2018/12/26

『Seven Girls』は、私にとっては反戦映画


 UPLINKの「見逃した映画特集2018」たちの物語。長回しのカメラと長ゼリフの影響で舞台劇みたいだし、冒頭で披露されるキーとなる歌とか、コメディタッチの演出、時に持ち込まれるナンセンス。どえらいことをぶち込んできます。そして、切なくて、温かくて、優しい作品。
 上映後にデビッド・宮原監督の舞台挨拶があったのだが、出口がない人生の出口探し。そして、ラストシーンが、明るいんだけど、出口がなくて、また切ない。
 沖縄戦や長崎の描写もあり、反戦映画だと思う。