本日は、プロレスリングWAVEの後楽園大会。メインは、メキシコの老舗団体AAAの女子チャンピオン決定トーナメント。日本からは、紫雷美央の化身KAGUYAが参戦。残りは、現チャンピオンを含むメキシコ人レスラー。で、結果は置いといて、いろいろ考えさせられるトーナメントだった。
KAGUYAの初戦の相手、ファビー・アパッチェは日本のリングに上がった経験があり、適応能力もよし。 もちろんメキシコ仕込みのルチャファイトも得意で、この試合は良かった。
が、決勝がいただけない。もともと、トーナメントの反対側2人の初戦が、しょっぱい。ほんとに現チャンピオンなのか?な感じ。したがって、勝ち上がってきてからのKAGUYAとの試合も、なんぼKAGUYAががんばろうと盛り上がろうはずがない。
美央選手も落ち込んでいるもようだが、あれは難しいと思うよ。うーん。ど平日の割に、集客が良かっただけに、悔やまれる。
それに、この日の試合が、女子プロレス大賞の試金石でもあったのかと。12月10日、発表だが、どうなることやら。
さて、本日良かった選手を数人。まずは、旧姓・広田さくら。本日のコスチュームは、師匠、長与千種オマージュ。さくらのオンリーワンなスタイル(芸風)が十分発揮され、しかも、引退ロード中の輝優優に勝ってしまうという結末。盛り上がりました。
男女おかまミックスドマッチに登場した初来日のフェニックス。トップロープからのフェニックス・スプラッシュは、まさかの2回転半。観たことのないムーブも多数で、これからも、どんどん来日してほしい。
そして、おかまレスラーのピンピネーラ・エスカラルタ。とても観たかった選手。そして、期待に違わぬ名レスラーだった。ドラゴンゲートから参戦のCIMAもタジタジ。会場も、この試合が一番盛り上がっていたと思う。
なかなか観られないメキシコのレスラーも参戦ってことで、意気込んでいったものの、微妙な食後感が残ってしまった。対戦カード、試合順、いろいろありますな。ほんと、プロレスは難しい。
あと、うまく写真が撮れなかったが、野崎渚選手、良いよ。美央推しがブレそうなほど。もう少し突き抜けると、なお良し。期待大。