2023/09/27

歪んだ背景と終始斜めの撮影手法が不穏な空気を増幅『ヒンターラント』


 『ヒンターラント』。次々に戦友を虐殺する犯人、その正体と動機は? 第一次世界大戦後のオーストリアを舞台に展開するダークなクライム・サスペンス。
 全編ブルーバックによる撮影が美しいと話題の作品だが、歪んだ背景と終始斜めの撮影手法が、主人公らの感情を表しているかのようで、不穏な空気を増幅させる。戦争の愚かさや悲惨さも描かれていて、悪くない。
 ただし、ホラー映画的な酷い描写がけっこうあるので、苦手な人は、気を付けて。


2023/09/26

一度原作にあたってみたい。『ドラキュラ デメテル号最後の航海』

 ブラム・ストーカー原作小説『吸血鬼ドラキュラ』の最終第七章の映画化『ドラキュラ デメテル号最後の航海』。ドラキュラって馴染みがあるようで、知らないこと多々の予感。飛ぶんだっけ?とも思ったが、藤子不二雄『怪物くん』のドラキュラは、飛んでいたよね。とは言え、一度原作に当たってみよう。おもしろそう。

2023/09/22

ケイト・ブランシェットのコメディエンヌぶりがいい『バーナデット』

 極度の人間嫌いの主人公が南極で新たな人生のスタートを切る『バナーテッド』。ケイト・ブランシェットのコメディエンヌぶりが、すごくよかった。娘ビーを演じたエマ・ネルソンの存在感も抜群。
 家族がゆえのすれ違い、うなずく場面、多し。

あのテーマソングにテンションが上がる『エクソシスト』


 12月1日に、『ゲット・アウト』『M3GAN/ミーガン』などを手がけたブラムハウスによる『エクソシスト 信じる者』が公開される。
 それに先駆ける形で、オリジナルの『エクソシスト』(ディレクターズカット版)が、上映中。何度も見ている作品だが、映画館では初めて。あのテーマソングを真っ暗な館内に流れるとテンションがあがる。
 さて、ブラムハウス版は、いかに。今から楽しみでしかない。

2023/09/20

伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆が重要なのです。『ミステリーと言う勿れ』


 『ミステリーと言う勿れ』。最近のテレビドラマでは、見ていた方かな。予告編も気になっていたので。
 で、悪くないのだが、映画化って、テーマが大きくなりがちな。伊藤沙莉、尾上松也、筒井道隆が、ちょろっとしか出ないのもな。でも、続編があれば、見るのだけど。

答えは、見つからない『アステロイド・シティ』

 『アステロイド・シティ』3回目は、配給のパルコ(ホワイト・シネクイント)で。さすが、衣装やらいろいろと展示されてますな。
 で、「答えは、見つからない」のセリフ通りなのだが、だから、いいのかと。

主人公に感情移入できない『悪魔の追跡』

 『悪魔の追跡』。何だろう、このモヤモヤ。追いかけられている主人公に感情移入できない。もっと打つ手はあったはず。

2023/09/17

感謝します〜な長浜プロレス

 長浜市の近江城下町ふるさとまつりで、長浜プロレス。ここでもプロレス、やはりプロレスとは相性がいいのだと思う。
 メインは、NWGP選手権試合 エル・ヒキヤマvsタクト。エル・ヒキヤマは、何回スリングブレイドを繰り出すのかと思えば、締めは、「感謝します〜」。棚橋との共演を望む。

2023/09/15

監視、検閲、日本も他人事ではない、『熊は、いない』

 『熊は、いない』。イラン政府に映画製作を禁じられたジャファル・パナヒ監督作品。パナヒ自身が、ドキュメンタリーを撮影する映画監督、パナヒを演じるのだが、フィクションとノンフィクションが交差しているかのような二層構造で、これが、新しいのよ。グッと惹きつけられる。
 作品では、全編を通して、イラン国内での息苦しさ、市井の人たちの葛藤が描かれている。伝統・慣習か、人権・自由か、そして監視、検閲、イラン社会の今に鋭く迫るが、日本も他人事ではない。

2023/09/13

すでに中毒か? 『アステロイド・シティ』

 『アステロイド・シティ』2回目。パンフを読み込んできたのだが、もう1回は、みたい感じなくらいに盛り上がってきた。京子さんは、途中で頭がクラクラして眠気に襲われたそうだが、その京子さんも、もう1回見てもいいかもと。中毒性がある。