『アムステルダム』。予告編によれば、1930年代アメリカ、殺人の疑いで警察に追われる医師と弁護士を描くサスペンスらしい。
その背後には、第一次世界大戦後、勢力を拡大するドイツ・イタリアファシストと、それを利用するアメリカの権力者らの影という展開になろうとは、まったく知らずに見たのだが、案外にコミカルな描写も多いしテンポも良くて、楽しめた。しかも、ほぼ実話だって。
ヒトラー、ムソリーニはもちろんのこと、ルーズベルトを批判するあたりは、なかなか。
クリスチャン・ベール、マーゴット・ロビー、ジョン・デヴィッド・ワシントン、クリス・ロック、アニャ・テイラー=ジョイ、ゾーイ・サルダナ、マイク・マイヤーズ、マイケル・シャノン、ティモシー・オリファント、アンドレア・ライズボロー、テイラー・スウィフト、マティアス・スーナールツ、アレッサンドロ・ニヴォラ、ラミ・マレック、ロバート・デ・ニーロ、という豪華出演陣も話題になっているね。マイク・マイヤーズ、相変わらず、いい。