「女帝」終了後、四谷三丁目のフレンチ・イタリアンレストラン
Due ligneへ。同店でソムリエを務める宮部君には、彼のDIRITTO@幡ヶ谷時代、ワイン選びでお世話になった。オーナーシェフの瀬野さんは渡仏してフレンチを学び、DIRITTOを経て、昨年、新宿通りからちょっと入った路地に、この店をオープン。
料理はオーソドックスなものから、シェフの創作を凝らした一品も。
髙橋家、
いのおちゃん、そして宮部君も含め、会話をしながら、美味しい料理に舌鼓を打った。
バイヨンヌ産 生ハムに続いてお願いしたのが、鯛のポワレ。ごぼうの香りを移したクリーム仕立てのソースが、繊細だが、ほのかに大地の野性味を演出。添えられた里芋と春菊もアクセントだ。
続いて、鱈の白子のポワレ 焦がしバターソース。とろとろの白子と、ケッパーも効いたバターソースは、ワインにもベストマッチ。因みに、上記2品は、ハーフポーション。いろいろ食べたい向きには、絶好の店だと思う。
パスタは5人で2皿をシェア。 写真は、穂先メンマのスパゲティ アーリオ・オーリオ 山椒の香り。スパゲティにメンマと山椒。意外かもしれないが、ワイン飲みには、特にたまらない味。もう少し山椒が多くても良い。
写真を撮り忘れたが、もう1皿は、スパゲティ カルボナーラ 白トリュフの香り。皿が供される前から漂うトリュフの香り。そして、どってりとしていないカルボナーラは、どストライク。ちょっとDIRITTOの味を思い出させる。
最後は、炭火焼を注文。すでに日付変更線を超えていたが、まだお願いできるとのことで、蝦夷鹿ランプのロースト グランブヌールソースを。わが家以外、鹿は初めてだと言うが、全員気に入ってくれたようだった。
鹿は、レア気味のところも美味しいが、ミディアムを少し超えたあたりも、野性味が増して好き。焼き方やソースも完璧だし、他の炭火焼も味わってみたい。
四谷三丁目という馴染みの薄い場所に、お気に入りの店ができた。新宿からは地下鉄で3つ。終電を逃しても、タクシーで3000円弱。これから永く通えると良いな。
新宿区四谷三丁目 4-2 鳥重ビル102
tel 03-6380-5867
open 18:00~1:00 ( Lo.)
close 不定休