仕事で久しぶりに九州の地を踏む。2年ぶり。
で、博多駅が変わったと話題なので、空き時間に散策。確かに、正面は、きれいになっているが、ぶらぶら歩いて裏に出ると、何ら変わらぬ昔の風景。舞台のセットみたいだ。
お土産とかレストラン街とか、いろいろと趣向が凝らされている。とは言え、さりとて、珍しいわけではない。
結局、お土産には、彼女のベリー・ベスト・オブ・お菓子、チロリアンを買った。他の店が、資本や提携によって、九州風味を無理矢理押し出すなか、わが道を行く、さすがの千鳥屋なのである。
夜は、会社の人たちと、焼酎を飲みながら、楽しい会話。話が盛り上がり過ぎて、あまり食べなかったので、ホテルにチェックイン後、ふらふらと屋台に入った。
テレビにもよく出る有名店。期待はしていなかったが、おでんもラーメンも奇をてらわない味で、好感が持てる。とりたてて、うなるようなものではないが、本来、B級グルメとは、こうあるべき。
そして、食べ終え、マルタイの棒ラーメンが、いかに忠実に、博多の味を再現しようとしているかを痛感したのだった。