2016/07/25

東村高江米軍ヘリパッド建設工事抗議行動!


 恐らく件名を見ても、何のこと?という人が多いと思う。沖縄県の北部に東村高江という集落がある。詳しくは、三上智恵監督の『標的の村』をまず観てもらうと良いのだが、簡単に説明すると、静かで自然豊かな集落に造られる米軍のヘリパッド(すでにいくつか造られているものもある)に反対しているのである。辺野古の問題もやっと知られてきたが、高江については、なかなか表立ってでることもなく(本当はあるのだが)、そして約160人が住む小さな集落ということもあり、日本本土(ほんとに嫌な言葉だが、便宜上あえて使う)では、まったくもって無視されていた課題である。
 参議院選挙が終わり、速攻で政府がこのヘリパット建設を強行したものだから、沖縄のメディアおよび地方紙で(当然ながら在京マスコミは知らん顔)、高江の状況が書き立てられて、しかも、沖縄で自民党が国会議員の議席がない、県議選でも負けている=民意は完全に反対にもかかわらず、強行するもんだから、東京でも、沖縄の人や沖縄と連帯する人たちので集会が開催されたのである。高江をメインにした国会周辺の集会は今日が初めてだとか。でも始まりは、こんなものだと思うが、私も少しでも拡散して、高江の事実を知ってほしいと思う。
 ヘリに乗った兵士が演習替りに住民に銃口を突きつける村、通学路を自動小銃を持ち、ナイフを手にした米兵が歩く村、そして、そのナイフで反対住民のプラカードを切りつける村、それが高江。この現実を知ってほしいし、こんな現実を沖縄に押し付けるクソつまらん政府と腰の引けた某政党には、喝!
 住民を排除するために1000人以上の機動隊を投入する行為には、正々堂々と中指を突き立てる。お前ら、ファックオフである。
 とにかく、この現状を知らない皆さん、まず、三上智恵監督の『標的の村』を観てください。ぜひに。