江口寿史「エイジ」のコンプリート・エディションが出版された。16歳のエイジが、ボクサーをめざす物語で、オリジナルの連載は、1984年8月『フレッシュジャンプ9月号』〜。江口寿史のマンガが好きだったこと、そして、当時15歳でほとんどエイジと同じ歳、さらに、パンクバンドでギターを弾くエイジがかっこ良かったのがすごく印象的で、一気にファンになった。特に、単行本化された85年以降は、かなり読んだ。しかも、夏休みに、自分の部屋のベッドに横になって、蝉の声をBGMに読んだ気がする。
そして、25年が経ち、ちょうど今、遅めの夏休み。 蝉の声はないけど、「エイジ」を読んでると、あの頃の部屋のレイアウトが蘇ってくるから、何だか不思議だ。