ももクロファンにもお馴染み、プロレスを主戦場とするフリーアナウンサー、清野茂樹さんの著書『真夜中のハーリー&レイス』。ラジオ日本の番組ダイジェストの書籍化で、プロレス愛に溢れる多くのプロレス関係者(この場合、レスラー、スタッフだけでなく、ファンも含む)との対談集だ。ちなみに、元NWA王者のハーリー・レイス本人が公認している。
マニアックな内容もさることながら、装丁がすばらしい。子供のころの『ウルトラマン百科』みたいな感じ。副題である「大人のプロレス入門」にふさわしいレトロな佇まいがたまらない。紙も薄くて、すぐ黄ばみそうだけど、そこが味ってもんでしょ。