2018/10/31

リピートの理由


 あえて。LGBTを題材にした映画『カランコエの花』。8月の終わりに、twitterのタイムラインで降りてきたのだが、作品は、渋谷アップリンクで11週の延長上映。私は翌週から10週11回。それだけリピートさせる要素多し、初回の衝撃から、また見たくなっての2回目。
前半の、女子高生がきゃっきゃ言う部分、そして、中盤の緊張感、最高に涙するエンドロールからのラストシーン。で、リピートしてしまう。
 テーマの設定も素晴らしいのだが、監督ら製作陣、キャストの皆さんが作り上げた、甘くて。切なくて、痛い、青春映画。みなさん、ぜひに。

2018/10/30

終わりは、始まり


 今週金曜日で、渋谷アップリンクでの上映が終わる『カランコエの花』。木曜日、金曜日は、どうしても来られないので、今日と明日で、アップリンクの私的ファイナル。
 39分と短いとも言えるが、すごくいろんなシーンがギュッと凝縮されている。キャスト一人ひとりの表情を追っかけながら、良かった。
 舞台挨拶、個人的にはアフタートークは、石本径代さんに加えて、中川駿監督と堀春菜さん。堀さんの「作品を見終わった後から、始まる」に強く共感。
 堀さんのロッカールームでの佇まいとか、教室でもめ事を止めるシーン、大好きです。いい、役者さん。 

2018/10/28

キーパーソン


 毎度毎度の『カランコエの花』も、アップリンクでの上映は、11月2日で終了。スケジュールを見ると、今日と水曜日しか行ける日はなさそうだったので、当然のように行くと。そして、回を重ねて、中川駿監督にインタビューして、原稿を書いて、また見るという未体験の世界に。案外とニュートラルに見られて不思議だった。
 で、今日の舞台挨拶は、中川監督、舞台挨拶常連の石本径代さんに加えて、助監督というか、この作品誕生のキーパーソンである柴田徹也さん。柴田さんの指摘によって、この映画の方向性が決まっていくのだが、柴田さんではなく、監督がほとんど話してしまうというね。面白かったけど。
 そして石本さんの演じる上での悩みなんかも聞けて、良かった。この時間が好きだったので、これまた寂しい感じ。

私がクリスチャンなら


 「頭から離れない」と世界を騒然とさせた衝撃と戦慄の結末にあなたは耐えられるか─? 北欧イノセントホラー『テルマ』の宣伝文句である。確かに間違ってはいないし、映像もきれいで、好み。ただ、ちょっと違うかな~。クリスチャンだったら、もっと理解ができたのかも。 

さーちんぐー。「ing」は、大事です


 PCの画面上だけで表現されるサスペンススリラー『SEARCH(サーチ)』。SNSやYouTubeを使っているだけに、リアリティがあって、しかも、個人情報って、こんなに簡単に入手できるのねな感じが怖い。
 伏線のはり方や回収も巧みだし、山場も多い。いい作品だと思う。
 が、邦題『SEARCH(サーチ)』は、いただけない。原題は、『SEARCHING』。「ING」があると、なしでは、まったく緊迫感が違うのである。

2018/10/25

2018年の夏が終わろうとしている


 LGBTをテーマにした映画『カランコエの花』。いよいよ渋谷アップリンクでの上映が、11月2日で終わる。スケジュールを確認したところ、平日の昼間がほとんどで、行けるのは2日しかないことが判明。そりゃ、行くっしょ。
 11月17日から、下北沢トリウッドでも上映されるのだが、アップリンクでの鑑賞は特別。振り返ったら、8月の上映2週目から7週連続で『カランコエの花』を見ていた。最終的には9週連続になる。
 先日、中川駿監督にインタビューしたとき、この作品のエンドロールの話になった。BGMがないこの作品でエンドロールをどう演出するのか。そして、あのエンドロールが余韻を生み、私をアップリンクに通わせた。すでに「カランコエ・ロス」な感じが否めない。2018年の夏が終わろうとしている。

2018/10/23

静かな場所で


 『クワイエット・プレイス』。「音をたてたら、即死」。確かにそうなのだが、やっぱ、予告編は信じない方がいい。というか、こうなったら、映画って何を信じればいいのだろう。
 ただ、作品は良かった。切なさと強さが残る。伏線の張り方が少し遅くて、最後がちょっと忙しかったけど、悪くはないです。ホラーではないので、要注意。
 そして、クワイエットと行っているのにも関わらず、ポップコーンを買って持ち込む人多々。買うのはいいけど、静かなシーンで、ガサッ、ポリッは、どうかと思う。両隣には止めてもらいました。すんませんが。

2018/10/22

マニックス、来日公演はあるのか?


 Manic Street Preachers、『THIS IS MY TRUTH TELL ME YOURS』、20周年だと。来年春にツアー決定。うーん、5月は、イギリスに行けない感じ。でも、来日公演あるかもね。秋口かしら。とりあえず、限定盤はポチッときました。

2018/10/18

リピート・アフター・ミー


 8回目の『カランコエの花』。今日は、その前に、中川駿監督にインタビューなのである。聞きたいこと、いろいろと。仕事面、そして、悪いが、一ファンとして聞きたいことなど、聞けて良かった。
 監督との約1時間を経て、渋谷アップリンクへ。ちょっとリセットされた感じあり。いいね〜。
 みなさん、リピート・アフター・ミーである。

2018/10/16

夢みる思春期


 THERE THERE THERES 企画『Shibuya Stairs』。ゼア、夢アド(夢みるアドレッセンス)、虹コン(虹のコンキスタントドール)のスリーマン。夢アドは一時期ハマりかけたのだが実は初めて。虹コンは、曲も含めて始めて。虹コン良かったです、が。


 今日は、夢アド。2015年のメジャーデビューシングルは、BiSHを手掛けるScramblesが楽曲提供ということもあって、視聴しハマって、メンバーが、Eテレの『スイエンサー』に出演したりしてたり、あと中野サンプラザ公演を成功させたりして、注目していたのだが、他がいろいろ忙しくて、ライブに行くことはなかった。
 で、この夏、テレビで最新シングルのMVを見る機会があって、こりゃ違うかな〜と思っていたのだが、ふとタワレコ新宿に行った時に同じ曲を視聴でちゃんと聞いたら、おっとフックが効いていていいではないかと。
 そうしたところ、渋谷でのTHERE THERE THERES 企画『Shibuya Stairs』に出演するという。これは、行くでしょ。というか、そもそも行くのに、夢アドだと。
 ただし、不安が一つ。メジャーデビューシングルの『Bye Bye My Days』は、最新シングル『メロンソーダ』のカップリング。が、バージョンが違う。どっちをやるのか。
 結果、オリジナルで、爆発、涙目。メンバーが減って、増えて、動員もセールスも中野サンプラザを成功させた時よりも厳しい夢アド。でも、このアイドル感がいいねって、ハマり始めているのではと、自分自身が不安になるけどね。

2018/10/14

EMPiRE、良いよ


 『WAgg THE NEW RiCE with EMPiRE』。WACKの新鋭、うーん、ジャニーズJr.的な感じのユニットWAggとEMPiREのツーマン、ツアー。案外、かぶりつきで見てしまったけど、良い! エンパ良い。


 で、WAgg。単独で見るには、もうちょっとかな。ただ、WACK勢の曲の良さは、再認識。

2018/10/13

万人向けではありません


 『カランコエの花』を見終わって、ロビーを彷徨いていたら、気になるチラシ。まだ席があるというので、さっそくね。
 『アンダー・ザ・シルバーレイク』。富とは、欲とはを問い悩む、スプラッター感もあるサイコサスペンス。まー万人向けではないわな。いい作品ですが、

まだまだ


 そりゃ、今日も「カランコエの花」。中川監督に、セリフを覚えてしまいませんか?と言われましたが、いえいえ、まだまだです。いろんなことを知りたいので、インタビューを申し込みました。公私混同ですが、すんません。

2018/10/12

前のめり


 盟友高橋浩司らのイベント、「トーキング・デッド」。ゾンビというテーマを掘り下げる面白いイベントでした。そして、場所を移しての、ダメだしトーク、これも中継したいくらい楽しかった。
 ただ、高橋の前のめり感すごし。暗い会場で、証明が一番当たる位置に座るあたりも、何も気にしていないあいつらしさか。

2018/10/10

WEEKEND


 6度目の鑑賞となる『カランコエの花』。何度観ても良い作品だと思うのだが、明らかに8月に観た時とは違った味わいになっている。
 さて、今日のアフタートークは、中川駿監督、この人のトークが聞きたかった永瀬千裕さん、そして、この間のトークでお会いしたのは最多かも?山上綾加さん。中川監督が進行役で、暴走する山上さんに、2年前に制作された作品と自身を振り返りつつ語る永瀬さんのバランスが素晴らしかった。山上さんの言いたいこと、分かる気がする。役作りって大変かと。
 作品では、共にキーとなる役どころ、この二人の、あの週末(映画の中での)が気になって仕方ない。

2018/10/03

現在、過去、未来


 タワーレコード新宿店20周年祭×WACK スペシャルライブ、BiS1st、BiS2nd、GANG PARADE。良かったです。
 ギャンパレはいつもの高いクオリティ、で、注目は、BiS1stとBiS2nd。プー・ルイ脱退後のBiSは初。しかも、1stと2nd。むっちゃ盛り上がってたし、ほんと楽しかったけど、もはや旧BiSとは別物。それが、良いんだと思う。
 そして、プー・ルイは、BILLIE IDLE。それが、良いのよ。

2018/10/02

井上貴子だけど、長谷川咲恵を思い出す帰り道


 プロレスラー井上貴子デビュー30周年記念イベント。「己を磨く! 女は輝く!」なんて、恐ろしいタイトルが付けられていて、期待マックス。そして、その期待を裏切らない、何でもありな、女子プロレスらしいイベントだった。
 相田翔子とのデュエット「六本木心中」、貴子、京子のW井上の歌も聞けたし、何と言っても、メインでは、W井上、堀田、神取が、若手4人の技を受けつつ、存在感を示して、余裕の勝利。お腹いっぱい、大満足。
 帰りに、高橋浩司と東京ドームを眺めながら、お互いが「東京ドームと言えば、長谷川咲恵」と同じことを考えていて、ちょっと怖かった。

2018/10/01

リピートの理由は


 話題が話題を呼び、TwitterなどSNSで拡散されたことで、さらに人気に火が付き、8月18日~1週間の予定だった渋谷UPLINKでの上映は、何と7週目まで決定。上映2週目に初めて見て、衝撃を受けて、気が付いたら、5回目の鑑賞。アフタートークの良さもあいまった、この行動はまだまだ続きそう。
 

 今回のアフタートークは、主人公の母親役の石本径代さんと、はなちゃん先生役の山上綾加さん。彼女たちのトークは、数回目だが、新しい話もあって、いいし、石本さんの話の整理の仕方が素晴らしい。アップリンク、来週まで延長。ユジク阿佐ヶ谷での上映も決定。止まりません、カラエンコ。
 そして、リピートの理由に、今頃気づいてきたよ。