2015/06/08

思いがけずに


 CIBO MATTOの「アボカド・deshow」に、BiSHが出演するというので、代官山UNITへ。何気に初めてライブを観るCIBO MATTO、そして共演のHello, Wendy! も楽しみだったんだよね。


 会場に着くと、ステージには、アナログシンセが4人分。どうやら、Hello, Wendy!からのスタートみたい。


Hello, Wendy!は、バッファロー・ドーターの大野由美子をリーダーに、AZUMA HITOMINeat'sMaika Leboutetという宅録女子3人が、アナログ・シンセサイザーのみを使用するシンセサイザー・カルテット(以上、OTOTOYから引用)。クラシックの名曲「ブランデンブルク協奏曲第3番ト長調 BWV1048 第三楽章」(バッハ)から、ポップス、各人のオリジナルが、アナログシンセと歌声で奏でられる。
 もともと、『サンレコ』の企画から派生したユニットらしくて、何と、今日が初ライブ。貴重な体験ができたのだが、アナログシンセの音色が素晴らしかった。
 しかも、四人四色で、MOOG Minimoog、オンド・マルトノ、DAVE SMITH INSTRUMENTS MophoKORG Σ、ROLAND Juno-60が居並ぶステージ上は圧巻。音色もまったく違うし。かなり気持ちが上がる。Juno-60って、昔欲しかったんだよね。ちょいと感動した。


そして、さらに圧巻だったのが、CIBO MATTO。完全にフロアがニューヨークになったよ。何だろう、オルタナティブ? SONIC YOUTHBEASTIE BOYSPAYVEMENTなんかを思い出す。というか、CIBO MATTOこそが、ワールドワイドなのでは。
お客さんも巻き込んでの、アッパーで素敵なステージング。脇を固めるミュージシャンたちも素晴らしい。因みに、ベースは、大野由美子さん。そして、ゲストギタリストとして、迎え入れられたのは、小山田圭吾氏。小山田氏のギター、好きです。こんなに、カッコ良かった?
失礼ながら、曲なんて、ほとんど知らないが、関係なし。こういうことね、音楽の良さって。来日中に、もっと観れば良かったよと、後悔。次回の来日時に、楽しみは取っておこう。


BiSH目当てで行ったライブで、思わぬ収穫。だから、ライブハウス通いは止められないのである。