1968年、イタリア=フランス合作『殺しを呼ぶ卵』。映画史唯一の養鶏サスペンスらしい。養鶏サスペンス? イタリアの養鶏場を営む妻と渉外担当みたいな役割の夫、夫の愛人、愛人の愛人の愛憎劇と言えば、安っぽい設定に思えるが、ほんとうに安っぽい。
で、いま上映されているのは、公開時に削除された残虐、異常シーンを含む「最長版」。予告編からして、すでに異常なのだが、なかなかに、淫美でグロテスク。現代音楽的なBGMが、雰囲気を増長。苦手な人は、多いかも。
と思って見ていたら、案外に、資本対労働階級、大量生産と搾取など、当時の社会的課題が作品の要素として取り入れられていて、しかも、それらが現在にも通じるものばかりで、びっくり。
と感心していたら、どうなのよ?なラスト。興味のある人は、ぜひに~。
で、いま上映されているのは、公開時に削除された残虐、異常シーンを含む「最長版」。予告編からして、すでに異常なのだが、なかなかに、淫美でグロテスク。現代音楽的なBGMが、雰囲気を増長。苦手な人は、多いかも。
と思って見ていたら、案外に、資本対労働階級、大量生産と搾取など、当時の社会的課題が作品の要素として取り入れられていて、しかも、それらが現在にも通じるものばかりで、びっくり。
と感心していたら、どうなのよ?なラスト。興味のある人は、ぜひに~。