2025/10/29

映画館で見た方がいいかと⋯『フランケンシュタイン』

 監督・脚本は、ギレルモ・デル・トロ。個人的には、ミア・ゴスがどういう演技をするのかが興味深い『フランケンシュタイン』。
 来週からのNetflix配信前に劇場公開。大きいスクリーンで見たかったので、シネマート新宿へ。同じような思いの人が多いのか、またサービスデイでもあり、平日でもかなりの観客。期待されているのね。
 で、分かりやすい物語だし、後半で語られる怪物とミア・ゴス演じるエリザベスの悲恋、そしてフランケンシュタインと怪物の関係性の変化と、150分飽きることなく見ることができた。ただし、自宅に余程の設備がなければ、映画館で見た方がいいかと

2025/10/27

 錯乱前線ワンマン「直線の嵐」。今年5月に活動を再開。ライブの本数も増やしている錯乱前線だが、私は8月にQueで見たスリーマンライブ以来。そして、ワンマンということで期待マックス。
 いきなりの「ロンドンブーツ」でスタートして、MCちょこっとでほぼノンストップ、アンコールは、「夕焼けニャンニャンズのテーマ」をダブル。仕事が終わらず、二回目のアンコールしか見られなかった京子さんも、「音がきれい」と大絶賛。最高だったよ。
 そして、未入手だった初期作「天国ラジオ/カレーライス」と「ランドリー」を物販で購入。来年2月のKhakiとのツーマンはチケットを購入済みだが、1月4日、新宿ロフトでのギターウルフ、The Courettesとのスリーマンも行こうかしら?

2025/10/25

台北の週末


 リュック・ベッソン『ドライブ・クレイジー:タイペイ・ミッション』。悪かないが、消化不良ではある。原題は、『Weekend in Taipei』。邦題は、まったく意味が分からない。最悪。

2025/10/24

立候補年齢引き下げ訴訟

 選挙に立候補できる「被選挙権」を年齢で制限する公選法の規定は憲法違反だとして、20代の男女6人による立候補年齢引き下げ訴訟。その一審判決の傍聴で、東京地裁へ。
 原告の主張は認められず、請求は却下、当然裁判費用も原告負担。法廷では、判決理由の説明もなく、弁護団によると、被選挙権については、立法に裁量があり、司法が憲法違反かどうか判断する立場にはないと。また、立候補にはある程度の経験が必要と国側は主張している。
 いやいや、今どき25歳ならば立派な経験を積んでいる人は多いし、この国の議員を見たとき、どういう経験をしてきたのか疑問を持たざるを得ない人は、たくさんいる。
原告側は控訴するそうで、今後も裁判の行方を追いかけるだけでなく、徹底的に支援していきたい。

2025/10/22

あの名作が5年ぶりにスクリーンに。ラストのライブシーンは鳥肌ものな『音楽 ブラッシュアップ版』


 『音楽』。楽器経験のないヤンキー3人がバンドを結成してフェスに出場、あの名作が5年ぶりにスクリーンに戻って来た。そして、岩井澤監督が半年間を掛けて、200カット以上を描き直したという「ブラッシュアップ版」。
 5年前の記憶を辿りスクリーンを凝視したが、どこが書き直されたのかは、分からず。それでも、とにかく面白い。ラストのライブシーンは、鳥肌もので、もしかしたら、ここらあたりのカットかしら?

主人公の思いを2Dアニメも交えて描いた、チェコのモーションストップアニメ『リビング・ラージ!』


 チェコのモーションストップアニメ『リビング・ラージ!』。料理と食べること、音楽が好きな主人公・ベンが、作詞したりダイエットしたり。とても愛おしい作品。ベンの想像や夢のシーンは2Dアニメで描かれているのだが、これがフックとなっていて斬新。新宿武蔵野館で、『音楽』と合わせて見て正解。音楽ってすばらしいのよ。

2025/10/18

あっさりし過ぎ『死霊館 最後の儀式』


 『死霊館 最後の儀式』。あっさりし過ぎ。もう一工夫が、欲しい。

2025/10/16

「なるほどね」な没入感。 『ワン・バトル・アフター・アナザー』を、IMAX®レーザー/GTテクノロジーで


 『ワン・バトル・アフター・アナザー』は、世界初、全編で画角が1:1.43だとか。しかも全編フルスクリーンのIMAXは映画史上初! ということで、今日は、グランドシネマサンシャイン池袋のIMAX®レーザー/GTテクノロジーで。
 最後のカーチェイスを含めて、「なるほどね」な没入感で集中して細かいところまで見られたが、4回目なのでセリフは大体分かるとは言え、字幕の位置が気になるかな〜。

2025/10/14

生きづらさを抱えていても、『ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー』


 『ライフ・イズ・ビューティフル・オッケー』。古びた中華料理店を舞台に繰り広げられる人間ドラマ。誰もが、生きづらさを抱えていて、不器用で愛おしい。
 で、この作品、毎回、日本語字幕付き上映で、舞台あいさつやトークは、手話付き。先日の『朝日新聞』「声」欄に、「邦画の魅力 聴覚障害者にもっと」と、字幕付き上映を求める投稿が掲載されていたが、その通りだと思う。
 今日は、出演の田中祐理子さん、田丸大輔さん、『地獄のSE』監督の川上さわさん、講談社の小林司さんによるアフタートーク。ここでの話もふまえつつ、まずは、パンフレットを読む。

あまり期待せずに見たのだが、朝ドラみたいで案外に良かった 『風のマジム』

 『風のマジム』。主人公のモデルは、南大東島のサトウキビを原料に使ったラム「CORCOR」を手掛けるグレイスラムの金城祐子さん。あまり期待せずに見たのだが、朝ドラみたいで案外に良かった。
 で、「CORCOR」を手に入れようと、公式サイトを見たところ、「Sold Out」。残念。ロケで使われていた下北沢のAサインバーにはあったりするのかしら?

2025/10/12

映画館で没入したい 『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』

 『THE オリバーな犬、(Gosh!!)このヤロウ』。監督のオダギリ・ジョーが、「絶対に映画館で見てほしい」と言っていたが、映画館で没入したい作品。

2025/10/11

HARISS 20th Anniversary

 HARISS 20th Anniversary、おめでとう!

IMAXでも見たい『ワン・バトル・アフター・アナザー』


 『ワン・バトル・アフター・アナザー』。今日は、ヒューマントラストシネマ渋谷で、京子さんと。Odessaシアターで、音に包まれながら。まだまだ飽きないね。IMAXでも見たい。

2025/10/08

『リンダ リンダ リンダ 4K』は、終わらない

 上映館拡大中の『リンダ リンダ リンダ 4K』。今日は、新宿武蔵野館の最前列で。ここは、スクリーンの下にスピーカーが設置されていて、音を浴びるには、最高。特に音楽シーンにはね。
 お客さん、よく入ってたし、上映延長も決定。そして、10月27日からは、シモキタ - エキマエ - シネマ K2での上映が始まるし、「終わらない歌」になってきた。

付いていくのに必死な展開、『RED ROOMS』


 『RED ROOMS』。少女たちを拉致、監禁、拷問した罪で起訴された男の裁判を傍聴する主人公・ケリー=アンヌ。彼女は、男が事件の一部始終を配信する闇サイト「RED ROOMS」の視聴者でもあった⋯。話が進むほどに、彼女の狂気が画面を覆い、付いていくのに必死な展開。難しい作品だった。

2025/10/05

チェイス・インフィニティ、最高!『ワン・バトル・アフター・アナザー』

 『ワン・バトル・アフター・アナザー』。余りにも良かったので二日続けて。ディカプリオのダメ親父ぶりが素晴らしい。そして二日続けて言うが、チェイス・インフィニティ、最高。そして、そして、Viva La Revolution!

2025/10/04

今年一番の快作。『ワン・バトル・アフター・アナザー』


 レオナルド・ディカプリオ主演『ワン・バトル・アフター・アナザー』。共演は、ショーン・ペン、ベニチオ・デル・トロと、濃い。ディカプリオ演じる元革命家でダメ親父ボブと、彼を追うペンが扮する変態軍人ロックジョーが、ボブの娘ウィルを巡って繰り広げるバトル。とは言え、この二人が案外に間が抜けていて、ナイス。
 ウィルを演じたチェイス・インフィニティが、最高にかっこいい。今年一番の快作。これは、また見るな。

2025/10/03

ルッキズムやアンコンシャスバイアスが招く大騒動。『ハンサム・ガイズ』


 『ハンサム・ガイズ』。『タッカーとデイル史上最悪にツイてないヤツら』のリメイク作品、オリジナルは未見。ホラー映画だが、ルッキズムやアンコンシャスバイアスが招く大騒動。今年一番笑った。また見たい。

2025/10/01

ジョン・ボーナムの肉声インタビューは初公開。『BECOMING LED ZEPPELIN』


 『BECOMING LED ZEPPELIN』。四人の生い立ち、結成までのエピソード、そして『LED ZEPPELIN Ⅱ』、ロイヤル・アルバート・ホールのワンマンライブまでが、四人のインタビューを中心に描かれている。ジョン・ボーナムの肉声インタビューは初公開だそう。LED ZEPPELINの曲はフルコーラスでたっぷり聴ける。続きがありそうな作りだった。


なかなか「The Kids Are Alright」が流れてこない『The Kids Are Alright』


  The Whoの『The Kids Are Alright』。日本初の劇場公開だって。しかも全歌詞訳字幕付上映。複数のライブからのパフォーマンスは25曲。ロジャー、ピート、ジョン、そしてキースが破天荒で、いい。
 なかなか「The Kids Are Alright」が流れてこないのだが、なるほど、そういう作りなのかと納得するしかない。