2021/07/05

デスマッチの夏

 葛西純プロデュース『デスマッチカーニバル Vol.1』@後楽園ホール。葛西選手を追いかけたドキュメンタリー『狂猿』の影響もあって、席数を半分に減らしての開催とはいえ、早々にソールドアウト。
 今日のMVPは、武田誠志と「クレイジードランカー・スティングデスマッチ」を戦った女子プロレスラー・山下りな。デスマッチ参戦当初から見ているが、本人、そして対戦相手の気持ちが吹っ切れ遠慮がなくなったと見えて、お互いに認め合いながらの痛めつけは凄まじい。


 葛西選手は、佐々木貴と組んで、セミファイナル「~死刑執行凶器集合~セルフプロデュースアイテム ブラッドスプラッシュデスマッチ」に登場。若手の佐久田俊行、植木嵩行に負けてしまったが、今後が楽しみな一戦だった。次回、後楽園ホールで、植木とのシングルマッチも決定。さて、どういう形式か?
 

 メインは、「KING of FREEDOM WORLD CHAMPIONSHIP 〜HEART BLOOD SACRIFICE〜 ガラスボード+蛍光灯+αデスマッチ」王者・杉浦透にビオレント・ジャックが挑んだ一戦は、アイテムは少なめも、ガラスボードを使った壮絶な試合に。互いに大技を繰り出しフォールの連続だったが、ジャックの関節技で勝負あり。会場は、沸くに沸いていた。そして、竹田が登場し、次回ホール大会で、シングル。
 痛々しくも感動的。それが、デスマッチ。次回ホール大会も、客席は残りわずか数席だとか。早めに確保しておいて、良かった。