『舌の上の階級闘争 「イギリス」を料理する 』。ブレイディみかこさんの著作にタイトルが似ているのは、さて置いて、フィシュ&チップス、イングリッシュブレックファーストなど、イギリスの料理を巡るエッセイとレシピ。
なぜ、フィッシュとチップスが同じプレートに盛り付けられているのかなど、興味深い話が満載。こんなの見ると、イギリスに行きたくなるよね。マニックスのツアーも始まることだし。
『Shaun of the dead』。くだらない「PANIC」映画。でも、超絶に感動。『アナと世界の終わり』に連なるのよね。ロンドンに行きたいわ。
『HAPPYEND』。緊急事態条項、監視カメラ、職務質問、差別、区別…不条理に不器用に抗う若者たち。「近い将来の話」ではない。まさに今を描いた作品。投票先に悩むなら、この作品を見て、投票所へ。
『Civil War』。二回目は、京子さんと一緒に。
テキサスとカリフォルニアの共闘、理由が明かされない反乱、ジャーナリズムとナショナリズム。
勝てば正意義なのか。夢破れたアメリカの行くすえは?。エンディングで流れるSUICIDEの「Dream Baby Dream」に答えがあるのかな。
『ソウX』。毎回、もういいかと思いつつも、見てしまうのよね。それにしても、末期癌のジョン・クレーマーを医療詐欺に掛けてバレたら、ゲームが始まるでしょ。しかも、罪のない子供まで殺すとなれば、ジョンの怒れる炎に油を注ぐだけ。と言いつつ、ジョンも、もっと優しくすればいいのにと思う。子供には優しかったけどね。
前半の静けさが、中~後半の密室での惨さを倍増。ストーリーもよくて、シリーズの中でも、上位に来る作品かと。