2022/07/13

ぞわぞわ感が薄れていく、『ビリーバーズ』


 『ビリーバーズ』。山本直樹の作品を、城定秀夫が実写映画化。今さらながらだが、何かと話題のカルトがテーマ。統一教会やオウム真理教が盛んに報道されていた時代を過ごしてきただけに、カルトのイメージとしては、エンターテインメント作品として、よく描けていると思う。ただ、ラストに向かうほど、ぞわぞわ感が薄れていったのは、残念。