2009/12/09

ベストバウト

 昨日12月8日、2009年のプロレス大賞が発表されました。各部門受賞者の皆さんは今年1年、プロレス界を引っ掻き回したってことで、評価されたわけですが、個人的には、何と言ってもベストバウトに尽きます。
 前回書いた、葛西純vs伊東竜二が見事、インディとして19年ぶりのベストバウトに輝いたのです。写真は、当日の試合終了直後の会場です。とにかくヒートしてました。あんだけ、一体感のある雰囲気は体験したことなかったし、受賞するしないに関わらず、良い試合だったことは間違いありません。
 しかも、思い入れのある葛西選手の受賞ですよ。賞とか関係ねーんですけど、認められたとかっていう次元ではなく、あの生き様がこういう形で知らしめられたってことが凄いって思います。
 プロレスでも、ボクシングでも人生なんですよ。あーいう単純な舞台と観客、そして試合を、亀田兄弟にも持ってもらいたいって思いました。あの日の後楽園ホールに、テレビなどのマスコミや業界のいやな大人たち、あと何か乗っかってやろう的な人はいませんでした。
 純粋さに溢れた、ほんと狂気で、エクストリームなファンタジー。まさに、プロレスがそこにあったと思います。
 そして、もう一つ。女子プロレス大賞に輝いた、さくらえみさん、おめでとうです。彼女も純粋なプロレス心に満ちた人です。
 ほんとプロレス好きで良かった1日でした。