2024/11/21

待ちわびて待ちわびて、でも会えない『ロボット・ドリームズ』


 『ロボット・ドリームズ』。待ちわびて待ちわびて、でも会えない。一人ぼっちのドッグと友達ロボットの少し切ない友情物語。激中で流れるアース・ウィンド・アンド・ファイアーの「SEPTEMBER」が、切なさを増長させるし、ラスト、グッと来る。

2024/11/18

ねーちゃんが、やって来た


 私と弟の慎が、幼いころから本当にお世話になっている、ねーちゃんこと福田恵美子さんが上京。 京子さんと三人ではとバスに乗ったり、おいしいものを食べたりの、三泊四日。楽しんでもらえたかな~。次回は、東京を起点に地方に行ってもいいかも。

2024/11/15

登場人物のほぼ全員がクズ。『対外秘』


 韓国の国会議員選挙を巡って繰り広げられるだまし合い。議員候補、フィクサー、ヤクザ、検事と出て来る人物ほぼ全員がクズ。うそだろう?のラストまで、息つく暇なし。面白かった。

2024/11/12

QUEで、ロックンロールの祭典、ボヘミアン暴動


 QUEで、ボヘミアン暴動。楽しかった。いつもマツシマライズ寄りで見てしまうのだが、次回は、絶対にROSIE側で。

2024/11/11

肉食も減らすしかないか? 『2040 地球再生のビジョン』


  人類の営みによる破壊が続く地球。2040年に少しでも改善された姿を取り戻すための策を探る『2040 地球再生のビジョン』。改められるところから生活を見直したい。肉食も減らすしかないかな~。

2024/11/10

静かに、熱い。『国境ナイトクルージング』

 『国境ナイトクルージング』。中国と北朝鮮の国境の街、延吉で出会った3人の男女。それぞれが抱える痛みを感じつつも探ることなく数日を過ごす。静かだけど、熱い。劇中の音楽が良かった。

2024/11/09

いい。今年一番。泣いた『動物界』

 『動物界』。共存か排除か。自然界での人間の立ち位置、そして世界にはびこる排他主義を問う。いい。今年一番。泣いた。

2024/11/07

Laura Day Romance「crash landing ツアー」ファイナル

 Laura Day Romance「crash landing ツアー」ファイナルを見に、初ZEPP TOKYO。ローラズの音楽を最大に再現する音の良さ。井上さんの歌もだが、鈴木さんのギターの音色も最高。
 今年は、ワンマンを3回見られたが、今日が一番良かった、というか成長が半端ない。来年4月には、東京国際フォーラム・ホールCでのワンマンが決定している。ライブハウスで見られる機会は減るかもな~。

2024/11/05

これでもかという長さのエンドロール。『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』


 『ヴェノム:ザ・ラスト・ダンス』。目まぐるしい展開と圧倒的な映像ゆえに、これでもかという長さのエンドロール。ヴェノムシリーズの最終章と言いつつ、続編を匂わせる場面が多々。さて、どうなる。

2024/11/02

想像力を全開にし、没入。セリフがまったくない『ゴンドラ Gondola』


 『ゴンドラ Gondola』。ヨーロッパのジョージアにある旧ソ連時代に作られたゴンドラ。このゴンドラに乗ったら、どこまでも行けるのだとか。
 で、この作品、セリフがまったくない。説明もなくて、何が起きているかは、観客に委ねられる。初めは戸惑うも、想像力を全開にし、没入。かなり楽しんだが、リピートした方が、いいかもな。

2024/10/31

「イギリス」を料理する 『舌の上の階級闘争 』

 『舌の上の階級闘争 「イギリス」を料理する 』。ブレイディみかこさんの著作にタイトルが似ているのは、さて置いて、フィシュ&チップス、イングリッシュブレックファーストなど、イギリスの料理を巡るエッセイとレシピ。
 なぜ、フィッシュとチップスが同じプレートに盛り付けられているのかなど、興味深い話が満載。こんなの見ると、イギリスに行きたくなるよね。マニックスのツアーも始まることだし。


 

2024/10/28

マクラでは、故・柳家小さん師匠の話も。柳亭市馬師匠の「二番煎じ」

 昨日は『連合寄席』。本来出演する予定だった柳屋喬太郎師匠が病気のため、柳亭市馬師匠が急遽の出演。演目は、「二番煎じ」。これが、よかった。何役も演じ分けるのだが、話もいいし、声がいい。マクラが、故・柳家小さん師匠の話というのも、なかなかにぜいたくかと。

そして、ジョシュ・ハートネット演じる主人公が、異様に怖い『トラップ』


 M.ナイト・シャマラン最新作『トラップ』。シャマラン監督は、プリンスの『パープルレイン』のような映画と音楽を融合させた作品を作りたかったのだとか。しかも「テイラー・スウィフトのコンサートで、『羊たちの沈黙』のようなことが起こったら」という、何だ、それは?な設定。
 どうなるんだ?の連続で、なかなかエンディングがやって来ない。そして、ジョシュ・ハートネット演じる主人公が、異様に怖い。

2024/10/27

強迫症って知ってますか? 『悠優の君へ』


 【強迫症とは】自分にとって無意味またはおかしいと判断される考えや行動を制御できなくなるという症状を特徴とする疾患。50人~100人に1人くらいの割合で存在するとされる。(出典:兵庫医科大学病院ホームページ「もっとよく知る!病気ガイド」)
 『悠優の君へ』。悩みを抱える女性のストーリー。良かった。

2024/10/26

現代版『グーニーズ』ではない。『リトル・ワンダーズ』


 現代版『グーニーズ』と言われている『リトル・ワンダーズ』。いや、『グーニーズ』とは違う。何だ、これ?な異色作。カルト的な人気が、そのうちに来るかも。いや、来る。

2024/10/23

もっと時代背景を理解していれば、良かった。『BAGHEAD』


 『BAGHEAD』。主演は、『バービー』のグレタ・ガーウィグ監督。2000年代のアメリカ・インディペンデント映画界に起こった「マンブルコア」なる運動の作品だとか。中産階級の白人の若者の悩みや葛藤などが描かれている低予算の映画らしい。
 この作品は、四人の男女が映画を撮影しようと、週末に田舎の別荘を訪れたことに端を発する作品。もっと時代背景を理解していれば、良かったのだろうが、悪くないけど、引っかかるものは少なかった。

人々が集い語らう映画館『キノ・ライカ』


 アキ・カウリスマキが仲間と作った町の映画館『キノ・ライカ』の試写会へ。映画を見るだけではなく、バーカウンターがあったり展覧会やライブが行なわれたりと、人々が集い語らう空間。いいね。とても素敵な作品でした。一度行ってみたい。

2024/10/22

『アナと世界の終わり』もよろしく。『Shaun of the dead』

 『Shaun of the dead』。くだらない「PANIC」映画。でも、超絶に感動。『アナと世界の終わり』に連なるのよね。ロンドンに行きたいわ。

2024/10/20

投票に行こう!『HAPPYEND』

 『HAPPYEND』。緊急事態条項、監視カメラ、職務質問、差別、区別…不条理に不器用に抗う若者たち。「近い将来の話」ではない。まさに今を描いた作品。投票先に悩むなら、この作品を見て、投票所へ。

2024/10/19

SUICIDE「Dream Baby Dream」に答えがあるのか。『Civil War』

 『Civil War』。二回目は、京子さんと一緒に。
 テキサスとカリフォルニアの共闘、理由が明かされない反乱、ジャーナリズムとナショナリズム。
 勝てば正意義なのか。夢破れたアメリカの行くすえは?。エンディングで流れるSUICIDEの「Dream Baby Dream」に答えがあるのかな。

2024/10/18

ジョン・クレーマーは、子供には優しい。『ソウX』

 『ソウX』。毎回、もういいかと思いつつも、見てしまうのよね。それにしても、末期癌のジョン・クレーマーを医療詐欺に掛けてバレたら、ゲームが始まるでしょ。しかも、罪のない子供まで殺すとなれば、ジョンの怒れる炎に油を注ぐだけ。と言いつつ、ジョンも、もっと優しくすればいいのにと思う。子供には優しかったけどね。
 前半の静けさが、中~後半の密室での惨さを倍増。ストーリーもよくて、シリーズの中でも、上位に来る作品かと。

鬼とかした武者の呪い。『破墓 パミョ』


  『破墓 パミョ』。巫堂(ムーダン)と呼ばれるシャーマン二人と、風水師、葬儀師の四人が、呪われた墓の改修を依頼され、墓を掘り起こしてみると、出てきたのは、鬼と化した武者。秀吉なのか、日本軍なのか? 日本の陰陽師も絡んできて、まじか!な展開で、最後まで息付くヒマなし。楽しめた。

映画『五香宮の猫』の想田和弘監督にインタビュー


 明日から公開、映画『五香宮の猫』の話を聞くため、新宿の東風で、想田和弘監督にインタビュー。猫の話から、地域コミュニティ、自助・共助・公助、そして政治まで、いろいろと話を聞けた。
 今日発売の監督の新著『猫様』をあらかじめ購入し、インタビュー後には、厚かましくもサインを頂いた。さて、文字起こしを始めますか。

2024/10/15

大好きな要素しかない暴動クラブ


 レッドシューズで、「69☆TRIBE」。暴動クラブとLITTLE BOY(from Italy)のツーマン。大好きな要素しかない、暴動クラブ。最高。
 来月は、Que。その前に、来週のレッドクロスも行こうかな。


今日のセトリは、こちら↓

できることを。ミャンマー・チャリティーライブ


 ミャンマー・チャリティーライブ。軍による殺戮に加え、9月の台風で甚大な被害。にもかかわらず、軍は、台風被災地にも空爆を繰り返している。自分が何をできるかは分からないが、少しでも動きたい。

2024/10/14

ノンフィクションは、ノンフィクションであり得るのか。『Civil War』


 『Civil War』。ジャーナリズムとは。ノンフィクションは、ノンフィクションであり得るのかを問う。そしてオープニングがSUICIDE、エンディングもSUICIDE。この余韻が素晴らしい。音へのこだわりがすごいので、次は、Dolby Cinemaで見たい。

2024/10/12

レディー・ガガ、トゥ・マッチ。『JOKER:FOLIE A DEUX』


 『JOKER:FOLIE A DEUX』。レディー・ガガ、トゥ・マッチ。劇中で流れる歌の数々を知っていると、また印象が違ったのかも。

2024/10/11

圧巻!「ビキニ水爆実験被災70年<山内若菜 ふたつの太陽ー命を紡ぐちいさな生きものたち>」

 「ビキニ水爆実験被災70年<山内若菜 ふたつの太陽ー命を紡ぐちいさな生きものたち>」を見に、都立第五福竜丸展示館へ。圧巻!
 山内さんは、当時を知らなくても、「自分事にする妄想力」を持つことが大切だと。
 会期は、2024年10月10日~2025年1月19日。ぜひに。

※「第五福竜丸事件」=1954年3月1日に、ビキニ環礁で行なわれたアメリカの水爆実験で、静岡県焼津のマグロ延縄漁船「第五福竜丸」をはじめとする日本の船舶八五六隻が「死の灰」を浴び、捕獲したマグロからは大量の放射能が検出された。
 この「第五福竜丸事件」を契機に、日本で反核運動が本格的に始まる。東京杉並区の女性たちが始めた原水爆禁止を求める署名運動が全国的な広がりを見せ、「原水爆禁止署名運動全国協議会」の結成へとつながり、この年だけで2000万を超える署名を集めた。翌1955年には海外13ヵ国の代表が参加し、広島で「第1回原水爆禁止世界大会」が開かれた。

2024/10/09

気付けば、信仰と愛の物語『エストニアの聖なるカンフーマスター』


 『エストニアの聖なるカンフーマスター』。ソ連時代のエストニアで、国境警備隊員の青年が、中国から来た革ジャン、ベルボトムジーンズ、ロンドンブーツの盗賊3人衆に感化され、ブラック・サバスとカンフーに目覚めるというイントロなのだが、気付けば、信仰と愛の物語だったという、ね。
 オカルト(『悪魔と夜ふかし』)に続いて、カルトな作品とは、今晩は、どんな夢を見るのかしら?

コメディを見ているような感覚にも陥る、不思議なホラー『悪魔と夜ふかし』


  『悪魔と夜ふかし』。生放送番組で起きる超常現象は、リアルなのかフェイクなのか。ドキュメンタリー仕立ての作りで、CM中のバックステージも描かれている。途中、コメディを見ているような感覚にも陥る、不思議なホラー作品だった。
 イングリット・トレリが演じる少女リリーの悪魔憑依ビフォーアフターが、エクソシストのリンダ・ブレアを彷彿とさせ、より1970年代っぽさを醸し出している。

2024/10/07

前田敦子がトゥーマッチ、『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』


 『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』2回目は、京子さんと朝一番の新宿ピカデリー・スクリーン1。ほんと、いい作品で、特に、宮内さん役の中井友望のポジションが最高なのだが、本作では、前田敦子がトゥーマッチ。誰だったら、良かったんだろう?

2024/10/02

この世に未練があれば、モノになって戻れるらしい。『とりつくしま』


 小泉さん演じる、人生が終わってしまった人間の前に現れる「とりつくしま係」は、この世に未練があるならば、死んでもモノになって戻ることができると、言う。
 東かほり監督が、母・東直子さんの小説『とりつくしま』を元に、脚本・監督を手がけた作品で、小泉さんは、小説のファンだとか。


 上映後には、石井心寧さん、千賀由紀子さん、鈴木喜明さん、富士たくやさん、大槻圭紀さん、東かほり監督によるトークも。そして、サイン会には、橋本紡さん、櫛島想史さんも参加。


 パンフレットにサインをもらい、帰りに紀伊国屋で、原作を買って帰宅。映画は、4つだったがだが、原作には、11のエピソードが収録されているとのこと。楽しみ。


 ちなみに、武蔵野館ロビーには、お客さんが書いたなりたいモノが掲示されていたが、死んだら何になるって、けっこう難しい質問かと。悩む。

2024/10/01

原題は、『KINDS OF KINDNESS』。こっちの方が、しっくりくる『憐みの3章』


  ヨルゴス・ランティモス監督最新作『憐みの3章』。主演は、エマ・ストーンで『愚かなるものたち』コンビ再びだが、またすごい作品を作ったね。
 上司からの支配を至福と感じる男、海難事故から救出された妻と彼女を待つ夫、カルト宗教に洗脳された女を、それぞれに主軸とした三部構成。エマ・ストーン、ジェシー・プレモンス、ウィレム・デフォー、マーガレット・クアリーら同じ出演者が、違った役を演じている。
 『愚かなるものたち』よりも、観客を置いていく感じかな。おしゃれではないし、好き嫌いは別れそう。私は、二回目もありだが、あまりお勧めはしません。
 ちなみに、原題は、『KINDS OF KINDNESS』。こっちの方が、しっくり来る。

中井友望の飄々とした演技が、何とも言えない。『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』


  『ベイビーわるきゅーれ ナイスデイズ』。シリーズ第三弾。9月からテレビシリーズもスタートし、この後、ドキュメンタリーも公開されるという、複合映像コンテンツへと進化している。宮崎を舞台にした大胆かつスリリングな展開が、いい。
 杉本ちさと(高石あかり)と、深川まひろ(井澤彩織)、そして今回は、冬村かえで(池松壮亮)を加えた、超絶なアクションは圧巻。
 そして、個人的には田坂さん(水石亜飛夢)、宮内茉奈さん(中井友望)二人の死体処理業者が、今回も最高。特に、中井友望の飄々とした演技が、何とも言えない。

特典映像・音源CD付パンフレットは、マスト。てか、ほかのグッズ、ほぼ完売だった。すごいね。

2024/09/28

ウィノナ・ライダー、最高。『ビートルジュース ビートルジュース』

 『ビートルジュース』36年ぶりの続編『ビートルジュース ビートルジュース』を見に、丸の内ピカデリーDolby Cinemaへ。前作を見たのは、だから36年前。で、単純に、ウィノナ・ライダーが見たくて行ってのだが、何となく前作のストーリーも思い出し、いや、前作を知らなくっても、全然いいじゃんな仕上がり。
 もちろん、ウィノナ・ライダーは最高だし、そして、『X』での絶叫シーンが忘れられないジェナ・オルテガが、とてもいい。

家族は難しい。『どうすればよかったか?』

 ドキュメンタリー作品『どうすればよかったか?』。統合失調症が疑われる姉、状況を信じようとしない両親の姿を撮影し始めた弟。その後、事態は悪化。両親は、姉を、南京錠を掛けた部屋に閉じ込めることになるのだが。
 私と、両親、そして弟との関係性を振り返ってしまったし、この作品を見て、自分の家族を思い出す人は、多いのでは。家族って難しい。

コミュニティーの良さと難しさ『五香宮の猫』

 想田和弘監督作品『五香宮の猫』の試写会へ。瀬戸内の港町・牛窓にある五香宮に住む猫たちと地元民のドキュメンタリー。
 想田監督と妻の柏木規与子プロデューサーは、長く住んだニューヨークから、柏木さんの故郷、牛窓に移住。そこには、地域猫の問題や超高齢化といった現実が横たわっているのだが、何だろう、強かに、しなやかに、対話する住民たち。古いしきたりもあって、新参者にはハードルが高いようにも感じる。コミュニティーの良さと難しさを問われた気がする。

2024/09/26

東京23区の火葬場問題

 東京23区内の火葬場の値段って、先日モーニングショーを見るまで、まったく気にしたことがなかった。
 23区には、火葬場が、9ヵ所あって、そのうち2ヵ所が、公営。その金額相場は、「瑞江葬儀所」は、7万5000円。大田区、目黒区、世田谷区、品川区、港区が共同運営する 「臨海斎場」であれば、故人か施主が区民であった場合、4万円で利用できる。

 一方、7ヵ所ある民間火葬場は、一社が独占運営しており、9万円。しかも、この一社は、外資系ファンドだとのこと。今後、火葬ニーズは増えることが予想されており、ファンドによる火葬場の売却、利用料の値上げも考えられるとのことだった。

 この件について、今日の都議会一般質問で、立憲の銀川ゆい子都議が質問したところ、昨日に引き続き、知事が答えることはなく、官僚がこれまた紋切り型の答弁に終始。
 これって、どうなの?と都民の皆さんは、思うべき。なぜなら札幌市や同じ東京都の立川市をはじめ、火葬場の使用料が無料の自治体が多々。東京23区が、他と比べて極端に高いのよ。
 人は必ず死んで、日本に住んでいれば火葬される。そこに差があるのは、いかがなものかだと思いませんか、東京23区民の皆さん。


2024/09/25

東京都を悪夢の四年間にしないために、その1「都議会傍聴」

 東京都議会。先週の知事の所信表明に続き、今日は代表質問を傍聴。と言っても、都ファ、自民、公明と知事の出来レースを見る時間はないので、立憲都議会幹事長の竹井ようこさんと、その前の共産党・とやえつ子さんの質問を傍聴することに。
 で、ライターの和田靜香さんと、都議会議事堂へ。傍聴は、30人ほどと、相変わらず少ない。
 竹井さんの質問項目は、写真の通りだが、和田さんが取り組む「高齢単身女性」についても触れており、和田さんと共に、一応、答弁を期待したものの、今回も知事は、どの質問にも、ほとんど答えず。官僚の答弁も紋切り型で、ほんとにやる気あるのかなと。
 しかし、まぁ、誰だ、小池百合子に投票したのは?と嘆いていても仕方ない。悪夢の4年間とならないよう、監視と行動を続けなければ。
 ※それにしても、代表質問の終了時間が、20時30分ってのも考え物。これじゃ傍聴に来る人なんて増えないでしょ。

大学教授ゲイリーの副業はおとり捜査の殺し屋役。『ヒットマン』。


 『ヒットマン』。実話に基づくクライム・コメディ。副業のおとり捜査で、殺し屋を演じる大学教授ゲイリーが、彼に夫殺しを依頼した女性マディソンと恋に落ち、で、その夫は誰かに殺され、犯人と見立てられたのはマディソン、さて、ゲイリーは、どう動くのか?
 終始目が離せない展開だが、ラストは衝撃的な一方で、ほっこりするし、これで、いいのか?とも思う。と言いつつ、かなり好きな作品。

2024/09/20

美術博物館に、動物園、天竜川下りと、満喫。飯田小旅行


 飯田に小旅行。美術博物館に、動物園、天竜川下りと、満喫。なかなか、いいですよ。

2024/09/17

アブラエーシュ博士曰く「憎しみは、有害な病気、広く拡散し感染する」。『私は憎まない』


 映画『私は憎まない』の試写会へ。
 この作品の主人公は、ガザからイスラエルの産婦人科に通い、赤ちゃんの誕生に携わってきた、パレスチナ人の医師イゼルディン・アブラエーシュ博士。15年前に、イスラエルの攻撃で娘3人の命を奪われた彼の赦しと和解・共存の精神に迫るドキュメンタリー作品。博士曰く「憎しみは、有害な病気、広く拡散し感染する」。
 アブラエーシュ博士は、「中東のマハトマ・ガンジー、ネルソン・マンデラ、マーティン・ルーサー・キング」とも称される人物で、ノーベル平和賞には、5回ノミネートされているとか。
 昨年来のハマスに対するイスラエルの報復で、兄弟、親戚など22人を失った博士。それでも、パレスチナとイスラエルの和解を諦めない、と訴えています。
 パレスチナとイスラエルの関係や、アメリカの立ち位置を理解する上でも、役立つ作品かと。
 東京では、10月4日から公開。全人類、必見。

2024/09/16

『ルックバック』DolbyCinema上映、最高ですよ。

 丸の内ピカデリーDolbyCinemaで、京子さん、そうたろうと一緒に『ルックバック』。より良い映像と音で見たいなと、ずっと思っていたので、DolbyCinema上映は願ったり叶ったり。そして、映像と音楽を全身に浴びる。新しい発見ありで、切なさ、マックス。そして、音楽、いいわ。ピアノエモ好きはマストかと。また見るかも。

2024/09/15

ファントム・ロッカー&スリックまでも、ニッキー・ホプキンス『THE SESSION MAN』


 『THE SESSION MAN』。ピアニスト、ニッキー・ホプキンズのドキュメンタリー。ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」やジョン・レノンの「ジェラス・ガイ」が特に有名だが、彼の名前をはっきりと認識したのは、ジェフ・ベック・グループ。
 それにしても、セッションが過ぎる。家にある音源で、一番多いのニッキー・ホプキンズかも。ファントム・ロッカー&スリックまでも。

2024/09/13

『シュリ』が、今の韓国映画の原点か。

 今日から秋の夏休み第一弾。午前中は、京子さんが仕事なので、『シュリ デジタルリマスター版』を見に、最新の4Kプロジェクターを導入したシネマート新宿へ。『シュリ』を見るのは初めて。
 何となく展開は読めるが、それは、『シュリ』以降の韓国映画が、この作品の影響を受けていて、それを私がせっせと見ているから、かなと。切ないが、いまだ南北統一がなされない今、見ておきたい作品。

2024/09/12

根岸季衣の怪演が最高!『サユリ』

 新感覚ホラーと評判の『サユリ』。認知症だが太極拳マスターのばあちゃんと孫が、家族五人を殺した悪霊サユリを退治する。ばあちゃんを演じる根岸季衣の怪演が最高。前半で、ストーリーを落として、後半に上げて上げる。怖くて、笑えて、泣けて、無茶苦茶好き。

2024/09/11

どうすりゃいいの? 『ナミビアの沙漠』


 河合優実主演『ナミビアの沙漠』。監督は『あみこ』の山中瑶子。趣味も夢もない21歳のカナ。男を乗り換えたはいいが、何だかなで、ケンカばかり。仕事も首になり自暴自棄で、見てる方は、どうすりゃいいの? 主人公が、「分かんない」のだから、見ている方は分からなくて当然。好きな作品でした。
 ちなみに、河合優実、金子大地が出ているとあって、『サマーフィルムにのって』のあのセリフが。

2024/09/10

今見ると、ちょっと怖い。『恋する惑星』


 『恋する惑星』。ウォン・カーウァイ監督の代表作。トニー・レオン、フェイ・ウォン、金城武が、日本で大きく認知された作品。今回は、4K版の上映。初公開から30年も経つだが、いまだ人気のようで、新宿ピカデリーのスクリーン1が、平日だというのに、半分以上は入ってた。しかも、若い人が多いのよ。これも90年代リバイバルなのかな。
 しかし、今見ると、かなり怖い作品だね。フェイ・ウォン、完全にストーカーだし。いいな感じに終わているようで、ツッコミどころは満載である。

『魔女』好きにはお勧め。『憑依』


 『憑依』。霊視能力もないのに除霊を行なう、インチキ祈祷師が、他人に憑依する悪霊の存在を知ったことをきっかけに、祈祷師の能力が覚醒し悪霊と対峙していく。悪霊の憑依の仕方が、案外にえぐいのだが、ホラー感は抑えめで、かなり派手なエンタメ作品。私みたいな『魔女』好きには、お勧め。

2024/09/08

罪作りですよ。『ルックバック』


 『ルックバック』3回目。何度見ても、切ない。中盤までの盛り上げ方が、半端ないだけに、罪作り。が、とても好き。
 今週末から、Dolby Cinema版の上映スタートだと。この作品は、音楽もいいしね。サントラも買いました。もう一度見る。

2024/09/07

あれっ? ミッドサマー?な『映画検閲』

 『映画検閲』。サッチャー政権下のイギリス。低俗・暴力的の烙印を押すための検閲「ビデオ・ナスティ」の話なのだが、なかなかにマッド。最終的に、ミッドサマーみたいだったりして、ね。私は、好きです。が、京子さん曰く「何を見せられたのか? 薦められても信じない」と。
 髙橋には、薦めたい。


2024/09/06

感受性が全開、春ねむりツアー 2024「サンクチュアリを飛び出して」


 春ねむりツアー 2024「サンクチュアリを飛び出して」@渋谷WWW X。
奴居イチヂク、そして、MASS OF THE FERMENTING DREGSを迎えて。
 奴居イチヂク、18歳だって。ラップだが新しいスタイル。マスドレ、すごく久しぶり。カッコいいバンドだね。
 春ねむり、感受性が全開、ガザに思いを寄せて。初期ナンバー「ロックンロールは死なない」、最高でした。


各地を巡る原爆資料館「あたらしいげんばく展」

 以前、お話を聞いたことがある中村涼香さんらのNO NUKES JAPAN主催「あたらしいげんばく展」を観に、東京大学情報学環オープンスタジオへ。アートとARなどのテクノロジーを活用した、見たい人が足を運ぶのではない、資料館が各地を巡るという新しい形を探る企画。
 中村さんに話を聞いたところ、次の展開に向け、いろいろと模索中だとか。ちなみに、中村さん、立候補年齢引き下げ訴訟の原告でもある。ものすごくアクティブで、刺激を受ける。

2024/09/01

日曜日の朝に見る映画ではない。『愛に乱暴』


 『愛に乱暴』。夫がクズ、という映画。京子さん曰く「日曜日の朝から、何を見せられているのか」。

2024/08/30

ひたすらに悲しい。『市子』


  アマプラで『市子』を鑑賞。予告編の印象とはまったく違う作品。見てみないと分からないものだね。ひたすらに悲しい。

2024/08/29

初めて見るギヨーム・ブラック作品『リンダとイリナ』


 夜は、髙橋、弓ちゃん、二人の中学の同級生廣川さんと三茶でご飯。ちょっと時間があるので、渋谷ユーロスペースで、ギヨーム・ブラック監督特集で上映中の『リンダとイリナ』。ギヨーム・ブラック作品は初めて。女子高生二人組の日常を描いた作品。引っ越してしまうリンダと、残るイリナ、静かに揺れ動く二人の感情がていねいに表現されている。
 ※動画は、最新作『宝島』の予告

外連味がなく、尖っているのに、悪ぶれてはない、暴動クラブ「暴動集会」


 暴動クラブのワンマン「暴動集会」を見に、クアトロへ。外連味がなく、尖っているのに、悪ぶれてはない。無茶苦茶、好き。それにしても、人のことは言えないが、観客の年齢層高し。C.M.C.で、あんな盛り上がるとは、ね。こういうやつ、聞きたいよね、みんな。
 来年4月には、リキッドルームのワンマンが決定。絶対に行くし、それまで、細目にライブハウスに足を運びたい。

Set List
1.とめられない
2.暴動クラブのテーマ
3.気になるお前
4.すかんぴん・ブギ
5.欲望
6.Voodoo Rag
7.ロケッツ
8.Road Runner
9.カリフォルニアガール
10.いとしのクロエ
11.恋に落ちたら
12.Do Doo Ron Ron
13.まちぼうけ
14.Born to Kill
15.シニカル・ベイビー

en1.WIPE OUT
en2. C.M.C.
en3.チェルシーガール

『ベイビーわるきゅーれ』組が最高な『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』


 8月は、忙しいというわけでもなかったのに、久しぶりの映画館。で『新米記者トロッ子 私がやらねば誰がやる!』。高校の新聞部が舞台。こういう作品、好きです。主演の藤吉夏鈴に注目が集まりがちだが、髙石あかりと中井友望、『ベイビーわるきゅーれ』組、最高。

2024/08/21

東京朝鮮中高級学校管弦楽団チャリティーコンサート

 今晩は、東京朝鮮中高級学校管弦楽団チャリティーコンサート。いつも注文している埼愛キムチから案内をもらい、それは、ぜひと国立オリンピックセンター大ホールへ。
 さて、埼愛キムチの取り組み同様、このコンサートの背景には、朝鮮学校が、高校無償化制度など教育の権利を日本政府から奪われていることがある。そこで、朝鮮の文化芸術を通じて、その実情を知ってもらい、日朝の相互理解を深めようというのである。
 政治的背景は、学生や生徒には、まったく関係がないし、そもそも、なぜ朝鮮民族が半島から海を越えて、日本にやってきたのかということでしょ。
 私は、彼・彼女らの取り組みを全面的に支持しており、今回も参加したのだが、何とまー、隣人の文化を知らないこと。あんな楽器、こんな楽器があるのねと。楽しくも学び考えさせられる時間だった。「アリラン」良かったな。

2024/08/19

MANICSがやって来るのだが


 rockin’on sonic開催決定。MANICS、PRIMAL SCREAM、PULP、weezer、そりゃ行くのだが、最近のMANICSのセットリストを見ていると、安定しかないので、今回は、あの曲、この曲を外してみては、いかがだろうか。

2024/08/04

東西冷戦期、この時代の真剣さを感じる『風が吹くとき』

 人類が生み、いまだに捨てることを止めない原爆がもたらす脅威を描いた『風が吹くとき』。原爆症に侵されながらも、最後まで政府を信じ生きようとする夫と妻の姿が、異様なまでに現実的。37年前の公開時には見られなかったが、見て正解。
 音楽は、ロジャー・ウォーターズ、主題歌は、デヴィッド・ボウイ、劇中では、ジェネシスやヒュー・コンウェルの曲も。日本語版は大島渚が監修し、吹き替えは森繁久彌と加藤治子。
 東西冷戦期、この時代の真剣さを感じる。

2024/08/03

ラストを分かってて、見てるのだが、悲し過ぎる 『ルックバック』

 『ルックバック』2回目。ラストを分かってて、見てるのだが、悲し過ぎる。今日が初の京子さんは、二度と見ない、と。

2024/08/02

早瀬憩に注目。『あのコはだぁれ?』

 『あのコはだぁれ?』。過去に起きた学校での生徒転落死亡事故が時を経て、再現されるような現象が相次いで。最近のジャパニーズ・ホラーでは、かなりいい。主演の、渋谷凪咲が注目されているが、生徒役の早瀬憩、注目ですよ。

2024/08/01

R15? 『ひどくくすんだ赤』

 『ひどくくすんだ赤』。リアルな戦隊ヒーロームービーだと。役ではなくて、ほんとにヒーローだったレッド、58歳。彼が選んだ償いとは。R15ね、そうかもしれんが、そうでもない。

2024/07/31

東アジアは戦後なのか? 『バナナパラダイス』


  昨日、『流麻溝十五号』を見て、1950年代の台湾のことが知りたいなと思っていたら、新宿K'sシネマで、「台湾巨匠傑作選2024」が開催中。
 1949年に中国から台湾に渡った兄弟と、後に弟と結婚する女性の数奇な人生を描いた『バナナパラダイス』が、タイミングよく再上映されるとのことで、仕事帰りに劇場へ。
 で、この作品、1950〜70年代後半までの台湾が舞台で、戦争とその後のアカ狩り、そして蒋介石後の市井の生活が、切なくもユーモラスに表現されている。
 ラストの妻の激白に、中国残留孤児を思い出し、そして、台湾だけでなく、日本、中国、朝鮮半島は、戦後を迎えたことがあるのだろうかと、ふと思った。


2024/07/30

台湾暗黒の時代を生きた女性たちの物語。『流麻溝十五号』


『流麻溝十五号』。1950年代、政治弾圧が続く台湾で、思想改造、教育と更生のため、ある島に収監された女性たちの物語。史実に基づくそうだが、蒋介石の時代に、1万5000人が政治犯として逮捕され、1000人が死刑にされたという出来事をほとんど知らず、衝撃を受けた。いろいろと紐解いてみなければ、いかんね。

2024/07/28

悲し過ぎるよ。『ルックバック』


 『ルックバック』。悲し過ぎるよ。いい作品。みんなに見てほしい。

2024/07/25

これぞブリティッシュロック、THE LAST DINNER PARTY


 THE LAST DINNER PARTY初来日公演。凄すぎた。ブリティッシュロックのすべてが詰まっている。演奏、コーラスも含めた歌唱、ダンス、何から何まで最高。これまで、フジロックに行きたいと思ったことはないし、行けないが、野外で見てみたいね。

Set List
1.Prelude to Ecstasy
2.Burn Alive
3.Caesar on a TV Screen
4.The Feminine Urge
5.Beautiful Boy
6.On Your Side
7.Second Best
8.Gjuha
9.Sinner
10.Godzilla
11.Portrait of a Dead Girl
12.Mirror
13.This Town Ain't Big Enough for Both of Us
(Sparks cover)
14.Big Dog
15.My Lady of Mercy

En1.The Killer
En2.Nothing Matters

2024/07/24

『ジャッキー・ブラウン』を想起してしまう『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』


  『フライ・ミー・トゥ・ザ・ムーン』。ロケット打ち上げをソ連に先を超されたアメリカが人類初の月面着陸をめざす「アポロ計画」。絶対に失敗できないこの計画に、アメリカ政府は、万が一のために、ある仕掛けを施す。人類が目にしたアポロ11号の映像はフェイクだったのか?と。
 政府とNASAの交渉を差配するスカーレット・ヨハンソン演じる謎めいた女性プランナーに、『ジャッキー・ブラウン』を想起してしまうのだが、後半は、国同士の覇権争いめいてきて、アメリカらしいと言えば、らしいかな。悪くはない。
 スカーレット・ヨハンソンが主演ということは別にしても、『アステロイド・シティ』と対をなすような作品だとも思う。

2024/07/22


  『ロイヤルホテル』先行上映会。実在するパブで起きた女性へのハラスメントが題材のドキュメンタリーを下に、映画業界のハラスメントを描いた『アシスタント』のキティ・グリーン監督とジュリア・ガーナ―主演で映画化。
 フェミニスト・スリラーということで、出てくる男が、ことごとくクズなマッチョなパブに、終始嫌悪感。いろんなところで、ラストシーンが強調されているが、エンドロールで流れる曲が作品をバチっと締めていて、いい。
 上映後に、映画パーソナリティの伊藤さとりさん、GANG PARADEのテラシマユウカさんが登壇し、映画業界やアイドル界隈のハラスメントなどについてトーク。

 テラシマさんの映画コラム「今日はさぼって映画をみにいく」は、必ず読んているので、楽しみにしていた。限られた時間だったが、興味深い話が聞けた。とは言え、提起されたことをじっくり考えてみたいし、どこかに掲載されないかしら?

不器用な娘と父の再会の物語『SCRAPPER』

 『SCRAPPER』。母をなくし一人暮らしする自立した少女と、母子の元から去った父になりきれない父の再会の物語。不器用な二人が織りなす切なくも微笑ましいストーリー。特段に何かが起きるわけではないが、劇的とは、人それぞれであり、親子にとっては、何事も刺激的で、うっとうしいのかもしれない。二人の未来が幸せであってほしいと願わずにはいられない。

2024/07/20

新たなキャラクター、ポピーが、クール。『怪盗グルーのミニオン超変身』

 京子さんが大好きなミニオンズシリーズ最新作『怪盗グルーのミニオン超変身』。新たなキャラクター、ポピーが、クール。彼女が主人公のスピンオフ希望。
 で、このシリーズはスクリーンから流れてくる曲のチョイスが最高なのだが、今回は、「ホット・フォー・ザ・ティーチャー」「カーマは気まぐれ」「ルール・ザ・ワールド」と、ツボばかり。いいです。
 ところで、子供たちに人気があるのは理解するし、たくさん入っていて楽しそうなのだが、その影響で、字幕版の上映が極端に少ない。上映時間も微妙なのよ。
 あと一回は見たいので、次は、仕事帰りに日比谷かな〜。

2024/07/16

生きるとは? 『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』


 3本目は、『ヒューマニスト・ヴァンパイア・シーキング・コンセンティング・スーサイダル・パーソン』。
 感受性が強すぎて血を吸うことができないヴァンパイアのサシャと、自殺願望を持つ青年ポールが出会ったことで始まる切ないストーリー、と、これだけで、意外性があるのに、ラストは、そこをもう一段超えた意外な展開に。タイトルの意味が、ここで分かるし、生きるってことについて考えさせられた。
 サシャを演じるサラ・モンプチの斜に構えた表情が、いい。アンニュイってやつね。

サイコ・スリラーの要素が強い『呪葬』


 続いて、台湾映画『呪葬』。優しかった祖父の初七日までを、10年ぶりに帰った実家で過ごす主人公親子。冷たい態度の両親と姉に、居心地の悪さを感じると同時に、実家に漂う異質な空気に怯え始める。
 ホラーっぽい宣伝だが、サイコ・スリラーの要素が強いかな。ラストには、続編のにおい。どうなんだろう。

特撮とCGが織りなす心地のよいチープ感『温泉シャーク』


 イベントが続き、三週間ほど映画館から足が遠のいていたのだが、ヒューマントラストシネマ渋谷のタイムテーブルが絶妙で、同じスクリーンで三作連続鑑賞。
 まずは、『温泉シャーク』。最近は、他の生物に押され気味ではあるが、パニックと言えば、やはりサメですな。
 特撮とCGが織りなす心地のよいチープ感が、どこか懐かしい作品。

2024/07/06

米軍基地がある限り事件・事故が絶えることはない


 辺野古新基地反対の座り込みが始まって、明日で10年。キャンプ・シュワブのゲート前で、「米兵による少女暴行事件に抗議する!第43回県民集会」。
 米軍基地がある限り事件・事故が絶えることはない。これだけ事実が積み重ねられているのに、さらに基地を作ろうとするとは。
 しかも完成できるか分からないと言われている上に、核兵器の貯蔵施設設置の疑いまで。日本政府、そして何も検証しようとしないマスコミは、ばかなのか。

2024/07/03

蓮舫が公契約で、若い人の賃金を底上げし、それがシニア支援にも


 蓮舫候補の街頭演説会を見に、調布へ。
 蓮舫候補の公約で、どれか一つを、と問われれば、「新しい条例で、都と契約する事業者に働く人の待遇改善を要請」。「公契約」と言うやつだが、これが実現すれば、東京で働く人たちの賃金底上げにつながる。医療・介護・保育などの現場の人手不足も解消するのである。すると、いま介護をしている人たちが、介護を専門家に任せることができ、介護離職が減る。賃金も増え、税収も増、そして、その税収を、若者やシニア支援に回す。
 すぐに実現するとは思わないが、「支援のアプローチを変える」と言う、蓮舫候補の主張には、乗れる。

2024/06/30

ティティヤー・ジラポーンシンが、とにかく素晴らしい、『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』


 『ふたごのユーとミー 忘れられない夏』。双子の姉妹のひと夏の恋物語みたいな話なのだが、両親と二人が恋する男の子が、うーん、どうなの?ということは置いて、主人公の双子を演じたティティヤー・ジラポーンシンが、ほんとに一人二役?なほど。メイクもあるとは思うが、彼女、すごいわ。

2024/06/27

ミャンマーに民主主義を取り戻せ。『夜明けへの道』


 ミャンマーの現状を伝えるコ・パウ監督のセルフ・ドキュメンタリー『夜明けへの道』。この作品は、ミャンマー軍のクーデターによる圧政に抵抗し、潜伏しながらセルフ・ドキュメンタリーを制作するコ・パウ監督によるもので、若者らが、ミャンマーに民主主義を取り戻すため、懸命に抵抗運動を展開する姿などが描かれている。
 今日は、アンコール上映のアフタートークに、石橋みちひろ参議院議員が登壇。ミャンマー難民への人道支援と共に、「日本でも、民主主義を守り抜くには、私たちの不断の努力が必要」と。その通り。

 

2024/06/26

会場を後にする観客の表情が、そうとう暗い『あんのこと』


 『あんのこと』をようやく見た。親から虐待を受け売春を強要されている杏の再生と崩壊の物語。主演は、河合優実。杏を更生させようとする刑事役に佐藤二郎、二人に寄り添い手を貸す新聞記者役に稲垣吾郎。
 すべてはうまくいくように思えたが、ある事件をきっかけに事態が急変し、コロナを境にして、杏の人生の歯車が再び狂っていく。
 先日、弓ちゃんが「かなり重たい」と言っていたし、予想していたとは言え、超絶なバッド・エンド。会場を後にする観客の表情が、そうとう暗いことからも、皆さん、同じような感情なのかと。
 ところで、劇中で、稲垣悟郎が、「情熱の薔薇」を熱唱するのだが、SMAP時代より歌唱力が向上したように思えた。俳優業があっているんだろうね。

新感覚の終末ムービー『あなたのおみとり』


 『あなたのおみとり』試写会へ。
 末期がんを患い自宅で最後の時間を過ごしたいと望む父親と看取ることを決めた母親の姿を、息子が描いたドキュメンタリー作品。心して試写に臨んだが、お母さんのキャラクターに癒やされっぱなし。
 お父さんが亡くなる間際の枕元で、童謡を歌うお母さんの姿に涙するも、すぐに笑いに転換されていく、新感覚の終末ムービー。

2024/06/22

蓮舫と次の東京へ


 蓮舫「ボランティアセンター(ボラセン)」で、証紙貼り後、三軒茶屋での街宣へ。「東京都が事業者と公契約を結び、賃金を底上げし、若者の手取りを増やす」。これこそが、持続可能な地域社会の源。これを、いま実現できる知事は、蓮舫しかいないと確信している。 
 蓮舫と次の東京へ。

証紙はり

 賛否はあるものの、今の『公職選挙法』では、選挙運動に使うポスターやチラシには、一枚一枚に選管が発行する証紙を貼らなければならない。組織動員がない蓮舫陣営は、ボランティア頼み。ということで、中野のボラセンへ。