2019/06/28

大きな玉ねぎの下をめざしましょう


 夢みるアドレセンス、LIVE TOUR 2019「SEVEN STAR」ファイナル@O-EAST。前回ツアーファイナル横浜ベイホール以来だから半年ぶり。この間に、京香が卒業して、現行6人体制の夢アドは、初。
 というか、夢アド、2回目なんですが。しかもツアーの根幹をなすニューアルバムを聞いていないという体たらく。が、それでも、楽しかった。
 特に、私が、夢アドを気づいた『Bye Bye My Days』は今回のセトリには合わないと外されていたのだが、一度お休みして、再びその存在を知らされた『メロンソーダ』パファオーマンス時の、フロアが凄いことになっていた。それが、中には入りませんが、楽しい要因の一つかと。そして、ダブルアンコールで、再び『メロンソーダ』。お腹いっぱい。でも、ほんと楽しめたし、荻野、かっこ良かった。
 BILLIE IDLEもそうだが、彼女たちの夢は、武道館。一緒にいきまっしょい。 

2019/06/26

ゾンビが苦手でもいける(はず)『アナと世界の終わり』は、まだまだ終わらない


 新宿武蔵野館で『さよなら、退屈なレオニー』を鑑賞し終え、ロビーへ。時計の針は、20時30分。同館で上映中の『アナと世界の終わり』は、21時15分~。しかも1000円デーということで、券売機をチェックしてみると、まずまず埋まっているが、見やすそうな席がいくつか空いているではないか。ということで、「ぽちっとな」。
 ちょいと腹が減ったので、新宿駅東南口のかのやうどんで、さくっと食べて、再び、武蔵野館へ。4回目の『アナと世界の終わり』である。
 3回見ていれば、ストーリーもすっかり頭に入っているし、劇中歌の数々も歌詞はおぼろげ(英語なので)ながら、メロディーはほぼ完璧で歌いだしそうなくらい。でも、いちいち感動するんだよね。何だろう、この感覚。次のシーン分かっているのに、場面が切り替わったら「キタ―――」となるんだよね。アナと、マッド・ティーチャー、サヴェージが対峙する場面なんて最高にかっこいい。そして、泣けるシーンも多々。
 6月中旬までの上映が、延長、延長と来て、とりあえず7月上旬まで(予定)。(予定)なので、観客の入りによっては、もっとあるのかも。ハイスクール・ムービー、ゾンビ、ミュージカル、どれか一つでも引っかかる人は、ぜひに。ゾンビが苦手でも、いけると思います。

10代は、生意気シャルロットな『さよなら、退屈なレオニー』


 『アナと世界の終わり』上映時に予告編を見たカナダ映画『さよなら、退屈なレオニー』。
 あと1ヵ月で高校を卒業する女の子が、卒業後何をするか見つからず、親や義父にいらつきながら過ごす毎日。何をやっても長続きしない彼女が、ある日、ギターを習い始める。
これまでも多くの作品のテーマとなった10代の葛藤、夏休み、卒業を主題に物語は進行する。置かれていく布石、ケベック州の美しくも住む人にとってはちょっと退屈な風景や街並み、その風景や街並みと互いに映え合うレオニーの衣装、物語のフックとなる音楽などの仕掛けが、1時間30分という長くはない上映時間にぎゅっと詰まっている。派手さはないけど、心のうちにじわじわと来る映画。
 そして、レオニー役のカレル・トレンブレイ、いいです。ルックスはまったく違うけど、10代のころのシャルロット・ゲンズブールみたい。また、ギター講師役のカレル・トレンブレイのギタープレイが、やけにうまいと思ったら、役者でありミュージシャンなのだとか。武蔵野館に彼のレコードが展示されていて納得。
 ちなみに、原題は、『蛍はいなくなった』らしい。映画を見終えて知って、こちらも納得。

2019/06/25

プッチモが、8cm CDだった件


 市井紗耶香が立憲民主党から参院比例に出るとか、出ないとか。朝、スマホを見ていたらTLで流れてきて、おったまげ。モー娘。&プッチモニを聞きながら通勤してしまった。
 そして、家に帰って、CD棚でプッチモニを探す。ありました、ありました。が、ケースを持ったら、ちょっと違和感。CDをプラケースから薄いビニールケースに入れ替えているのだが、通常のCDより小さい。ケースから出してみたら、8cmCDだった。何でだろうね。

CYNHNとは、ロシア語で、青という意味らしいです


 新宿に行ったついで、あくまで、ついでにタワーレコードへ。フロアをいろいろまわって、アイドルコーナーへ。ただ、今日は何も買う気はなくてね。一周して、その場を離れようとしたとき、モニターから聞こえてくるピアノエモな感じの曲。誰だ? まったく知らない人たち。「CYNHN?」。何て読むの? ググる。
 CYNHNで、「スウィーニー」だと。ロシア語で、青だって。でんぱ組inc.と同じディアステージの所属。へー。視聴してみるか・・・。いいじゃない。何も買うつもりなかったのに。仕方ないね。

2019/06/24

今年の自分への誕生日プレゼントは、ニューチェキ


 新しいおもちゃ、買いました。楽しそう。アイドル界などは、チェキ会運営で盛り上がっますが、プリントに時間が掛かるので、どうなのかな。
 1枚目は、最近調子が悪かっMac Bookに横たわるiPod。好きな描写感。ただね、使いは限定されそう。ま、いいけど。

2019/06/23

ゾンビは、走らないのである


 2回目の『WE ARE LITTLE ZOMBIES』。前回拾いきれなかった布石を回収しに来たのだが、多分まだまだかな。
 ただ、先日とは、オープニングがまったく違う印象に見えて、不思議な感じ。そして、今回の方が、8Bit感を強く感じた。
 このMVイントロ、すばらしい過ぎる。ぜひ、再生してみてください。あと、エンディングでは、ゾンビが走らない理由にも言及してる。さて、高橋さん、どうでしょう?

『パピヨン』 事実は小説より奇なり


 TOHOシネマズ、会員1200円ウイーク。ということで、今日は、日比谷で映画を2本。1本目は、『パピヨン』。スティーブ・マックイーンとダスティン・ホフマン出演作のリメイクである。
 私は、両親、特に父親が、スティーブ・マックイーン、ユル・ブリンナー、 チャールズ・ブロンソンなんかが好きで、昔やってた「何曜日」ロードショーで、この『パピヨン』は見たことがある。が、記憶はあいまい。ただ、『パピヨン』ってタイトルだけで、これは見なきゃとなったわけ。
 で、良かったです。記憶があいまいなのも奏功して、まったくの新作を見た気分。主演の、チャーリー・ハナムの役作りと、それに裏打ちされる迫真の演技、また、オスカー俳優、レミ・マレックがいい。フレディやったばかりだけど、フレディ色ない。まさにプロ。どんよりする場面が多いけど、希望もある映画だった。
 何より、これが、ほぼ事実をベースにしているということが、すごいと思う。

2019/06/22

アナーキー イン 代官山


 仕事で担当させていただいているブレイディみかこさんが、新著のプロモーションもあって一時帰国。代官山蔦屋で、作家の栗原康さんとのトークイベント開催ということで、お邪魔しました。
 代官山蔦屋のイベントスペースは満席。このお二人の組み合わせなら、そうなるでしょね。ということで、のっけから、みかこさんの「ハッピー ニュー令和って、どういうこと? ニューってことは、オールドがあるわけ?」から始まり、まずは天皇制批判。いいね。大いに共感(シンパシー)。
 この後、お二人の新著にふれながらトークは進み、最終的には、みかこさんの新著でふれられている「エンパシー」の話題へと。自分と意見の違う他者を思いやるって感じかな。 難しいけど、そこが人類の試練かなと。
 そして、岩波書店の猛獣(失礼!)編集者、Wさんにお誘いいただいて、打ち上げへ。栗原さんと、たくさん話せたし、みかこさんとも、金曜日NHKラジオに出演時の選曲、P.I.L.の「LISE」についてあれこれと。楽しかったし、刺激的でした。

2019/06/20

8 Bit × '80s RPG =『WE ARE LITTLE ZOMBIES』


 今日から1週間、TOHOシネマズでは、会員は、1本1200円で映画を見ることができる。今日は残業するつもりでいたら、案外に仕事が早く片付いたので、TOHOシネマズ新宿へ。弟から「『台風クラブ』みたい」と聞いていた『WE ARE LITTLE ZOMBIES』を見ることにした。
 「親と死に別れた四人の少年少女が、バンドを結成する」という触れ込みの映画である。まだまだ上映中なので多くは語らないけど、80年代のファミコン(音楽含む)が好きな人にはお勧め。音楽の使い方としては、エミール・クリストリッツアっぽい感じもある。
 主人公四人を演じた若手もすばらしい。特に、イクコ役の中嶋セナに、瞬殺された。
 脇を固める俳優も、なかなかの布陣。パンフを買ったのだが、あの役が、あの人だったのかとの驚きも。こりゃ、もう1回見るかな。

2019/06/19

アナだけではない、ステフもいるよ『アナと世界の終わり』


 絶賛上映中で、どハマり中の『アナと世界の終わりに』。今日、三回目の観賞。
 この映画、アナを演じる主演のエル・ハントがかっこいいし、かわいいのだが、だが、同級生のステフ役のサラ・スワイヤーがじわじわと来ている。超かっこいいのである。劇中の振り付けも彼女だとか。ほぼ出ずっぱり、最初から最後まで、重要なポイント、ポイントで前に出て来る彼女。いいですよ。

2019/06/17

6月17日生まれ

 本日、50歳になりました。同じ誕生日のARASHIニノ、ABC-Z五関くん、俳優として活躍するかざぽんと、「6.17」(ろくてんいちなな)として活動していくか、マイケル・モンローとバンドを結成するか悩んでおります。鈴木みのるとのタッグもありか。

2019/06/09

EMPIRE、『SUCCSESS STORY』を歩んでいます


EMPiRE『NEW EMPiRE TOUR』セミファイナル@SHINJUKU BLAZE。NOW EMPiRE加入後初のツアー、そして私も新体制ライブは初参戦。うーん、いいね。今のWACK所属は、曲はいいわ、勢いはあるわで、見ているとどんどん引っ張られていく。
 昨年2月、BiSH『BiSH pUBLic imAGE LiMiTEd TOUR』のO.A.として登場した時に初めて見たのだが、最初から、何?このレベルの高さだったわけで、そして、今回、加入したNOW EMPiREも、また比類のないパフォーマンスを発揮。六者六様のステージに感心しきりだった。


 アンコールでは、新曲『SUCCSESS STORY』を披露、そして秋のツアーも発表された。今後が楽しみ。ほんと、WACK勢すごいわ。

2019/06/08

『アナと世界の終わり』は、クリスマスムービー


 すっかりハマりました『アナと世界の終わり』。今日、2回目、弟と一緒に。で、2回目だと、新しい発見が多いね。伏線の張り方がハンパない。おもしろい。そして、1回目よりも泣けた。ゾンビ、ミュージカル、ハイスクール、そしてホームドラマ的要素もあってね。あと、クリスマスですよ、クリスマス。クリスマスは、渋谷スクランブルのためにあるのではないのです。

MAXIMUM ROCK 'N' ROLL


 PRIMAL SCREAMのベスト盤『MAXIMUM ROCK 'N' ROLL』。イギリスからやってきました。もう見てるだけで幸せ。日本盤を買いに、タワーレコードに言ったら、「IVY IVY IVY」が掛かっていて、まー最高。さっそく取り込んで、聞いているのだが、まー最高。冬のイギリスでのツアー、ちょい本気モードか?と、自分でも不安。恐らく来年には来るだろうけど。

2019/06/07

ここは、主戦場


 慰安婦はいたのか否か。映画『主戦場』。事実の検証を主軸にしつつ、冷静、客観的なつくりが素晴らしい。映画に登場する右派が、いろいろと訴えているらしいが、自らの主張が正しいのなら、その主張は違う方向に働くのかと。エキセントリックに、なっては、いかんのである。
 ※リンク先は、ミキ・デザキ監督の記者会見もよう

2019/06/05

『アナと世界の終り』オリジナルトレーラー


 『アナと世界の終り』のオリジナルトレーラー、かっこいい。日本のやつより、いいね。

ハイスクール・ムービーで、ゾンビ映画で、ミュージカルな『アナと世界の終わり』


 ハイスクール・ムービーで、ゾンビ映画で、ミュージカルですって? 斬新過ぎる。しかも、公式サイトには、「世界中の映画ファンが熱狂!! 負け高校生が歌って、踊って、暴れまくる 〈青春ゾンビミュージカル〉爆誕とある。煽り過ぎか?
 で、見に行きました。結果、素晴らしい。笑えて、スリリングで、泣けて、これぞ、エンターテインメントです。本格的なミュージカルだし、何と言っても、曲が、ブリットポップな感じもあって好み。サントラほしいな。
 が、一方で、思ってた以上に、本気のゾンビ映画でした。『カメ止め』の前半30分なんか、まったく問題外(あれが、だめって人、けっこう周りにいました)。血とか内蔵、嫌いな人(私も好きではないが)には、勧めません。いっぱい出てきます。
 それでも見終わった後の、何とも言えない爽快感は、演出と役者の技量なんだろうね。
 特に、主役のエラ・ハント(むっちゃ好きになった)の冒頭と、中盤、後半の表情の具合、そして、同級生役のサラ・スワイヤー(劇中の振り付けも)は、素晴らしかった。
 エンドロール前、大勢のゾンビで泣ける映画って、ほぼないでしょ。高橋さんの意見を聞きたい。ゾンビ、走らないし。 

2019/06/01

軽い気持ちで見てはいけない、『アメリカン・アニマルズ』


 今日はファーストデイとうことで、1100円で映画を見られるところが多い。午前中の『ガルヴェストン』に続いて、『アメリカン・アニマルズ』。
 4人の大学生が、図書館に所蔵されたヴィンテージ本を強奪するという実話に基づいた話。いわゆるクライムサスペンスなのだが、何がすごいって、合間合間に、実際の加害者・被害者が登場してコメントするというドキュメンタリー要素も盛り込んでいるところ。この演出、新しいし、好きだな。
 そして、 この演出ゆえに提示しているテーマも重たく響く。加害者は7年の実刑判決を受けて服役し、今はそれぞれに生活している。そして冷静な被害者のコメントが、またグッと来る。償っても許されないもの、でも償ったのだから、やり直すこともできる。いろいろ考えた。日本版のトレーラーとかホームページを見て、軽い気持ちで見てはいけません。

エル・ファニングはやはりいい。『ガルヴェストン』



 エル・ファニングが出演しているとなると、無条件に映画館に行くのだが、今回の『ガルヴェストン』の衝撃ったら、エル・ファニングが今までにない役を素晴らしく演じていて、ベン・フォスターも渋くて実直さが出ていただけに、すさまじい。
 ダンジョン逃避行劇かと思いきや、深い人間ドラマがあって、うそーな展開。良かったが、まぁまぁ重たい。