ROMA

　Netflixで放映されて世界で話題になり、劇場公開となった『ROMA』。アカデミー賞でも2部門だったか受賞したのだとか。

　主題は、人種と階級。そこに1970年代初頭のメキシコの政治・社会情勢が絡んでいく。先日見た『グリーンブック』然り、人種、階級は、悲しいかな人類不変のテーマである。

　静かに、そして激しく心を揺さぶる描写多し。バッドエンドではないが、決してハッピーエンドではないことは、監督の意図するところかと。時代がメキシコ五輪当時だったことは、いまも、部落問題、在日など、ヘイトうずまく日本社会への提示と受け取った。

桜咲け！

　この時期、やっぱ桜ですかね。満開は明日らしいのだが、毎年恒例の目黒川へ。五分咲きから気によっては、ほぼ満開も。きれいだった。

　が、すごい人。年々増えているね。皆さん、ごみは、持ち帰りましょう。

切ない緑の本

　映画『グリーンブック』。1960年代アメリカ、人気の黒人ミュージシャンと、彼のツアードライバーに抜擢されたイタリア系白人のロードムービー。２人の関係性がドキドキさせる前半から伏線がてんこ盛り。好きです。

　そして、たくさん笑って、たくさん泣いて、切ないけど、最後に、ほっこり。音楽も含めて、いい映画。お勧めです。

　でも、映画館を出たとき、60年を経た現在に、この世界に溢れるヘイトを思わずにはいられない。努力は怠るべからずである。

Going Going WACK TOUR FINAL

　BiSHなどが所属するWACKの所属グループが一堂に会した『Going Going WACK TOUR』のFAINAL@ZEPP TOKYO。GANG PARADE、BiS、EMPiRE、そしてOAを務めたWagg。それぞれの個性が十分に出ていたし、旬なんだね。素晴らしかった。

　最近のお気に入りの順番でいうと、EMPiRE、BiSH、GANG PARADE、BiSなんだけど、4月にメジャーデビューの決まったGANG PARADEの勢い凄いです。キャン・GP・マイカの声、好きだな。と言いつつ、わがEMPiRE、4月のLOFT、6月のワンマンも楽しみ。そして、BiSHは余裕さえ感じるパフォーマンスなんだけど、今日は守りに入ってた感じもする。そして、そして、BiS。最早、原型をとどめていないしデジロックな感じは好みではないのだが（デジロックが嫌いではなくて）、どっか突き抜ける要素がほしいね。旧曲に向き合うとかね。封印してるいい曲あるっしょ。

たちあがる女

　アイスランド映画『たちあがる女』。セミプロ合唱団の講師を務める女性のもう一つの顔は、環境活動家で、アルミニウム工場と戦うという設定だが、映画の構成がおもしろい。その一つが、音楽の使い方で、演奏者が、それぞれの場面に登場する。画づくりも個性的で、ロイ・アンダーソンを引き合いに出す人もいるようだが、エミール・クリストリッツアにも近いかと。ほっこりもできる、勇ましくも可愛らしい作品だと思う。

ライ麦畑でつかまえて

　ニコラス・ホルト主演『ライ麦畑の反逆児／ひとりぼっちのサリンジャー』。『ライ麦畑でつかまえて』のサリンジャーの主に青年期を描いた作品。文学青年が、第二次世界大戦に出兵し心に傷を負い、苦悩の結果書き上げた『ライ麦畑でつかまえて』だが、映画は、この作品の誕生を軸にしながらも、戦争被害や家族との確執について、ていねいに描写している。痛々しいが、いい作品だった。

GRⅢ

　発売よりも１日遅く受け取りましたGRⅢ。充電中。楽しみ。

21st century Girl

　今日もまたアップリンク吉祥寺。『21世紀の女の子』という15人の女性監督によるオムニバスを観に来た。全作品に貫かれたテーマは、“自分自身のセクシャリティあるいはジェンだがゆらいだ瞬間が残っていること”。なかなか難しそう。

　この作品を観たいと思ったのは、『カランコエの花』に出演していた手島実優さんと堀春菜さんが、それぞれ違う作品に出演していること。また、橋本愛さん、モトーラ世理奈さんら気になる役者さんも多く出ているからなのだが、１作品が8分程度と短いながらも15本となると、けっこうな体力を消耗する。それぞれの作品の圧がすごいのである。

　好みはあるが、概ねどの作品も良かったな。カメラがキーになる作品は特に好きだった。あと、モトーラさん、いいです。

　そして、終演後には、アフタートーク。『カランコエの花』とは、また違う履かなく妖艶な演技を見せた手島さん、そして、竹内監督による製作の背景やらいろいろと。やっぱ、アフタートークは、いいですね。

BiS

　BILLIE IDLE FC限定イベント。1時間30分超えのライブ、抽選会、帰ったけど特典会。勢いしかないね。素晴らしい。プーノゾのベテラン感ハンパない。BiSだな。

Set List
1. P.S.R.I.P.
2. anarchy in the music scene
3. 婚姻届は止まらない
4. po pe pa
5. 平成ロックスター
6. HUMANOID
7. 単調なエレジー
8. ジャッキーの大冒険~地獄よりの使者~
9. DOKI²
10. STAY
11. エブリデイズ
12. ダーリンにはならない
13. シンデレラアンセム
14. be bop tu-tu
15. 泣きそうサンデー
16. by
【EN】
17. そして、また、、
18. メモリーズ
19. MY WAY

ステガ

　最近、ライブを観られていないのだが、ステレオガール。素晴らしい。かっちょいい。

ヴィヴィアン

　ヴィヴィアン・ウエストウッド、みんな、影響を受けているはず。でも、マルコムとかピストルズは関係ない（関係はあるのですが）、彼女の一面。かっこいい。しかも超現役ですよ。もう一度言う、かっこいい。