2023/01/15

「アサヒ館」の思い出


 その昔、生まれ育った日田市にあった映画館「アサヒ館」。ロードショーものは、大分や久留米まで見に行っていたが、少し遅れて上映される作品やいわゆる名画などが二本立て学生は700円ということで、足蹴く通った。
 で、この週末に見た二作品が、まさに、中学生当時を思い出させるもので、懐かしさがこみあげて来ると同時に、何となく寂しいというね。ま、それは、置いておいて。
 一作品目は、『龍虎武師』。香港カンフー映画、というか、スタントの歴史を丹念に追った作品であり、香港と中国の関係性が映画を通じ描かれている。ジャッキー・チェンやサモ・ハン・キンポーに対する関係者の評価も興味深い。

 二作品目は、40年ぶりに劇場で見た、『戦場のメリークリスマス』。まさしく「アサヒ館」で見たやつ。初公開当時、「オールナイトニッポン」で、たけしが妙な煽り方をしていて、思っていた内容と、まったく違ってたんだよね。でも改めて見て、いい作品だと実感。この三月で上映権が切れるとのこと。もう一回見ようかな~。