「私が生まれ育ったこの町には、触れたくなるようなキラキラしたモノが、何ひとつとして、ない」。群馬県桐生市を舞台に、三人の女子高生が卒業式の帰り道に、それぞれの思いを吐露する『別に、友達とかじゃない』。アップリンク渋谷での上映最終日にようやく見ることができた。
高校卒業後、三人三様の道を歩むのだが、小学校時代は仲が良かったとはいえ、中高とそんなに交流もなかった三人が、何を思い過ごしてきたのか。そして、未来は。
東京に何があるのかという問いは、高校卒業後上京した自分にとってのもの? ほとんど何も考えていなかった、と、思う。いや考えていたのだが、主人公のひとりと似たようなやつで、しかも劇中で否定されるというね。
いやー、おもしろかった。もう一度見たい。どこかで、やらないかな~。