2024/09/28

ウィノナ・ライダー、最高。『ビートルジュース ビートルジュース』

 『ビートルジュース』36年ぶりの続編『ビートルジュース ビートルジュース』を見に、丸の内ピカデリーDolby Cinemaへ。前作を見たのは、だから36年前。で、単純に、ウィノナ・ライダーが見たくて行ってのだが、何となく前作のストーリーも思い出し、いや、前作を知らなくっても、全然いいじゃんな仕上がり。
 もちろん、ウィノナ・ライダーは最高だし、そして、『X』での絶叫シーンが忘れられないジェナ・オルテガが、とてもいい。

家族は難しい。『どうすればよかったか?』

 ドキュメンタリー作品『どうすればよかったか?』。統合失調症が疑われる姉、状況を信じようとしない両親の姿を撮影し始めた弟。その後、事態は悪化。両親は、姉を、南京錠を掛けた部屋に閉じ込めることになるのだが。
 私と、両親、そして弟との関係性を振り返ってしまったし、この作品を見て、自分の家族を思い出す人は、多いのでは。家族って難しい。

コミュニティーの良さと難しさ『五香宮の猫』

 想田和弘監督作品『五香宮の猫』の試写会へ。瀬戸内の港町・牛窓にある五香宮に住む猫たちと地元民のドキュメンタリー。
 想田監督と妻の柏木規与子プロデューサーは、長く住んだニューヨークから、柏木さんの故郷、牛窓に移住。そこには、地域猫の問題や超高齢化といった現実が横たわっているのだが、何だろう、強かに、しなやかに、対話する住民たち。古いしきたりもあって、新参者にはハードルが高いようにも感じる。コミュニティーの良さと難しさを問われた気がする。

2024/09/26

東京23区の火葬場問題

 東京23区内の火葬場の値段って、先日モーニングショーを見るまで、まったく気にしたことがなかった。
 23区には、火葬場が、9ヵ所あって、そのうち2ヵ所が、公営。その金額相場は、「瑞江葬儀所」は、7万5000円。大田区、目黒区、世田谷区、品川区、港区が共同運営する 「臨海斎場」であれば、故人か施主が区民であった場合、4万円で利用できる。

 一方、7ヵ所ある民間火葬場は、一社が独占運営しており、9万円。しかも、この一社は、外資系ファンドだとのこと。今後、火葬ニーズは増えることが予想されており、ファンドによる火葬場の売却、利用料の値上げも考えられるとのことだった。

 この件について、今日の都議会一般質問で、立憲の銀川ゆい子都議が質問したところ、昨日に引き続き、知事が答えることはなく、官僚がこれまた紋切り型の答弁に終始。
 これって、どうなの?と都民の皆さんは、思うべき。なぜなら札幌市や同じ東京都の立川市をはじめ、火葬場の使用料が無料の自治体が多々。東京23区が、他と比べて極端に高いのよ。
 人は必ず死んで、日本に住んでいれば火葬される。そこに差があるのは、いかがなものかだと思いませんか、東京23区民の皆さん。


2024/09/25

東京都を悪夢の四年間にしないために、その1「都議会傍聴」

 東京都議会。先週の知事の所信表明に続き、今日は代表質問を傍聴。と言っても、都ファ、自民、公明と知事の出来レースを見る時間はないので、立憲都議会幹事長の竹井ようこさんと、その前の共産党・とやえつ子さんの質問を傍聴することに。
 で、ライターの和田靜香さんと、都議会議事堂へ。傍聴は、30人ほどと、相変わらず少ない。
 竹井さんの質問項目は、写真の通りだが、和田さんが取り組む「高齢単身女性」についても触れており、和田さんと共に、一応、答弁を期待したものの、今回も知事は、どの質問にも、ほとんど答えず。官僚の答弁も紋切り型で、ほんとにやる気あるのかなと。
 しかし、まぁ、誰だ、小池百合子に投票したのは?と嘆いていても仕方ない。悪夢の4年間とならないよう、監視と行動を続けなければ。
 ※それにしても、代表質問の終了時間が、20時30分ってのも考え物。これじゃ傍聴に来る人なんて増えないでしょ。

大学教授ゲイリーの副業はおとり捜査の殺し屋役。『ヒットマン』。


 『ヒットマン』。実話に基づくクライム・コメディ。副業のおとり捜査で、殺し屋を演じる大学教授ゲイリーが、彼に夫殺しを依頼した女性マディソンと恋に落ち、で、その夫は誰かに殺され、犯人と見立てられたのはマディソン、さて、ゲイリーは、どう動くのか?
 終始目が離せない展開だが、ラストは衝撃的な一方で、ほっこりするし、これで、いいのか?とも思う。と言いつつ、かなり好きな作品。

2024/09/20

美術博物館に、動物園、天竜川下りと、満喫。飯田小旅行


 飯田に小旅行。美術博物館に、動物園、天竜川下りと、満喫。なかなか、いいですよ。

2024/09/17

アブラエーシュ博士曰く「憎しみは、有害な病気、広く拡散し感染する」。『私は憎まない』


 映画『私は憎まない』の試写会へ。
 この作品の主人公は、ガザからイスラエルの産婦人科に通い、赤ちゃんの誕生に携わってきた、パレスチナ人の医師イゼルディン・アブラエーシュ博士。15年前に、イスラエルの攻撃で娘3人の命を奪われた彼の赦しと和解・共存の精神に迫るドキュメンタリー作品。博士曰く「憎しみは、有害な病気、広く拡散し感染する」。
 アブラエーシュ博士は、「中東のマハトマ・ガンジー、ネルソン・マンデラ、マーティン・ルーサー・キング」とも称される人物で、ノーベル平和賞には、5回ノミネートされているとか。
 昨年来のハマスに対するイスラエルの報復で、兄弟、親戚など22人を失った博士。それでも、パレスチナとイスラエルの和解を諦めない、と訴えています。
 パレスチナとイスラエルの関係や、アメリカの立ち位置を理解する上でも、役立つ作品かと。
 東京では、10月4日から公開。全人類、必見。

2024/09/16

『ルックバック』DolbyCinema上映、最高ですよ。

 丸の内ピカデリーDolbyCinemaで、京子さん、そうたろうと一緒に『ルックバック』。より良い映像と音で見たいなと、ずっと思っていたので、DolbyCinema上映は願ったり叶ったり。そして、映像と音楽を全身に浴びる。新しい発見ありで、切なさ、マックス。そして、音楽、いいわ。ピアノエモ好きはマストかと。また見るかも。

2024/09/15

ファントム・ロッカー&スリックまでも、ニッキー・ホプキンス『THE SESSION MAN』


 『THE SESSION MAN』。ピアニスト、ニッキー・ホプキンズのドキュメンタリー。ローリング・ストーンズの「悪魔を憐れむ歌」やジョン・レノンの「ジェラス・ガイ」が特に有名だが、彼の名前をはっきりと認識したのは、ジェフ・ベック・グループ。
 それにしても、セッションが過ぎる。家にある音源で、一番多いのニッキー・ホプキンズかも。ファントム・ロッカー&スリックまでも。

2024/09/13

『シュリ』が、今の韓国映画の原点か。

 今日から秋の夏休み第一弾。午前中は、京子さんが仕事なので、『シュリ デジタルリマスター版』を見に、最新の4Kプロジェクターを導入したシネマート新宿へ。『シュリ』を見るのは初めて。
 何となく展開は読めるが、それは、『シュリ』以降の韓国映画が、この作品の影響を受けていて、それを私がせっせと見ているから、かなと。切ないが、いまだ南北統一がなされない今、見ておきたい作品。

2024/09/12

根岸季衣の怪演が最高!『サユリ』

 新感覚ホラーと評判の『サユリ』。認知症だが太極拳マスターのばあちゃんと孫が、家族五人を殺した悪霊サユリを退治する。ばあちゃんを演じる根岸季衣の怪演が最高。前半で、ストーリーを落として、後半に上げて上げる。怖くて、笑えて、泣けて、無茶苦茶好き。

2024/09/11

どうすりゃいいの? 『ナミビアの沙漠』


 河合優実主演『ナミビアの沙漠』。監督は『あみこ』の山中瑶子。趣味も夢もない21歳のカナ。男を乗り換えたはいいが、何だかなで、ケンカばかり。仕事も首になり自暴自棄で、見てる方は、どうすりゃいいの? 主人公が、「分かんない」のだから、見ている方は分からなくて当然。好きな作品でした。
 ちなみに、河合優実、金子大地が出ているとあって、『サマーフィルムにのって』のあのセリフが。

2024/09/10

今見ると、ちょっと怖い。『恋する惑星』


 『恋する惑星』。ウォン・カーウァイ監督の代表作。トニー・レオン、フェイ・ウォン、金城武が、日本で大きく認知された作品。今回は、4K版の上映。初公開から30年も経つだが、いまだ人気のようで、新宿ピカデリーのスクリーン1が、平日だというのに、半分以上は入ってた。しかも、若い人が多いのよ。これも90年代リバイバルなのかな。
 しかし、今見ると、かなり怖い作品だね。フェイ・ウォン、完全にストーカーだし。いいな感じに終わているようで、ツッコミどころは満載である。

『魔女』好きにはお勧め。『憑依』


 『憑依』。霊視能力もないのに除霊を行なう、インチキ祈祷師が、他人に憑依する悪霊の存在を知ったことをきっかけに、祈祷師の能力が覚醒し悪霊と対峙していく。悪霊の憑依の仕方が、案外にえぐいのだが、ホラー感は抑えめで、かなり派手なエンタメ作品。私みたいな『魔女』好きには、お勧め。

2024/09/08

罪作りですよ。『ルックバック』


 『ルックバック』3回目。何度見ても、切ない。中盤までの盛り上げ方が、半端ないだけに、罪作り。が、とても好き。
 今週末から、Dolby Cinema版の上映スタートだと。この作品は、音楽もいいしね。サントラも買いました。もう一度見る。

2024/09/07

あれっ? ミッドサマー?な『映画検閲』

 『映画検閲』。サッチャー政権下のイギリス。低俗・暴力的の烙印を押すための検閲「ビデオ・ナスティ」の話なのだが、なかなかにマッド。最終的に、ミッドサマーみたいだったりして、ね。私は、好きです。が、京子さん曰く「何を見せられたのか? 薦められても信じない」と。
 髙橋には、薦めたい。


2024/09/06

感受性が全開、春ねむりツアー 2024「サンクチュアリを飛び出して」


 春ねむりツアー 2024「サンクチュアリを飛び出して」@渋谷WWW X。
奴居イチヂク、そして、MASS OF THE FERMENTING DREGSを迎えて。
 奴居イチヂク、18歳だって。ラップだが新しいスタイル。マスドレ、すごく久しぶり。カッコいいバンドだね。
 春ねむり、感受性が全開、ガザに思いを寄せて。初期ナンバー「ロックンロールは死なない」、最高でした。


各地を巡る原爆資料館「あたらしいげんばく展」

 以前、お話を聞いたことがある中村涼香さんらのNO NUKES JAPAN主催「あたらしいげんばく展」を観に、東京大学情報学環オープンスタジオへ。アートとARなどのテクノロジーを活用した、見たい人が足を運ぶのではない、資料館が各地を巡るという新しい形を探る企画。
 中村さんに話を聞いたところ、次の展開に向け、いろいろと模索中だとか。ちなみに、中村さん、立候補年齢引き下げ訴訟の原告でもある。ものすごくアクティブで、刺激を受ける。

2024/09/01

日曜日の朝に見る映画ではない。『愛に乱暴』


 『愛に乱暴』。夫がクズ、という映画。京子さん曰く「日曜日の朝から、何を見せられているのか」。