2025/10/22

あの名作が5年ぶりにスクリーンに。ラストのライブシーンは鳥肌ものな『音楽 ブラッシュアップ版』


 『音楽』。楽器経験のないヤンキー3人がバンドを結成してフェスに出場、あの名作が5年ぶりにスクリーンに戻って来た。そして、岩井澤監督が半年間を掛けて、200カット以上を描き直したという「ブラッシュアップ版」。
 5年前の記憶を辿りスクリーンを凝視したが、どこが書き直されたのかは、分からず。それでも、とにかく面白い。ラストのライブシーンは、鳥肌もので、もしかしたら、ここらあたりのカットかしら?

主人公の思いを2Dアニメも交えて描いた、チェコのモーションストップアニメ『リビング・ラージ!』


 チェコのモーションストップアニメ『リビング・ラージ!』。料理と食べること、音楽が好きな主人公・ベンが、作詞したりダイエットしたり。とても愛おしい作品。ベンの想像や夢のシーンは2Dアニメで描かれているのだが、これがフックとなっていて斬新。新宿武蔵野館で、『音楽』と合わせて見て正解。音楽ってすばらしいのよ。

2025/10/18

あっさりし過ぎ『死霊館 最後の儀式』


 『死霊館 最後の儀式』。あっさりし過ぎ。もう一工夫が、欲しい。

2025/10/16

「なるほどね」な没入感。 『ワン・バトル・アフター・アナザー』を、IMAX®レーザー/GTテクノロジーで


 『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、世界初、全編で画角が1:1.43だとか。しかも全編フルスクリーンのIMAXは映画史上初! ということで、今日は、グランドシネマサンシャイン池袋のIMAX®レーザー/GTテクノロジーで。
 最後のカーチェイスを含めて、「なるほどね」な没入感で集中して細かいところまで見られたが、4回目なのでセリフは大体分かるとは言え、字幕の位置が気になるかな〜。

2025/10/14

生きづらさを抱えていても、『ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー』


 『ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー』。古びた中華料理店を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。誰もが、生きづらさを抱えていて、不器用で愛おしい。
 で、この作品、毎回、日本語字幕付き上映で、舞台あいさつやトークは、手話付き。先日の『朝日新聞』「声」欄に、「邦画の魅力 聴覚障害者にもっと」と、字幕付き上映を求める投稿が掲載されていたが、その通りだと思う。
 今日は、出演の田中祐理子さん、田丸大輔さん、『地獄のSE』監督の川上さわさん、講談社の小林司さんによるアフタートーク。ここでの話もふまえつつ、まずは、パンフレットを読む。

あまり期待せずに見たのだが、朝ドラみたいで案外に良かった 『風のマジム』

 『風のマジム』。主人公のモデルは、南大東島のサトウキビを原料に使ったラム「CORCOR」を手掛けるグレイスラムの金城祐子さん。あまり期待せずに見たのだが、朝ドラみたいで案外に良かった。
 で、「CORCOR」を手に入れようと、公式サイトを見たところ、「Sold Out」。残念。ロケで使われていた下北沢のAサインバーにはあったりするのかしら?

2025/10/12

映画館で没入したい 『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』

 『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』。監督のオダギリ・ジョーが、「絶対に映画館で見てほしい」と言っていたが、映画館で没入したい作品。

2025/10/11

HARISS 20th Anniversary

 HARISS 20th Anniversary、おめでとう!

IMAXでも見たい『ワン・バトル・アフター・アナザー』


 『ワン・バトル・アフター・アナザー』。今日は、ヒューマントラストシネマ渋谷で、京子さんと。Odessaシアターで、音に包まれながら。まだまだ飽きないね。IMAXでも見たい。

2025/10/08

『リンダ リンダ リンダ 4K』は、終わらない

 上映館拡大中の『リンダ リンダ リンダ 4K』。今日は、新宿武蔵野館の最前列で。ここは、スクリーンの下にスピーカーが設置されていて、音を浴びるには、最高。特に音楽シーンにはね。
 お客さん、よく入ってたし、上映延長も決定。そして、10月27日からは、シモキタ - エキマエ - シネマ K2での上映が始まるし、「終わらない歌」になってきた。

付いていくのに必死な展開、『RED ROOMS』


 『RED ROOMS』。少女たちを拉致、監禁、拷問した罪で起訴された男の裁判を傍聴する主人公・ケリー=アンヌ。彼女は、男が事件の一部始終を配信する闇サイト「RED ROOMS」の視聴者でもあった⋯。話が進むほどに、彼女の狂気が画面を覆い、付いていくのに必死な展開。難しい作品だった。

2025/10/05

チェイス・インフィニティ、最高!『ワン・バトル・アフター・アナザー』

 『ワン・バトル・アフター・アナザー』。余りにも良かったので二日続けて。ディカプリオのダメ親父ぶりが素晴らしい。そして二日続けて言うが、チェイス・インフィニティ、最高。そして、そして、Viva La Revolution!

2025/10/04

今年一番の快作。『ワン・バトル・アフター・アナザー』


 レオナルド・ディカプリオ主演『ワン・バトル・アフター・アナザー』。共演は、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロと、濃い。ディカプリオ演じる元革命家でダメ親父ボブと、彼を追うペンが扮する変態軍人ロックジョーが、ボブの娘ウィルを巡って繰り広げるバトル。とは言え、この二人が案外に間が抜けていて、ナイス。
 ウィルを演じたチェイス・インフィニティが、最高にかっこいい。今年一番の快作。これは、また見るな。

2025/10/03

ルッキズムやアンコンシャスバイアスが招く大騒動。『ハンサム・ガイズ』


 『ハンサム・ガイズ』。『タッカーとデイル史上最悪にツイてないヤツら』のリメイク作品、オリジナルは未見。ホラー映画だが、ルッキズムやアンコンシャスバイアスが招く大騒動。今年一番笑った。また見たい。

2025/10/01

ジョン・ボーナムの肉声インタビューは初公開。『BECOMING LED ZEPPELIN』


 『BECOMING LED ZEPPELIN』。四人の生い立ち、結成までのエピソード、そして『LED ZEPPELIN Ⅱ』、ロイヤル・アルバート・ホールのワンマンライブまでが、四人のインタビューを中心に描かれている。ジョン・ボーナムの肉声インタビューは初公開だそう。LED ZEPPELINの曲はフルコーラスでたっぷり聴ける。続きがありそうな作りだった。


なかなか「The Kids Are Alright」が流れてこない『The Kids Are Alright』


  The Whoの『The Kids Are Alright』。日本初の劇場公開だって。しかも全歌詞訳字幕付上映。複数のライブからのパフォーマンスは25曲。ロジャー、ピート、ジョン、そしてキースが破天荒で、いい。
 なかなか「The Kids Are Alright」が流れてこないのだが、なるほど、そういう作りなのかと納得するしかない。


2025/09/29

ピアース・ブロスナンが好きな人は、ぜひに。『ブラックバッグ』


 『ブラックバッグ』。オールド・スクールなサスペンスだが、少しひねり過ぎだかも。ピアース・ブロスナンが好きな人は、ぜひに。

そうとうに切ない作品だが、必見。『テレビの中に入りたい』


 A24作品『テレビの中に入りたい』。輪の中に入る必要はないのだが、社会はそれを求めがち。断ち切ればいい。でも難しい。そうとうに切ない作品だが、必見。

2025/09/28

麻生さん、最高。『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』


 『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ MOVIE』。テレビシリーズは、ほぼ見ていないのだが、キャスト陣が素晴らしいので。なるほど、ね、な世界観。「時効警察」みたいではある。なので、麻生さん。最高でした。

2025/09/27

楽しすぎた、SWS(末広通り・プロレス・商店会)


 今日は、朝8時25分から新宿で映画。8時過ぎに新宿三丁目に着き、末広通りを歩いていると、プロレス関係者らしき人がチラホラ。
 で、映画を見終えて、末広通りに戻ると、何とリングが。SWS(末広通り・プロレス・商店会)ですって。若いレスラーもいたのだが、黒田哲広、ポイズン澤田ジュリー、藤田ミノルと、馴染みの選手も出場。4試合、約1時間、とっても楽しかった。プロレス、最高!

奴隷制度を廃止し飢饉を解消する話、『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』

 『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』、パンフレットを読み込んでの2回目。奴隷制度を廃止し飢饉を解消する話。音楽もいいし、登場する名画はすべて本物だとか。見所満載で、また見たい。京子さん曰く「人生で見た映画ベスト10に入るような作品」。

2025/09/25

そこへ行っちゃダメなのが、ありありと分かる『ホステル』

 『ホステル』。プロデューサーは、クエンティン・タランティーノ、イーライ・ロスが監督を務めたスプラッタームービー。話は単純で、そこへ行っちゃダメなのが、ありありと分かる。というか最近の作品が複雑過ぎるのかも。あっけないラストも悪くない。

2025/09/24

ハッピーエンドぽくって、続きがあるかも。『THE MONKEY』


 『THE MONKEY』。スティーヴン・キングの原作で、ジェームズ・ワンらが製作となれば、見るに決まっている。おもちゃのサルが太鼓を叩くと誰かが死ぬのだが、まさかまさかで、あの人もこの人も。何気にハッピーエンドぽくって、続きがあるかもと思わせる作品だった。

サム・ライミ製作の近未来スプラッターアクション?『ボーイ・キルズ・ワールド』


 『ボーイ・キルズ・ワールド』。サム・ライミ製作の近未来スプラッターアクション? 幼い頃に、母親と妹を殺された主人公。自らは聴力を失うも、森に住むシャーマンに鍛えられ、殺人兵器と化していく。復讐はなるのか?なのだが、前半がかなりコミカルで、後半の意外な展開を際立たせている。おもしろかった。

2025/09/22

ヤン・シュヴァンクマイエル、最後の長編映画『蟲』

 ヤン・シュヴァンクマイエル、最後の長編映画『蟲』。虫、虫、虫。嫌いな人は無理だけど、ヤン・シュヴァンクマイエルの作品との向き合い方が理解できる。とは言え、何を見せられていりるか分からないシーンも多く、パンフレットはマストかと。


 

2025/09/21

今日は、下見。高幡不動尊

 せっかく高幡不動駅に来たので、高幡不動尊へ。大して何するでもなく、ふらっと一回り。今日は下見ということにして、涼しくなったら、また来ようかしら。



 

2025/09/19

この人たちの頭の中をのぞきたい「エヴァ&ヤン・シュヴァンクマイエル博物誌」展

 「エヴァ&ヤン・シュヴァンクマイエル博物誌」展を見に、恵比寿のGalerie LIBRAIRIE6へ。コラージュやドローイング、そして最新の立体作品など。広くはないスペースだが、大満足。それにしても、この人たちの頭の中はどうなってるのか?
 シュヴァンクマイエル夫妻のアトリエを撮影した写真集「KUNSTKAMERA – クンストカメラ – 」を買ったけど、この展覧会、無料よ。イメージフォーラムで上映中の『蟲』も見に行かねば。 

らしい作品。ウェス・アンダーソンの新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』。

 ウェス・アンダーソンの新作『ザ・ザ・コルダのフェニキア計画』。らしい作品。まず映像で、その世界観に引き込まれ、入り組んだストーリーに息つくひまもなくラストまで。人生には、お金より大切なものがあるでしょ、という問いかけが⋯。パンフを読み込み、もう一度。


2025/09/17

シンプル・イズ・ベストの極み、Horsegirl初来日公演

 Horsegirl初来日公演。スマホの機種変更でチケット消失があったものの、ゆっちのアドバイスにより無事見ることができたよ。ありがとう。
 で、アンコールなしの
1時間。曲によって、立ち位置と楽器を替えるフロントのノラとペネロペの佇まいと、思った以上に力強いジジのドラム、ただただ良かった。シンプル・イズ・ベストの極み。

それにしても切ない。『最後のピクニック』


 『最後のピクニック』。誰もが老いるし、死ぬ。それにしても切ない。そして、劇中の日本語訳の通り、ピクニックではなく遠足かと。

始まった途端にラストシーンが浮かぶ『リンダ リンダ リンダ』


 『リンダ リンダ リンダ』6回目。今日は、ガーデンシネマ。あまりにも好き過ぎて、始まった途端にラストシーンが浮かぶという、ね。あと何回見るかしら。それにしても、ガーデンシネマはいい。スクリーンの大きさも適度で、音も最高。

レンタルビデオを救え!『キムズ・ビデオ』

 今日は朝から映画を3本見て、Horsegirl初来日公演へ。
 まずは、『キムズ・ビデオ』。国外に流出したレンタルビデオ救出作戦。ウソだろな展開のドキュメンタリー。映画好きに、お勧め。

2025/09/16

ウルトラゴアスラッシャーって煽り過ぎ、『バイオレント・ネイチャー』

 『バイオレント・ネイチャー』。史上最悪 嘔吐者続出 《ウルトラゴアスラッシャー》ですって。描写は、言うほどでもない。煽り過ぎ。でも、悪くはなかった。

2025/09/15

軍隊のない世界をめざしましょう。『大統領暗殺裁判 16日間の真実』

 『大統領暗殺裁判 16日間の真実』。切ないというか、軍隊は、自衛隊も、いらんのよ。そういう世界をめざしたい。

2025/09/13

20年ぶりに劇場で見る京子さんと、『リンダ リンダ リンダ』

 『リンダ リンダ リンダ』5回目。今日は、20年ぶりに劇場で見る京子さんとだが、家でしょっちゅう見ているので、久々感は薄いらしいです。でも、いいって。

2025/09/10

核兵器禁止条約を批准しない日本政府、核武装が安上がりだと主張する政治家、無関心な市民に、ゲンは怒っている


 『はだしのゲンはまだ怒っている』。核兵器禁止条約を批准しない日本政府、核武装が安上がりだと主張する政治家、無関心な市民に、ゲンは怒っている。

2025/09/09

原作とはある意味で別物。『九月と七月の姉妹』


  『九月と七月の姉妹』。姉セプテンバーと妹ジュライはいつも一緒。でも妹は、姉の「セプテンバーは言う⋯」に従わなければならない。原作を読み映画館へ。原作を再解釈し、より分かりやすい展開に。というか、ある意味で、別物。もう一度原作を読んで、映画を見てみようかしら。

2025/09/07

セリフが英語なのは、どうかと思う『リモノフ』


 詩人、革命家、政治家というさまざまな顔を持つ男の激動の人生を描いた『リモノフ』。退廃的な映像とベルベット・アンダーグラウンドやセックス・ピストルズなどの音楽が物語と共鳴。とても興味深い映画だった。のだが、セリフが英語なのは、どうかと思う。そして、この作品を朝8時から一番大きいスクリーンで上映するピカデリーは挑戦的だな~。

2025/09/06

もう一回見た方がいいかも。『浸蝕』


 韓国ホラー?『浸蝕』。複雑な展開。好きなテイストだが、もう一回見た方がいいかも。耐えられるかな?

2025/09/03

シネクイントでは、恵と望が使っていたギターとベースを展示。『リンダ リンダ リンダ』


 シネクイントで、『リンダ リンダ リンダ』。各会場で、いろんな展示がされているのだが、こちらは、当時、恵と望が使っていたギターとベースなど。なかなかに感慨深い。

2025/09/02

ズルくね?とも思うが、楽しめた。『バレリーナ:The World of John Wick』


 『バレリーナ:The World of John Wick』。初ジョン・ウィック・シリーズ。最後、ずるくね?って思うシーンもあったけど、楽しめた。また続編もありそうね。そして、初めから見てみようかと。

2025/08/30

音響はいいのだが、ドリンクホルダーが低い立川シネマシティで、『リンダ リンダ リンダ』


 『リンダ リンダ リンダ』を見に、音がすこぶる良いという立川シネマシティへ。確かにその通りだったのだし、作品はいいに決まっているのだが、ドリンクホルダーの位置がとても低いのね。

2025/08/26

正義とは、人権とは⋯『揺さぶられる正義』


 『揺さぶられる正義』マスコミ試写会へ。虐待事件と冤罪を通して、メディアがメディアと司法のあり方を問う本作。その問いかけは、SNS時代に生きる私たちに向けられている。正義とは、人権とは⋯。誰もが直面し得る。決してひと事ではない。

2025/08/25

錯乱前戦 is back.

 “ロックンロール改正開始”。出演は、錯乱前戦、JIGDRESS、UlulU。活動を再開してクアトロワンマンも控える錯乱前線、久しぶりだったけど、いいわ。

2025/08/23

作品を見たことがなかった、あの日に戻りたい。『リンダ リンダ リンダ』

 マイ・オールタイム・ベスト『リンダ リンダ リンダ』4Kの2回目は、シネクイント。何回見ても、いい。のだが、作品を見たことがなかった、あの日に戻りたい。

2025/08/22

マイ・オールタイム・ベスト『リンダ リンダ リンダ』

 マイ・オールタイム・ベスト『リンダ リンダ リンダ』が、4Kになって帰って来た。昨日と明日のイベントのチケットは取れなかったが、上映中は勝手に盛り上がることに決めた。Tシャツも買ったしね。ということで、1回目は、新宿ピカデリー。劇場では、早稲田松竹以来2年ぶり。
 やっぱり好き。主人公の4人もだが、すべての登場人物がいとおしい。明日は、シネクイントで2回目。その前に、帰宅してDVDを見るかも。


Solidarity! 『女性の休日』

 『女性の休日』。アイスランドで1975年に行われた女性によるストライキ。全女性の90%が家事や仕事を一斉に休み、女性の社会進出を大きく促進するきっかけとなった出来事。ブレイディみかこさんが新著でふれていて、ちょうど読んでいる時に試写状が届いて、びっくり。で、全人類に薦めたい、激アツシスターフッド・ドキュメンタリー。Solidarity!

音楽は、政治である。『キス・ザ・フューチャー』

 音楽と政治の関係について意識したのは、中学生時代にリアルタイムで聴いたU2の『WAR』。そのU2が1997年に行ったサラエボ・ライブを追ったドキュメンタリー『キス・ザ・フューチャー』試写会に。劇中で流れるTHE CLASHやボブ・マーリィの曲も胸を打つ。ラストの「ONE」が、ガザに鳴り響くよう祈るのではなく、動けとボノに言われたような気がしてならない。

2025/08/20

ただただ悲しい。『MELT』


 『MELT』。主人公の女性が、13歳の時に受けた残酷な仕打ち。大人になった彼女を、トラウマが襲う。「リベンジ・スリラー」らしいが、悲しい。ただ、それだけ。

2025/08/17

『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』

 平良いずみさん監督作品『ウナイ 透明な闇 PFAS汚染に立ち向かう』ウナイとは、沖縄の言葉で「女性たち」。映画は、PFAS汚染に抗うシスターフッド作品である。上映後、PFAS問題の解決には、行政を動かすしかないと、町議選に挑戦した仲宗根由美北谷町議会議員と平良いずみさんのトーク。
 「宜野湾ちゅら水会」のメンバーでもある仲宗根さんは昨年、国連「女性差別撤廃委員会」でスピーチ。そのメッセージを受け、委員会が日本政府に、PFAS汚染の調査と結果報告を勧告した。
 市民運動や地方自治の大切さ、国でも地方でも主権は、私たちにあることをあらためて感じさせられた。動かなかければならないのである。


 

2025/08/14

暴動クラブ と、the Tigerと、フーテン族

 昨晩、渋谷駅の改札で声を掛けたのも何かの縁と勝手に思い込み、急遽、暴動クラブ を見に、「渋谷うたの日」へ。共演は、the Tigerとフーテン族。楽しかった。最後は、「コミック雑誌なんかいらない」のセッション。高まるわ。が、平日とは言え、動員がちょっと寂しかったかな。もったいない。

2025/08/13

媒体こそ違えど、フェイクの拡散の早さは今と変わらない。『サタンがおまえを待っている』


 『サタンがおまえを待っている』。1980年代に、全米を震え上がらせた悪魔パニック。事の発端は、「ミシェル・リメンバーズ」という体験記だというが、テレビやFBIも巻き込んだ大騒動に。オジーやスレイヤーがやり玉に上がっていたのを覚えている。媒体こそ違えど、フェイクの拡散の早さは今と変わらず。

50年以上前に起こった遠い国で起きた残酷な事件は、この国の未来。『アイム・スティル・ヒア』


 ブラジルの軍事独裁政権下で、消息を絶った夫の行方を追い続ける妻と子供たち。実話に基づく家族の物語『アイム・スティル・ヒア』。50年以上前に起こった遠い国で起きた残酷な事件が、この国の未来に思えてならない

2025/08/11

甘酸っぱい青春群像劇『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』


 『あの夏、僕たちが好きだったソナへ』。切なくて甘酸っぱい青春群像劇。好みの作品でした。映画は初出演だという、ソナを演じるTWICEのダヒョン、良かった。

2025/08/09

へいわのつくりたか


  8.9長崎原爆の日。元NO NUKES TOKYO代表の中村涼香さんが理事を務めるボーダレスファウンデーションの「へいわのつくりたか展」が開幕。明るい空間で展開される若い世代によるポップな展示や、次代の平和運動を考えるトークなど。
 オープニングは、神奈川県原爆被災者の会副会長の福島富子さんを迎えたトークセッション「8月9日に考える、へいわのつくりかた」。福島さん曰く「『はだしのゲン』を残酷だから子供に見せるなと言うが、『鬼滅の刃』の方が残酷」。その他にも、ご自身の体験をユーモアも交えトーク。新鮮だった。

2025/08/06

ちょとエグい『ビートルジュース』って感じなタイムループホラー『Until Dawn』


 タイムループホラー『Until Dawn』。殺人鬼に殺されても、殺される前の時間に戻ってしまい、また殺されてしまう、という何ともおぞましい設定だが、ちょとエグい『ビートルジュース』って感じで怖くはなかった。短くまとめ過ぎたように思う。

2025/08/04

対馬丸事件の史実に迫る『満天の星』


 1944年8月22日に発生した、アメリカの潜水艦による追撃により、学童784人を含む1484人が犠牲となった対馬丸事件。その史実に迫る映画『満天の星』が公開されている。昨年、当時小学生で生存者の照屋恒さんに話を聞く機会があったのだが、本作では、甲板員として働いていた中島髙男さん(故人)の証言を中心に、残酷で悲惨な事件を検証していく。


 上映後、監督の葦澤恒さんと、中島髙男さんを祖父に持つ、出演者であり同じく監督の寿大聡さんによるアフタートーク。知られざる史実を、どう次世代に伝えるのか⋯。考え抜きたい。

2025/08/02

日本の入管よりはましだと思えてします『入国審査』


 何回も予告編を見た『入国審査』。それだけ配給の期待が大きいのだろうが、あっさりテイスト。劇中の尋問は十分な人権侵害だが、日本の入管の現状を知っているだけに、ましだと思えてしまうのが、悲しい。

2025/08/01

デマと差別が蔓延する社会を許しません

 「デマと差別が蔓延する社会を許しません 街頭宣伝」@新宿駅東南口広場。ライブアクトに、春ねむり! 配信された反差別アンセム「IGMF」は、「差別的である」との指摘をふまえて、表現を変更したVer.2を発表(https://soundcloud.com/mcharunonemuri/igmf )。


2025/07/29

I am fuckin' Japanese.『コミック雑誌なんかいらない』


 『コミック雑誌なんかいらない』。高校の時にレンタルで見て以来数回見ているが劇場では初めて。『フォーカス』『フライデー』が登場し他人事をスキャンダルに仕立て上げ始めた頃に、追われる立場の内田裕也が追う立場を演じ、実際の事件現場にも出向いた怪作。ラストのセリフがたまらん。

2025/07/28

ある意味で、出演者の少なさの勝利。青春ホラー『私たちのオカルティックサマー』


 青春ホラー『私たちのオカルティックサマー』。失跡した姉を探す女子高生が、高校のオカルト研究会に入部。部長、部員で巫女の女子生徒と共に、姉の足取りを辿るのだが⋯。最後の最後に、意外過ぎる展開が⋯。頭を集中させる映像と音も最高だが、ある意味で、出演者の少なさの勝利。

お出迎えサイン会でマニックスの話を少ししました。永野監督作品『MAD MASK』


 永野監督作品『MAD MASK』。超絶にくだらなく楽しい作品だったし、音楽がいい。エンドロールで流れる「LASSEN Remix」最高。

 そして、上映前に、お出迎えサイン会なるイベントも。マニックスの話を少ししました。

2025/07/26

今日子ママが、DAMで歌う、あの曲この曲

 小泉さん初めてのファンミーティング『KYOKO KOIZUMI US SARITE FAN MEETING~スナック想い出~』@ZEPP DIVERCITY。今日子ママが、DAMで歌う、あの曲この曲。最高でした。

2025/07/25

破天荒過ぎる生きざまが、まさにアナーキー『KNEECAP』


 アイルランドのヒップホップ・トリオ、KNEECAPの自伝的映画『KNEECAP』の先行上映。アイルランド語を駆使したストレートなメッセージもだが破天荒過ぎる生きざまが、まさにアナーキー。マストですよ。

 上映後には、アナーキストでフェミニストの春ねむりさんのトーク。先日配信された「IGMF」の話も。8月1日にリリースされる彼女のニュー・アルバムもマスト。


2025/07/23

衝撃のラストは、背筋が凍る一方で清々しくもある『IMMACULATE 聖なる胎動』


 『IMMACULATE 聖なる胎動』。幼い頃に事故に合い改宗し、イタリアの修道院にやって来たアメリカ人のセシリア。処女である彼女がある日妊娠していることが分かる。狂わんばかりに喜ぶ大司教ら。一方で、修道院の秘密が少しずつ明らかになるのだが、ある種の閉ざされた空間で、惨劇が繰り返される。
 女性は「器」だと言い切るマッドサイエンティスト、優性主義に抗うセシリア。衝撃のラストは、背筋が凍る一方で清々しくもある。

『サイコ・ゴアマン』のスティーブン・コスタンスキ監督も参加。『V/H/S 94』

 髙橋にしか勧めないと言っていたら、ほぼ同時期に奴も見ていたホラー・オムニバス『V/H/S ビヨンド』。今日は、第二シリーズの第一作『V/H/S 94』。こちらは、『サイコ・ゴアマン』のスティーブン・コスタンスキ監督らが参加。コスタンスキは、幕間の3分ほどのCM風映像を担当し出演も
 ビヨンドや94、これから公開されるであろう99、85の作品群を網羅したパンフは、マスト。ネタバレ必至なので、パンフを読むのは途中までにしたい。

2025/07/20

シャルロット・ゲンズブール出演作みたい『海が聞こえる』


 『海が聞こえる』。1993年に長編アニメ化されテレビ放映された作品のリバイバル上映。舞台の一つが、吉祥寺だということもあり、アップリンク吉祥寺では、連日複数回上映され、いずれも大盛況だとか。
 二人の男子高校生と彼らを翻弄する女子転校生、そして三人を取り巻く同級生らの話。まー、この女子高生・里伽子のわがままなことったら⋯。なのだが、見終わって、一連のシャルロット・ゲンズブール出演作みたいだな、と。そういう感じの作品。1993年に見たかった。

2025/07/19

反差別・反排外主義、反新自由主義『桐島です』

 「東アジア反日武装戦線」メンバー・桐島聡の半生を描いた『桐島です』。昨年1月、桐島聡容疑者と見られる男性が末期がんで入院していることが伝えられた。毎日、駅の掲示板で見ていた、あの桐島聡。どういう人物だったのかを知りたくて⋯。
 で、高橋伴明監督の反差別・反排外主義、反新自由主義が貫かれていた。いま上映されている意味合いは大きい。

2025/07/17

髙橋以外の皆さんには、勧めません。ホラー6作品のオムニバス。『V/H/S ビヨンド』

 『V/H/S ビヨンド』。『V/H/S』シリーズの最新作だというが、4作目にして、日本初公開。地球外生命体をテーマにした6作のオムニバス。
 どの作品も、トンデモな展開だが、特に「FUR BABIES」は、グロテスクにも程があると言いたい。地球外生命体、まったく関係なくて、サイコパスな愛犬家がひたすらに愛犬を調教する話、一番好きだったけど。髙橋以外の皆さんには、勧めません。

2025/07/16

画(S)鋲 vs 宮田和弥 vs 暴動クラブ


 “CLUB Que 夏ノ陣 -RETURN TO NATURAL-2025 【ショートコア合法集会 vol.5】” 画(S)鋲 vs 宮田和弥 vs 暴動クラブ。楽しかった。自分が、ジュンスカの曲をしっかり覚えていたのが、意外ではあった。


 

2025/07/15

どこかで伏線が張られていたのだろうか? 『顔を捨てた男』


 『顔を捨てた男』。思っていた内容とまったく違った。どこかで伏線が張られていたのだろうか?

2025/07/14

終わってみれば、うーん、普通だった『ストレンジ・ダーリン』


 『ストレンジ・ダーリン』。変わった作りのシリアル・キラー作品なのだが、ストーリーが読めてしまったし、終わってみれば、うーん、普通。

2025/07/12

最初から本気を出していれば、『スーパーマン』


 『スーパーマン』。トランプやプーチンみたいな大統領に、マスクのような企業家が、途上国に侵攻するという設定は悪くないし、スピード感もあるのだが、何だろう、ひっぱり過ぎかな。スーパーマンが本気になったら、5分で終わったんじゃね?でした。

2025/07/09

『魔女』か? 『ハルビン』


 大韓義軍アン・ジュングン(安重根)が、伊藤博文を暗殺する過程を描いた『ハルビン』。サスペンス、アクションの要素もあり、『魔女』みたいなテイストも。と言うか、オープニングの数分は「『魔女』か?」と疑うようなシーンで、びっくり。映像の色味や陰影の使い方は、好み。苦しさが漂う音楽も良かった。
 日本人役がリリー・フランキー以外、韓国人だったのは少し違和感があったな。でも、よかった。

『ロスト・ランド』の完成初号試写会へ


 藤元明緒監督作品『ロスト・ランド』の完成初号試写会へ。ミャンマーの少数民族ロヒンギャの姉弟を主人公にしたフィクション作品。出演者のほとんどはロヒンギャで演技は初めてだったとか。自由を求めて難民となり他国へ移ろうとするも、立ちはだかる高い壁。その現実が、ていねいに描かれている。公開は、来春だそう。
 ちなみに、昨年末には、テスト試写会にも参加していて、その時とは、まったく印象が違う作品になっていた。
 ぜひ、藤元監督に話を聞いてみたい。 

2025/07/08

平良いずみさん渾身の作品『ウナイ 透明な闇』


 『ウナイ 透明な闇』監督の平良いずみさんに、本作についてインタビュー。平良さんには、沖縄で暮らす石川県出身の菜の花さんを追ったドキュメンタリー『ちむぐりさ』で話を聞き、その後、ご自身のライフワークともなったPFAS問題について二度話を聞いている。今回は、昨年12月以来。
 世界各国で発生しているPFAS汚染は、女性や子供たちに大きな影響を及ぼしている。約一年取材した平良さん渾身の作品。ここでも、ちょくちょくと紹介していきたい。

2025/07/01

アメリカって、もっと自由だったと思う。『フォーチュン・クッキー』

 『フォーチュンクッキー』。予告編を見て、こりゃ絶対に好きなやつでは?と思ったのだが、予告とは違った流れも、なるほどねと納得。
 米軍基地で通訳として働いていた主人公の女性が、タリバン政権復活後に、追われるようにしてアメリカに渡り、西海岸のフォーチュン・クッキー工場で働いている。アフガン時代の記憶が原因で、不眠症に陥る彼女。友人や精神科医、工場のオーナーらとのやりとりには、クスっとしたり。
 何やかんや言いつつ、これが、自由の国・アメリカだったのだと思う。トランプのは、偽物。

明らかなアフター・コロナ作品、『28年後⋯』


 『28年後⋯』。28日後、28週後に続き、ダニー・ボイル、アレックス・ガーランドのコンビが、やってくれましたよ。十分なホラーテイストに加え、あれやこれやで、まさかの展開。生と死について考えさせられる、明らかなアフター・コロナ作品だった。

2025/06/30

グラシン・ペーパー・カバー

 表紙を傷つけたくないので、本を持ち運ぶ時には、文庫から厚めの単行本まで対応可能な布製や、文庫、新書専用のものなどのブックカバーを被せている。ただ大きさが微妙な本があって、しっくりと来ない場合も少なくない。
 で、先日、紀伊國屋書店に行ったところ、グラシン・ペーパー・カバーなるものを発見。「四六、A5、B5、A4」用と「文庫、新書、A6」用を購入。自宅の空き時間に、せっせとカバーで本を包んでいる。耐水性・耐油性もあるので、書棚のある部屋で焼肉をするわが家には、ぴったり。なかなか気持ちがいい。

惜しい。『でっちあげ』


 『でっちあげ』。児童虐待で告発された小学校教師。無実を晴らそうとする彼の前に立ちはだかるのは、550人もの大弁護団と、煽り立てるマスコミと世論。スリリングな展開は、良かったのだが、ラストが、うーん。問題提起を回収しきれていない。惜しい。

2025/06/29

衝撃のラストに、頭が整理しきれず。『アスファルト・シティ』


 『アスファルト・シティ』。ニューヨークの救急医療隊では、近年、自殺者が増えているのだとか。衝撃のラストに、頭が整理しきれず。

2025/06/28

“Never go back”,『かたつむりのメモワール』

 『かたつむりのメモワール』。離れ離れになった双子の姉弟の物語。切ないが救いがあってよかった。かたつむりは、“Never go back”なんだね。

2025/06/26

呼応する『リライト』と『時をかける少女』


 尾道を舞台にした映画『リライト』。『時をかける少女』オマージュな部分もあるのだが、同様のタイムリープ作品『サマーフィルムにのって』で、河合優実演じる主人公の友人・ビート板が読んでいたのが、(カバーを外した)『時かけ』。呼応し合っている。

ブレイディみかこさんの新著『SISTER“FOOT”EMPATHY』


 ブレイディみかこさんの新著『SISTER“FOOT”EMPATHY』。ファッション誌「SPUR」に連載されていたコラムをまとめ、加筆したもの。特定の読者層をターゲットにした雑誌だけに、なかなか手に取ることもなかったのだが、みかこさんの着眼点&表現力と、“シスターフッド”を、“シスターフット”とした編集者のセンスの勝利。おもしろい。
 みかこさんの本は、カバーに仕掛けがあったりもするのだが、こちらも、なかなか。ぜひに。

2025/06/25

笑えて、泣けて、しかも怖い、タイムリープ作品『リライト』

 池田エライザ主演『リライト』。監督は、『くれなずめ』が印象に残る松井大吾、脚本は、タイムリープものと言えばなヨーロッパ企画の上田誠。そして、舞台は、尾道。これは、期待大とシネマカリテへ。
 冒頭映し出される尾道の風景に、教師役として尾美としのりと、爆上がりするのも束の間、予想を裏切る意外な展開。笑えて、泣けて、しかも怖い。エライザと橋本愛の間に張りつめた緊張感、良かった。また見たいし、売り切れだったパンフレットを手にいれねば。
 ちなみに、エライザ演じる主人公の母親役には、『ルノワール』でも、母親を演じた石田ひかり。どちらも素晴らしかった。

2025/06/24

多層の差別を重ね合わせて。『ラ・コシーナ』


 ニューヨークのレストラン「ザ・グリル」を舞台に繰り広げられる人間模様を描いた『ラ・コシーナ』。見たかったのだが、上映劇場と時間が限られていて、タイミングが合わず。何と今週末にも終映ということで、急遽、午後から休みを取って見ることに。
 移民差別だけでなく、ジェンダー、職業など多層に重ね合わせた作り。ノイズが過ぎるのも現実的な描写だと思うが、好き嫌いが分かれるかと。

2025/06/22

何よりも身につまされる、『おばあちゃんと僕の約束』

 タイ映画『おばあちゃんと僕の約束』。主人公の家族は、中国系のタイ人。ざっくり言えば、遺産相続の話なのだが、最後の最後まで、まー腹立つエピソードばかり。「涙があふれて止まらない」は、言い過ぎだが、それでも、最後はちょっと泣けたし、何よりも身につまされる。

2025/06/21

キャスティングの妙、『ルノワール』

 『PLAN75』の早川千絵監督の最新作『ルノワール』。早川千絵監督の脚本もだが、主演の鈴木唯ほか、石田ひかり、リリー・フランキー、河合優実、中島歩と、キャスティングが素晴らしい。確実にリピート。


 で、今日は、上演後に舞台あいさつも。自らを幼稚だと自己分析するリリー・フランキーの幼稚さが楽しかった。

2025/06/20

LIGHTERSの「Enchantment on the moon」。ゲストは、ステレオガール


 LIGHTERSの「Enchantment on the moon」。ゲストは、ステレオガール。
 ステレオガールを見るの何年ぶりだろう? とにかく曲がいいのだが、音が分厚く、何よりもメンバーが楽しそうなのが、いい。もっと長いセットを見たい。
 で、LIGHTERS。バンドとしての三人編成になっては、初めて。いろいろ迷ったりした末に、シンプルな編成に戻ったって感じかな。台湾でのライブなど、演奏の機会は多いだけに、安定してきた。ゲストのギタリストを交えた四人スタイルは、ボーカルの良さがより際立つし、今後もあるのかな。
 とにかく最高の夜だった。

2025/06/18

まだ咀嚼できていません。『無名の人生』

 『無名の人生』。何だろう、うまく咀嚼できていない。ただ誰しもが無名の人生を歩んでいるように思う。「◯◯くんのお母さん」とか「◯◯さんの彼」とか、まさに。
ヴィヴィアン佐藤さんと鈴木竜也監督のトークで、物語の背景など、何となくだが、理解を深められた。
 100ページにも及ぶパンフレットを購入(これ、すごいです)。じっくり読んで、もう一度だね。

 

主人公は、金権と利権にまみれた日本の政治家のよう。 『我来たり、我見たり、我勝利せり』


 『我来たり、我見たり、我勝利せり』。上級国民を自任する主人公の趣味は、「人間狩り」。金持ちが正義。悪事を働いても捕まらない一家とその取り巻きのストーリー。
 主人公は、ヒトラーで、トランプで、マスクであり、金権と利権にまみれた日本の政治家そのもの。退治しなければならない。

2025/06/16

思い込みって怖い。 『ハイテンション』


 『ハイテンション』。フレンチホラーだそう。思っていたような作品ではなかった。勝手に思い込んでいた、私が悪いのだが。日曜日の午前中に見る映画ではなかったが、かなり好き。

2025/06/14

ちょっと残念、『ドールハウス』


 『ドールハウス』。バッドエンドありきなのが残念。いろいろと展開して悪くないんだけど、読めてしまうのよ。難しいね。

2025/06/13

あまりにも不条理、『アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓』


 『アメリカッチ コウノトリと幸せな食卓』。子供のころ、迫害から逃れるためアメリカに渡ったアルメニア人男性。大人になって母国に戻るも、そこはソ連統治下。そして無実の罪で収監されてしまう。それでも、楽しみを見つけ生きようとするのだが⋯。あまりにも不条理。これが戦争であり国家思想の対立。ほんと仲良くしようぜ、と思う。

2025/06/11

『Koizumi In The House』


 小泉さん自身がプロデュースし1989年にリリースされた『Koizumi In The House』が、ドイツのレーベルSound Metaphors Recordsから再リリース。ソールドアウト必至ということで予約購入。キョンキョン関連のリリースラッシュ、付いていくのに必死。

2025/06/10

辞書尚友(JISHO SHOW YOU)

 辞書好きの大学生によるインカレサークル、辞書尚友(JISHO SHOW YOU)。職業柄、辞書にあたることは多いのだが、何だ、この人たちは? きれいな文章が並んでいるし、ていねいに作られていて、気持ちがいいZINE(同人誌)に出会えた。


 ちなみ、私が一番好きな辞書(辞典)は、齋藤秀三郎著『英和中辞典』。初版は、1915年。熟語に重点が置かれた用例とその訳が、秀逸で、パラパラッとめくって読むのが好き。