スパイク・リー監督作品『BLACKKLANSMAN』。主題は、人種差別。軽妙なイントロダクションから、スリリングな中盤〜後半、そして、課題提起が凄まじいエンドロール前。今年のアカデミーは、『グリーンブック』『ROMA』と人種差別を扱った作品が賞を受賞しているが、中でも一番アグレッシブ。
ただし、黒人至上主義などではなくて、人種間の連帯が随所に描写されていて、監督らしいなと。
ひるがえって、今の日本、沖縄、東アジア、在日、部落など、ヘイトに溢れているのが、現実。
昨日、新元号が発表になって、浮かれている人たち(万歳三唱する自由はあるが、正直、気持ち悪い)もいる中、見てよかった。また見るし。
2020年は、アメリカ大統領選挙。監督曰く、「 DO THE RIGHT THING」。らしいね。