2012/10/10

髙橋浩司(HARISS) presents "HIGH FIDELITY"vol.29

 
 次回で、30回を迎える、盟友髙橋の"HIGH FIDELITY"の高円寺HIGHナンバーシリーズ。今宵も多彩な顔ぶれが集結。楽しい夜と相成った。



 ハタユウスケ君が「声が良い」と言っていた関谷謙太郎さん。確かに、力強く通る声。普段は、UNDER THE COUNTERとして活動しているとのこと。バンドスタイルも観てみたい。


 本日一番の衝撃、扇愛奈さん。例えるならば、ひとりメスカリンドライブwith奥野信哉 meets 椎名林檎。激しくビブラートする声と、鍵盤が奏でる情熱的かつ切ない響き。かっこ良いっす。普段はジ・アジナーズってバンドのギター・ボーカルだと。うーん、こっちも観たい。

 

 "HIGH FIDELITY" 2回目の吉田健児さん。前回は、バンドセットでの登場で、最後に、ちょこっとアコースティックを披露。声とギターがHIGHっていう空間にしっくりと合っていて、ひとりでの演奏をもっと聴いてみたいと思ったのよ。髙橋、ナイス。


 トリは、大森洋平さん。優しさ、力強さ、切なさ、多彩な表現力。ストリート・スライダーズの"のら犬にさえなれない"も、彼が歌うとまた違った印象になる。いろんな人のスライダーズ・カバーが聴いてみたいと思ったね。
 週のど真ん中、水曜日のイベントで、集客もなかなか厳しい"HIGH FIDELITY"だが、髙橋のやり続ける姿勢と、DJとしてフォローするハタ君、HIGHのスタッフ、そして、どんな環境でも精一杯のパフォーマンスを繰り広げるミュージシャンの皆さんがいる空間が、私は大好き。フロアライブになってからの雰囲気は、また独特で、ここでしか味わえない。来たことのない人は、ぜひ!