしてくれたことも忘れない。先輩がいたからこそ、NTT労組は、常に弱い人の側にいる。
そんなので良いのか、労働運動。頑張れ労働組合って思いながら、亡くなったんだろうな。
野村さん、ありがとございました。そして、安らかに。