2025/04/29
2025/04/28
2025/04/23
可愛らしくて、愛おしくて、切なく、優しい、二人の逃避行。『KIDDO』
『KIDDO』。数年ぶりに娘の前に現れた母親は、自分はハリウッドで俳優をしているといい、娘を施設から連れ出す。可愛らしくて、愛おしくて、切なく、優しい、二人の逃避行を、ボニー・アンド・クライドになぞらえて描いたロードムービー。ストーリーも、絵の作りも、音楽も、とても好き。娘ルーを演じたローザ・ファン・レーウェンが、とにかくいい。すでに名優。
2025/04/22
2025/04/20
センチュリーシネマは良かったのだが、『アット・ザ・ベンチ』は、「?」
名古屋で昼食を食べて、THE LAST DINNER PARTYのライブまで時間があるので、クアトロと同じパルコ8階にあるセンチュリーシネマで映画。大して見たい作品ではなかったが、時間の関係から『アット・ザ・ベンチ』を見ることに。
うーん、映画は予想どおり「?」だったが、センチュリーシネマは、いいね。見やすいし(シートがいいので、睡魔注意)、ゆっくり飲食ができるスペースもあるし。
途中、SNOWMANのライブビューイングに来たというお客さんに声を掛けられ、「いってらっしゃい」と返したり。なかなかおもしろかった。
2025/04/19
2025/04/17
拉致・殺害された伝説のピアニストの足跡を追う『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』
『ボサノヴァ~撃たれたピアニスト』。ブラジル音楽の伝説的ピアニストであるテノーリオ・ジュニオルを題材にしたアニメ作品。ボサノヴァについては、まったく分からないが、軍事政権下で拉致・殺害されたテノーリオの足跡を追うドキュメンタリーと知り興味が湧き劇場へ。
南米の暗い歴史を扱った作品だが、ミステリーや政治ドラマの要素もあり楽しめた。そして、絵と音楽が素晴らしい。
2025/04/15
ブロンディの「コール・ミー」のカバーも爆上がり、The Last Dinner Party
The Last Dinner Party。昨年夏のリキッドルーム以来、2回目。今日は、ZEPP HANEDAの二階指定席で座って見ることに。開演前に薄っすらと見えるセット、そして流れる音楽が、すでにシアトリカル。期待が高まる。
そして、良かったのよ。前回よりギターの音が大きかったと思うのだが、その分ダイナミック。ボーカルのアビゲイルの歌とパフォーマンスに、エミリーのリードギター、そして、バンドの要、リジのギターとコーラス、お茶目で日本語の上手なベースのジョージア、変幻自在、オーロラのキーボード、これらが合わさって奏でられる音楽は、唯一無二。
ブロンディの「コール・ミー」のカバーも爆上がり。京子さんも大満足だったよう。セカンドアルバムを制作中だとのこと、楽しみだし、1日も早い再来日を望む。
そして、良かったのよ。前回よりギターの音が大きかったと思うのだが、その分ダイナミック。ボーカルのアビゲイルの歌とパフォーマンスに、エミリーのリードギター、そして、バンドの要、リジのギターとコーラス、お茶目で日本語の上手なベースのジョージア、変幻自在、オーロラのキーボード、これらが合わさって奏でられる音楽は、唯一無二。
ブロンディの「コール・ミー」のカバーも爆上がり。京子さんも大満足だったよう。セカンドアルバムを制作中だとのこと、楽しみだし、1日も早い再来日を望む。
Set List
01. Prelude to Ecstasy
02. Burn Alive
03. Caesar on a TV
04. Beautiful Boy
05. On Your Side
06. Gjuha
07. Sinner
08. Portrait of a Dead Girl
09.The Feminine Urge
10. Call Me
11. My lady of Mercy
12. Big Dog
13. Mirror
en01.The Killer
en.02. Nothing Matters
2025/04/14
2025/04/12
油断してたよ。これは、傑作。『ミッキー17』
ポン・ジュノ監督最新作『ミッキー17』。予告編では、まったく内容がつかめなかったのだが、良かった。『パラサイト』の延長にあって、ヒトラーとトランプとネタニヤなサイコパスと対峙する完全懲悪でありながら、人間のズルさも描かれていた。最高。
2025/04/11
まー何にも考えなくていい。『アンジェントルメン』
ガイ・リッチー監督によるスパイ映画『アンジェントルメン』。実話ベースとのことで、主人公は、ジェイムズ・ボンドのモデルになった人物。イアン・フレミングも出てくるし。目新しいストーリーではないが、スパイ映画とかウエスタンとか、いろんな要素が散りばめられていて、楽しめた。まー、いくらナチスだとは言え、少々殺し過ぎな感じはあったけど。
2025/04/09
残された妹二人の独白がすべてを表している『Four Daughters』
ようやく見られた『Four Daughters』。失踪しISに参加した15歳と16歳の娘。彼女たちは、なぜISと合流したのかを、残された母親と妹二人(三人は本人が出演)が、俳優を交え考察するドキュメンタリー。追体験とは、現実の直視。家父長制に支配された母、伝統に抗いながらも結局ISという保守に走った姉たちを愛し続けた、妹二人の独白が、この作品のすべてだと思う。
2025/04/08
娘と母、そして鳥の姿を通して死生観を描いた、A24製作『終わりの鳥』
A24製作『終わりの鳥』。原題は、『Tuesday』。死期が近い娘チューズデイに死を告げる鳥DEATH、そしてDEATHに抗う破天荒なチューズデイの母ゾラの姿を通して描かれる死生観。新感覚。
冒頭で、チューズディとDEATHが歌う、ICE CUBEの「It was a Good Day」が、とても暗示的。
いい作品だし、クロアチア人監督ダイナ・O・プスィッチの初長編作品だというが、監督の次回作に期待したい。
冒頭で、チューズディとDEATHが歌う、ICE CUBEの「It was a Good Day」が、とても暗示的。
いい作品だし、クロアチア人監督ダイナ・O・プスィッチの初長編作品だというが、監督の次回作に期待したい。
2025/04/06
2025/04/05
2025/04/04
これほど悲しいラストシーンは、稀有。『1980 僕たちの光州事件』
韓国の民主化勢力や無辜の市民を、軍が虐殺した光州事件を、町の小さな中華料理店を舞台に描いた『1980 僕たちの光州事件』。
家族団らんなど、ほっこりする場面と、市民が分断され蹂躙されていく場面の落差が激しい。これほど悲しいラストシーンは、稀有。
とても、いい作品だが、キャパからの流れは、重たいわ。いや、この流れで正解。ハン・ガン著『少年が来る』を読み返しつつ、また見たい。
2025/04/02
2025/04/01
「スローなブギにしてくれ」
帰宅したら、暴動クラブのニューEP『VOODOO SEE,VOODOO DO』が届いていたので、iTunesに取り込んで、さっそく聞くことに。
全曲がカバーで、2月のTop Beat Clubでのライブで、「上を向いて歩こう」は披露済み。「つきあいたい」はMVが公開されているので、未聴は、残り3曲。いいねと思いつつ、聴き進めていると、3曲目の「スローなブギにしてくれ」で、度肝を抜かれた。何と、ボーカルがロージー。これは、ライブでも見たい。
「ちいさな庭で」スナップエンドウのためのネット
先日取材した港まち手芸部の宮田明日鹿さんらのグループ展「同伴分動態」のオープニング・レセプションへ。
宮田さんの展示は、《「ちいさな庭で」スナップエンドウのためのネット》など。ピンク色のネットには、憲法13条から「国民」を取り除き再編成した「生命、自由及び幸福追及に対する権利」という言葉と宮田さんの家庭菜園で収穫したスナップエンドウの写真から抽出したという柄が編み込まれている。黄色の方には、「個が個であるための、連帯と協働」という文章と、パレスチナの象徴でもあるスイカなど。
宮田さんに話を伺うと、「国民」の定義への疑問と「世界市民」という考えがあるそう。ご自身のステートメントが書かれたネットを使って、展示会場でスナップエンドウを育てており、会期中には、「スナップエンドウを採る会」も企画されている。
会場は、東京駅に隣接しているグラントウキョウサウスタワー「BUG」で、5月6日まで。
七代目三遊亭圓楽
今宵は、紀伊國屋寄席。三遊亭圓楽襲名記念しての一夜。出演は、順番に、春風亭一花『馬大家』、五明樓玉の輔『お菊の皿』、春風亭小朝『鰍沢』と続き、圓楽襲名披露口上。この口上は、襲名披露ならではだし、これが、なかなかおもしろかった。
後半は、わが家では、林家木久扇と双璧の三遊亭好楽の桂文枝作『優しい言葉』、そして、三遊亭圓楽『宗珉の滝』。七代目圓楽、いいね。ほんと、寄席に通わんと。
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