今日は、マンガの話です。と言っても、プロレスの話だったりもするのですが。
プロレス愛に溢れる「まつりスペシャル」(神尾葉子作)を一挙に全巻(と言っても、今のところ、3巻ですが)を購入しました。きっかけは、第3巻に三沢がコメントを寄せていたので、ちょっと気になったのです。こういう時、三沢がコメントしてる→「プロレスに好意的な作品かも」となるので、内容を確認せずとも安心できたりします。三沢のファンでなくとも、ここはうなずけるポイントではないでしょうか。三沢ファンでない私が言うのだから、間違いありません。
そして、その通り、すごくプロレス愛に溢れた作品です。映画「レスラー」にも通じる悲哀、葛藤、そしてプロレスラーの凄さがてんこ盛り。
何と言いますか、プロレスを一生懸命やっても喰えない、インディの愛おしいまでの美しさ(ある意味でのトンパチさ)も良く表現されています。そして、プロレスファンかくあるべしな男子高校生とか、共感しまくりですよ。
本編はもちろん楽しいのですが、外せないのが、巻末の「あとがきエッセイ」。2巻では、無理矢理プロレスに連れていかれたアシスタントの、プロレスに夢中になっていく姿(しかも、アイスリボンだと思われます)、そして、3巻には、三沢とのエピソードが紹介されてます。三沢ファンでなくとも泣けます。
すべてのプロレス・ファン必読ですよ。