2025/12/15

伏線を回収できる気がしない。『ザ・ガール・イン・ザ・スノウ』


 ヒューマントラストシネマで開かれている「カンヌ 監督週間 in Tokio 2025」で、『ザ・ガール・イン・ザ・スノウ』。
 19世紀末、雪深いアルプスの麓の村にやってきた若い女性教師。村には古い慣習が残っていて⋯なストーリー。教師に近づいた若者は行方不明に。監禁される教師。終始薄暗い雪景色の中、話は進み、雪解け、そして春が訪れると、意外な方向に展開していて、着いていくのが大変。伏線を回収できずだが、この作品、二度見ても回収できるとは思えない。


2025/12/14

風生夏さん、和太鼓日本一に


 和太鼓の日本一を決定する太鼓祭2025。風生夏さんが所属する日本航空高等学校太鼓隊が出場するということで、昨年に続きソニックシティ大宮へ。
 風生夏さんは、一般の部に出場し、銅鑼と太鼓を担当。途中フォーメーションが替わるなどして、見事に演じ切り、そして結果待ち。
 ドキドキするわ~。で、で、優勝ですよ。泣きそうになったよ。良かったね。来年は、前回優勝チームとして、演奏を披露することに。こりゃ来年も来なきゃだね。

2025/12/13

生きてんのかい! 『エディントンへようこそ』


 『エディントンへようこそ』。アリ・アスターらしい展開なのだが、『ミッドサマー』より難解。裏切りの連続で、生きてんのかい!となるはず。

2025/12/10

かくされた悪を注意深くこばめ! 春ねむり “ekkolaptómenos” TOUR FINAL 『孵化過程』

 春ねむり “ekkolaptómenos” TOUR FINAL 単独公演『孵化過程』。イスラエルによるジェノサイドに絶対反対を訴える春ねむり。そのまっとうな主張が毛嫌いされる日本社会。彼女の姿勢を全面的に支持し行動するだけ。そのために、「かくされた悪を注意深くこばむこと」(春ねむり「生きる」から)を続けたい。

読書しているような感覚に⋯『旅と日々』


 『旅と日々』。『新聞記者』のシム・ウンギョン主演。つげ義春の原作二作品を映画化。何だろう? ゆるっと読書しているような感覚だった。

排斥大国・日本の現状を考えさせられる重要作『イマジナリーライン』


 『イマジナリーライン』の試写会へ。大好きな友達が、在留資格を持っていないことが分かり、入管へ。2023年に改悪された入管法、そして政府が今進めている「ゼロプラン」と、排斥大国・日本の現状を考えさせられる重要作。とてもていねいに取材されているし、色合いも好き。
 今年最後のインタビュー取材は、同作の坂本憲翔監督になりそう。どんな話が聞けるのか、楽しみ。

2025/12/08

とにかく良かった、PACIFICA初来日ツアー


 PACIFICA初来日ツアー。アンコールを含めて、25曲と、たっぷりと堪能して、1時間20分ほど。とにかく曲がいいし、演奏も素晴らしい。終演後には、サイン会も。てか、サービス精神が旺盛過ぎて、ね。明日のチケットも取ればよかったよ。大好き。
 今年は、明後日の春ねむりワンマンが最後のライブにになると思うが、THE LAST DINNER PIRTY、HORSE GIRLと、充実してたな。
 PACIFICAの再来日、望む。

2025/12/06

絶対に見るべき。『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』


 『ペリリュー -楽園のゲルニカ-』 。友情物語である以上に、明確な反戦映画。これは、絶対に見るべき。

2025/12/03

金田一は登場しないが、『八つ墓村』のような展開、『笑む窓のある家』


 イタリアンホラー『笑む窓のある家』。フレスコ画の修復師が、死の際を描く画家の作品を修復に。金田一は登場しないが、『八つ墓村』のような展開。地味だけど、良かった。

R18+でないのが不思議でならない『V/H/S/85』


 今年四本が公開された『V/H/S』シリーズの2023年作品『V/H/S/85』。80年代を舞台にしたホラー5本のオムニバス。本来、それぞれの作品の関連性はないのだが、『V/H/S/85』については一部が前編・後編みたいな作りになっていて、なるほどと納得。
 『ブラックフォン』のスコット・デリクソンによる『Dreamkill』がダントツにおもしろかった。それにしても、R18+でないのが不思議。