2015/02/22

辺野古で何が起きているのか


 辺野古にあるキャンプ・シュワブゲート前での新基地建設に反対する県民集会、参加者は3000人以上。沖縄の皆さんの思いが痛烈に伝わる集会だったのだが、午前中、このゲート前で、平和運動センターの山城議長らが、「海兵隊」に拘束されるという、とんでもない事件が発生。不法に侵入したからだというが、実際は、ゲート前で抗議活動をしていたところ、警察に引きずり込まれ、それを不法侵入と判断した海兵隊に連行されるという、日米両政府による茶番中の茶番である。
 昼過ぎ、ゲート前に到着した時には、国会議員による警察と海兵隊への抗議が行なわれていた。市民も議員団を囲むように抗議するも、警察官は知らぬ顔。無実の日本人が捕まったにも関わらずである。集会は、整然と行なわれたが、終了後、国会議員を中心に、県警に対する抗議活動が行なわれた。

 それにしても、国のやり方が酷い。情けない。どんどん加速していく。戦前って知らず知らずの間に、空気感が変っていったんだろうな。と、のんきなことは言っていられない。目の前に戦争が迫っている。辺野古で行なわれている愚行は、その準備以外の何物でもない。

 で、この問題、沖縄の皆さん以外には、何が起こっているのか、いま一つ伝わっていないようなので、逐次、ここで紹介していくことにしたい。