A24とPLAN B作品『ラストブラックマン・イン・サンフランシスコ』。祖父が建てた家に住み、今は他人が住んでいるのでが、また今も愛する元わが家。そして、そこは、主人公の心のよりどころ。かつて黒人が開拓した住んだ地区。今では、裕福な白人層の街に。そんな変わりゆくサンフランシスコを、主人公は、どう受け止めるのか。
というストーリーなのだが、中々に重たい話で、衝撃のラスト。でも、淡々と流れる前半から、後半の激しい感情のぶつかり合い、音楽の使い方も絶妙で好きな作品です。今、東京にすむ自分とも重なるし。
ところで、カメオ出演と言っていいのか分からないけど、サンフランシスコ市長選挙にも立候補したことのある、あの人が出ている。引きの映像から寄りに映るのだが、独特の訛りですぐに分かりました。元気そうだった。ちなみに、彼と私は誕生日が同じという、どうでもいい情報も。