2019/12/25

葛西純プロデュース興行 Blood X'mas 2019


 『葛西純プロデュース興行 Blood X'mas 2019』。毎年恒例、例年満員札止めの興行だが、今年は特に、葛西選手が、腰、首のケガの治療のため、今日を最後に、ひとまず治療に専念するということもあり、会場はいつも以上の熱気に包まれる中、試合がスタート。
 1試合目の「進祐哉、GENTARO vs 谷嵜なおき、政岡純」から、メーンイベントの「◇KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP ENGRAVE~ハートに刻む~蛍光灯+ガラスボード+αデスマッチ 王者・杉浦透 vs ビオレントジャック」まで、とにかく痛さの中に楽しさがある葛西純興行らしい試合の連続。そして、試合そのもの、試合と試合の間のリズム感が素晴らしい。
 メーンの杉浦とビオレントジャックのバチバチなデスマッチ、良かったです。粉雪のように舞う蛍光灯とガラスボードの破片がクリスマスを演出していた(?)。
 葛西選手は、セミファイナル「◇~RING OF PAIN~カミソリ十字架ボード+αデスマッチ 葛西純、伊東竜二 vs ミエド・エクストレモ、シクロペ」に登場。カミソリを仕込んだボードがコーナーに置かれると、観客のテンションも最高潮だと思ったのだが、何と包丁をあしらったラダー(脚立)がリング内に設置され、そして、葛西選手がリングの外にダイブ。で、客悶絶。痛み止めを打って出場しているとのことだが、そんなことを微塵も見せない葛西選手、プロです。久しぶりの伊東とのタッグも、お休み前のプレゼントってとこかな。ゆっくり休んで戻ってきてください。