2003年2月、出張でインドへ。そこで出会ったのが、当時、Global March Against Child Labourで働いていた冨田沓子さん。会議での通訳をお願いしたんだけど、せっかくならと、沓子さんの職場やGlobal Marchの活動の現場をいろいろと案内してもらった。
私にとっては、沓子さんとの出会いは掛け替えのないもの。児童労働問題に力を入れだしたのも、沓子さんの存在なしには考えられない。
その後、沓子さんは、インドから帰国するも、すぐにアフリカのトーゴへ。主に子供やお母さんたちの支援に取り組んでいた。そして、トーゴの内紛で帰国。この時の、メールのやりとりは、今でもよく覚えている。最後は、国外退去というなの脱出だったし。ほんと心配したが、本人はいたってケロっとしていたような…。
その後、貧困や児童労働問題のキャンペーンや、洞爺湖サミットのNGO代表として活躍。
今年4月からは、活動拠点を南アフリカに移し、HIV/AIDS患者や家族の支援にあたる。
そんな沓子さんも昨年11月に結婚。お相手の笠原君は、沓子さんの同業者。4月からの南ア生活、笠原君も一緒だ。パワフルでアクティブな2人のこと、素晴らしい活動を南アの地で成し遂げるに違いない。
2人の未来に幸あれ!
そして、結婚パーティーの帰り際、花嫁に“大好き”と力強く言った私にも乾杯! 兄さんはうれしいよ。